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<title>森に暮らすひまじん日記</title>
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<description>第二の人生を歩む私たち夫婦は、和歌山の生石高原に近い森の中で暮らしています。豊かな自然の恵みにあずかりながら、有機栽培で野菜を育てたり、近くの渓流や海で魚を釣ったりする気ままな日々です。そんな暮らしぶりを綴っています。</description>
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<title>【夫の日記】　鬼の居ぬ間の・・・イカ釣り</title>
<description> 　　ブログを更新するのは久しぶりだ。これまで、おおむね２日か３日に一回書いてきたが、１０日近く更新しなかったのは珍しい。その間、何か忘れ物をしたような気持ちになって落ち着かなかった。　もしかしたら、地下室を作る作業中に負傷した後遺症がひどく、寝込んでいるのではないかと心配して下さる人もいるだろう。でも、順調に回復し、真っ直ぐ歩けるようになっている。新型インフルエンザにも感染せず、しぶとく息をしてい
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<![CDATA[ 　<img src="http://blog-imgs-1.fc2.com/image/e/442.gif"  class="emoji" style="border:none;" />　ブログを更新するのは久しぶりだ。これまで、おおむね２日か３日に一回書いてきたが、１０日近く更新しなかったのは珍しい。その間、何か忘れ物をしたような気持ちになって落ち着かなかった。<br /><br />　もしかしたら、地下室を作る作業中に負傷した後遺症がひどく、寝込んでいるのではないかと心配して下さる人もいるだろう。でも、順調に回復し、真っ直ぐ歩けるようになっている。新型インフルエンザにも感染せず、しぶとく息をしている。<br /><br />　このところ、「鬼の居ぬ間の洗濯」に忙しかったのだ。煙たい人、気づまりな人が居ない間に好きな事をしてくつろぐという意味だから、鬼にされた女房は怒るだろう。要するに、アオリイカ釣りに呆けていたのだ。<br /><br />　女房は１０日ほど前から滋賀に帰った。これ幸いとばかりに、朝早く釣り場に向かい、夕方帰ってくるという生活だ。３連休は娘のマンションで過ごして、再び山小屋に帰った翌日にはまた釣りに出かける。女房は「疲れないの？」と言うが、とんでもない。命の洗濯をさせてもらっている。<br /><br />　アオリイカ釣りは、これからがベストシーズンだ。この釣りはエキサイティングだから飽きることがない。それに、イカの王様と言われるので甘くて美味しい。刺身はもちろんだが、ゲソの天麩羅もなかなかのもの。エンペラはお好み焼きに入れると、これまたいい。チンゲン菜のあんかけは女房の好物だ。　<br /><br />　人里から遠く離れた山奥に住んでいるので、不意の客があってもロクなご馳走が出来ない。そんな時、アオリイカを振る舞うと喜ばれる。冷凍しても味が変わらないので、せっせと冷凍保存しているのだ。だからイカのストックはいくらあってもいいし、山小屋暮らしの保存食と言ってもいい。<br /><br />　ただ、釣りは期待したほどの釣果が得られなかった。一番多い時で５杯、最低で１杯。平均すると２、３杯だ。ただ、１０５０グラムを筆頭に大きいイカが結構釣れたので、重量からするとまずまずだった。<br /><br />　今日、女房が山小屋に帰ってくるので、鬼の居ぬ間の洗濯はひとまずお休み。しばらく大人しくしていようと思うが、明日、明後日は天気がいいとの予報。悪い虫が動き出しそうである・・・。<br /><br /><a href="http://blog-imgs-35.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091125080506.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-35.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091125080506.jpg" alt="vcm_s_kf_repr_468x351_20091125080506.jpg" border="0" width="468" height="351" /></a><br /><br /><a href="http://blog-imgs-35.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091125080547.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-35.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091125080547.jpg" alt="vcm_s_kf_repr_468x351_20091125080547.jpg" border="0" width="468" height="351" /></a><br />　 ]]>
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<dc:subject>釣り</dc:subject>
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<title>【夫の日記】　地下室は出来たが、無様な負傷・・・</title>
<description> 　　ゴムボートや船外機などの釣り具、燻製器など諸々の道具が山小屋を手狭にしている。女房はいつも文句を言うが、自分も農作業の道具や肥料、燻炭などをそこら辺に置きっ放しにしており、時々つまずいたりするので困る。　そこで物置用の地下室を作ってやろうと、思い立った。私の不器用さを知っている女房は、この大胆な計画に冷やかである。まあ、見ておれ。　山小屋は山の斜面に建っており、その３分の１ほどが空中にせり出し
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<![CDATA[ 　<img src="http://blog-imgs-1.fc2.com/image/e/447.gif"  class="emoji" style="border:none;" />　ゴムボートや船外機などの釣り具、燻製器など諸々の道具が山小屋を手狭にしている。女房はいつも文句を言うが、自分も農作業の道具や肥料、燻炭などをそこら辺に置きっ放しにしており、時々つまずいたりするので困る。<br /><br />　そこで物置用の地下室を作ってやろうと、思い立った。私の不器用さを知っている女房は、この大胆な計画に冷やかである。まあ、見ておれ。<br /><br />　山小屋は山の斜面に建っており、その３分の１ほどが空中にせり出している。その三角形の空間にコンパネを水平に敷き、透明の波板で囲いをすれば地下室ができるのだ。<br /><br />　構造をうまく書けないので分かりにくいと思うが、ともかく、作業は試行錯誤を繰り返しながらも一応順調に進んだ。ところが、作業も終わりに近づいたころ、えらい災難に見舞われたのだ。<br /><br />　斜面に置いていたコンテナを取ろうとした時、バランスを崩して後ろ向きにもんどり返った。よく覚えていないが、斜面を３回転か４回転したと思う。そしてベランダのコンクリの基礎に左腰をしたたかに打ち付けた。<br /><br />　私はサツキの繁みに頭を突っ込み、仰向きになったまま身動きできない。唇から血が滲んでおり、あちこち痛い。腰の骨が折れたと思った。誇張して書いているのではない。<br /><br />　私の悲鳴とコンテナが転がる大きな音を聞いた女房が家から出てきた。カエルのようなあられもない姿を見て、クスクス笑っている。いくらなんでも不謹慎だろう。「早く手を貸してくれ。痛いので静かに起こしてや」と頼み、やっと繁みから抜け出した。<br /><br />　しばらくその場に座り込み、呼吸を整えた。女房の肩を借りて立ち上がって歩いてみる。腰がくだけるようになるが、どうやら骨は折れていないみたいだ。風呂に入って分かったことだが、腰や足に痣ができていた。<br /><br />　痛くてうまく歩けないが、まあ、不幸中の幸いだった。転ぶような所ではないのに、どうしてあんなことになったのだろう。そういえば最近、時々バランスを崩すことがある。年をとったのか、三半器官がおかしいのか。そんな自分が情けなくてしようがない。<br /><br />　地下室とは書いたものの、そんな大層なものではない。下の写真を見れば馬鹿にされそうだが、私にすれば良く出来た方である。ただし、不本意な隙間が出来てしまい、今日の強い雨が中に侵入してきて床を濡らしていた・・・。<br /><br /><a href="http://blog-imgs-35.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091117104658.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-35.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091117104658.jpg" alt="vcm_s_kf_repr_468x351_20091117104658.jpg" border="0" width="468" height="351" /></a><br /><br /><br /> <br /><br />　<br /><br />　 ]]>
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<title>【夫の日記】　干し柿作りに忙しい</title>
<description> 　　柿は、私たちが暮らす和歌山の特産品だ。高野山の登り口近くにある九度山町を通りかかると、「日本一の柿」という大看板が立っている。生産量を誇っているのか、味の良さを自慢しているのかよく分らないが、まあ、それなりの根拠があるのだろう。　とにかく柿が安いのでうれしい。ここ生石山のいたる所に無人販売所があり、富有柿５、６個入って１００円である。これらは出荷できないキズもので、大きさも不ぞろいだが、甘くて
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<![CDATA[ 　<img src="http://blog-imgs-1.fc2.com/image/e/452.gif"  class="emoji" style="border:none;" />　柿は、私たちが暮らす和歌山の特産品だ。高野山の登り口近くにある九度山町を通りかかると、「日本一の柿」という大看板が立っている。生産量を誇っているのか、味の良さを自慢しているのかよく分らないが、まあ、それなりの根拠があるのだろう。<br /><br />　とにかく柿が安いのでうれしい。ここ生石山のいたる所に無人販売所があり、富有柿５、６個入って１００円である。これらは出荷できないキズもので、大きさも不ぞろいだが、甘くておいしい。まともな値段で買うのが馬鹿らしくなる。<br /><br />　去年のことだが、車で走っていて道に迷い、ふと農家の軒下を見ると柿がコンテナにいっぱい入っていて、「自由にお持ち帰り下さい」と書いてあった。柿は平種柿で、富有柿の季節になったので不要になったのだろう。<br /><br />　半分くらいいただくつもりだったが、女房は私の制止を振り払い、すべてを持ち帰ろうとコンテナを持ち上げている。私にも欲が出てきて、不本意ながら車のトランクに放り込むのを手伝ってしまったのだが・・・。<br /><br />　いつかこんなこともあった。滋賀の自宅に帰る途中、畑に富有柿が山のように捨ててあるのだ。良さそうな柿を選んで拾い、段ボール箱に詰めて持ち帰った。ご近所や知人に、いかにも買って来たような顔をしてお土産として差し上げ、大いに喜ばれた。<br /><br />　この季節になると、私たち夫婦は干し柿作りに忙しい。渋柿は毎年、地元産品を売っている店で買うのだが、昨日、散歩のついでに生石高原のレストハウスに立ち寄ると、渋柿を売っていた。<br /><br />　１個２０円の安さである。柿の蔕（へた）は吊るしやすようにＴの字のように切られている。収穫する苦労も思うと、何か申し訳ないような値段である。とりあえず１００個買ったが、あと２００個くらいは買おうと思っている。<br /><br />　毎年干し柿を作っているが、カビが生えるなど満足に仕上がった試しがない。北側に面した山小屋の軒下に吊るしているのが良くないらしい。霧がが多いうえ、雨が当たる時もある。小まめに世話をすればいいのだが・・・。<br /><br />　今年からは雨が当たらない南側の軒下に吊るすことにした。風通しがよくないので出来上がりが少し心配だ。さて、子供や人様にあげられるような干し柿に仕上がるだろうか。と言っても、食べるにはまだ早いのに、試食、試食を繰り返すので、何ほども残らない。<br /><br /><a href="http://blog-imgs-35.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091115135447.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-35.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091115135447.jpg" alt="vcm_s_kf_repr_468x351_20091115135447.jpg" border="0" width="468" height="351" /></a><br /><br /><a href="http://blog-imgs-35.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091115135516.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-35.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091115135516.jpg" alt="vcm_s_kf_repr_468x351_20091115135516.jpg" border="0" width="468" height="351" /></a><br />　<br /><br />　<br /><br />　 ]]>
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<title>【夫の日記】　カヤの実・・・昔のあの味はどこへ</title>
<description> 　　今日もまた雨が降っている。先日の雨は半端ではなかった。まるで台風のような風と一緒に吹きつけてきて、顔に当たると痛い。屋根に当たる音もやかましく、眠れたものではなかった。　数日来の雨で、紅葉した葉っぱが散ってしまい、木々は寒々としている。ここ生石山にはウリハダカエデが群生しており、手のひらほどもある大きな葉は黄色から赤色に移ろいつつある。これが散って路上にべったりと張り付いており、退職されたご亭
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<![CDATA[ 　<img src="http://blog-imgs-1.fc2.com/image/e/446.gif"  class="emoji" style="border:none;" />　今日もまた雨が降っている。先日の雨は半端ではなかった。まるで台風のような風と一緒に吹きつけてきて、顔に当たると痛い。屋根に当たる音もやかましく、眠れたものではなかった。<br /><br />　数日来の雨で、紅葉した葉っぱが散ってしまい、木々は寒々としている。ここ生石山にはウリハダカエデが群生しており、手のひらほどもある大きな葉は黄色から赤色に移ろいつつある。これが散って路上にべったりと張り付いており、退職されたご亭主が目をそむけたくなる濡れ落ち葉の様相だ。<br /><br />　山小屋の中に閉じ籠もっていると気持ちも塞ぐので、女房と日帰り温泉に行くことにした。有田川沿いに車で２０分ほど走ると、清水温泉がある。この日はレディースデーで、女房は半額の３００円のはずである。<br /><br />　温泉の２キロほど手前に、「あらぎの里」という道の駅があるので立ち寄った。富有柿が６、７個入って１００円は安かった。柚子は５個でこれも１００円。女房の好きな栗饅頭、燻製用の木綿豆腐２丁なども買った。<br /><br />　売り場の隅っこに置いてある小さなビニール袋に目がとまった。と言うより、釘付けになった。袋にはカヤの実が入っているではないか。３、４０個ほど入っていて２００円だ。迷わず２袋を買った。<br /><br />　カヤの実は懐かしい。子供のころのおやつだった。近くの神社に大きなカヤの木があって、みんな競うように実をとった。緑色の果肉をむくと、ピスタッチオを大きくした細長い実がでてくる。灰を入れた水に浸しておいて灰汁を抜くのだ。<br /><br />　鉄鍋で煎り、硬い殻を割って食べる。子供のころ、こんなうまいものはないと思ったものだ。いま、何十年かぶりに食べてみた。香ばしく、油分たっぷりの実からは懐かしい味がしたが、子供のころのように美味しいとは思わなかった。<br /><br />　人間の舌は不確かなもので、食生活の環境や年齢とともに変化していく。ロクなおやつがなかった少年時代に比べると現代人の舌は肥えているだろうが、それにしても舌はどこか身勝手で、腹立たしい。かつてカヤの実に感激した思いが強いだけに、尚更、そんな思いがするのだ。<br /><br />　道の駅で豆腐を買ったのは、燻製のレシピ集に「その舌ざわりは極上のチーズだ」と書いてあったからだ。レシピ通りにスモークしたが、燻製の香りがするただの豆腐だった。やり方が悪いと言われればそれまでだ。しかし、いくらなんでも「極上のチーズ」とは誇張が過ぎる。<br /><br />　これと同様、今の世は味の誇張があふれ、落胆や失望、怒りを買っている。特に許し難いのはテレビの食べ物番組だ。レポーターやゲストは、目をつむったり、白目をむいたりして「おいしい！なぜ？どうして？」と感激したフリをしている。<br /><br />　また馬鹿をやっておるわいと、すぐチャンネルを変えるのだが、そもそも味覚はどの人にとっても等しいものではない。思い出、習慣、思い入れなどその人の人生と深く結び付いているのだ。それを一律に、しかも誇張して「美味しい」と言う馬鹿なテレビ番組が闊歩している。<br /><br />　ただし、奥方の手料理にだけはケチをつけてはいけない。円満、円満・・・。<br /><br /><a href="http://blog-imgs-35.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091113095341.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-35.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091113095341.jpg" alt="vcm_s_kf_repr_468x351_20091113095341.jpg" border="0" width="468" height="351" /></a><br /><br /><br />　 ]]>
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<title>【夫の日記】　煙草税・・・ＮＨＫ、新政権に申し上げる</title>
<description> 　　ここ生石山では今、ムベの実が赤紫色に色づき、食べごろを迎えている。ムベはアケビと同じ蔓性の植物だが、熟すと実が二つに割れるアケビとは違い、こちらは割れない。　実を割ると、中に種が詰まっており、その周りをゼリー状の果汁がねっとりとまとわりついている。これがとても甘い。種をプッ、プッと飛ばしながら素朴な味わいを楽しむのだ。それに、赤紫色の実は美しく、居間に置いておくと妙に心がなごむる。　西日本の山
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<![CDATA[ 　<img src="http://blog-imgs-1.fc2.com/image/e/451.gif"  class="emoji" style="border:none;" />　ここ生石山では今、ムベの実が赤紫色に色づき、食べごろを迎えている。ムベはアケビと同じ蔓性の植物だが、熟すと実が二つに割れるアケビとは違い、こちらは割れない。<br /><br />　実を割ると、中に種が詰まっており、その周りをゼリー状の果汁がねっとりとまとわりついている。これがとても甘い。種をプッ、プッと飛ばしながら素朴な味わいを楽しむのだ。それに、赤紫色の実は美しく、居間に置いておくと妙に心がなごむる。<br /><br />　西日本の山地に多く自生しているそうだ。私が生まれた近江はムベの産地として有名で、何年か前から皇室に献上していると聞いた。１０世紀の延喜式に鮒寿司とともに献上した記録が残っており、これを１０００年以上の時を超えて復活させたということだろう。<br /><br />　「むべなるかな」という言い方があるのはご存じの通り。近江では次のような言い伝えがあるので、私には馴染みが深い。<br /><br />　古代から猟場として知られる蒲生野に、天智天皇が狩りに出かけた。そこで８人もの男の子に恵まれた壮健な老夫婦に出会った。天皇は「どうしてそのように長寿なのか」と聞いたところ、夫婦は「ここで採れるムベという無病長寿の果物を毎年秋に食べている」と答えた。天皇はこれを食して「むべなるかな」と得心したと伝えられる。<br /><br />　さて話は転じて・・・。ＮＨＫのニュースを見ていたら、世論調査の結果を報じていた。最初の項目は煙草税引き上げの是非についてである。賛成は５０数％、反対は２０％だった。う～ん、「むべなるかな」。<br /><br />　この場合、ムベを引き合いに出すのは誤りだと承知している。ＮＨＫの報じ方に得心していないのだ。報道というものは、このように数字だけを生のまま放り投げるのは誤りである。<br /><br />　煙草を吸わない人が引上げに賛成するのは当たり前田のクラッカーである。日ごろ煙草の煙に迷惑し、１箱１０００円、２０００円になっても屁とも思わない人たちだ。片や引き上げ反対の２０％は、ほとんどが愛煙家だろう。<br /><br />　税引き上げの是非は、煙草という嗜好の傾向と直接結びつくので、そもそも世論調査にふさわしくない。喫煙率と並べてそのように解説するならまだしも、「ほれ、こんなに賛成しているぞ」と世論を操作するような報道姿勢は許せないのだ。<br /><br />　文句を言うついでに、新政権にも一言申し上げる。政策がバラマキかどうかはともかく、余り文句の出ない煙草税で財源不足を補おうというのは姑息である。国民の多くは国の巨額の借金を知っているし、社会保障にも不安を持っており、消費税の引き上げは避けて通れない。新政権はそれを４年間も凍結するという。<br /><br />　消費税を論議せず、唐突に煙草税を持ち出すのは、闇撃ちのようなものだ。これはある意味で、国家が個人の嗜好に口を出しているに等しい。つまり、一箱５００円、６００円になれば貧乏人は煙草を吸うなとなる。大袈裟ではなく、国民統治の根幹にかかわる問題である。<br /><br />　長妻厚生労働大臣は「煙草は健康に悪いので理解を得られるのでは・・・」と引き上げのもっともらしい理屈をこねている。愛煙家への優しい心づかいのように聞こえるが、余計なお世話だ。私たち愛煙家は「早死に」を覚悟して気持ちよく紫煙を吸い込んでいる。息を引き取るときは、「最後に一服」と言って潔くあの世へ旅立つのだ。<br /><br />　政府の政策もNHKの報道も、国民が「むべなるかな」と納得、得心しなければならない。<br /><br /><a href="http://blog-imgs-35.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091110155443.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-35.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091110155443.jpg" alt="vcm_s_kf_repr_468x351_20091110155443.jpg" border="0" width="468" height="351" /></a><br /><br /><a href="http://blog-imgs-35.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091110155517.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-35.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091110155517.jpg" alt="vcm_s_kf_repr_468x351_20091110155517.jpg" border="0" width="468" height="351" /></a><br /> ]]>
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<title>【夫の日記】　森のお勉強に行く</title>
<description> 　　和歌山県立博物館の学芸員たちが案内してくれる植物観察会に夫婦で参加した。定期的に開かれている催しで、これまでにも何回か参加している。様々な植物について実地で学ぶとても良い機会なので、いつも楽しみにしているのだ。　しかし悲しいかな、こうしてブログの文章を書きながら復習してみると、教えてもらった木の名前や特徴など大半を忘れてしまっている。昔から物覚えが良くない上に、年をとって一層ひどくなっているよ
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<![CDATA[ 　<img src="http://blog-imgs-1.fc2.com/image/e/448.gif"  class="emoji" style="border:none;" />　和歌山県立博物館の学芸員たちが案内してくれる植物観察会に夫婦で参加した。定期的に開かれている催しで、これまでにも何回か参加している。様々な植物について実地で学ぶとても良い機会なので、いつも楽しみにしているのだ。<br /><br />　しかし悲しいかな、こうしてブログの文章を書きながら復習してみると、教えてもらった木の名前や特徴など大半を忘れてしまっている。昔から物覚えが良くない上に、年をとって一層ひどくなっているようだ。それなりに向学心を持っているのだが、これだから困ったものである。<br /><br />　観察会は晴天の日曜日に行われた。紀伊半島北西部の白馬（しらま）山から城が森山に至る標高１０００メートル前後の林道を歩きながら、樹木の見分け方を学んだ。その一帯には、ブナやヒメシャラ、モミ、トウヒなどの大木が林立している。<br /><br /><a href="http://blog-imgs-35.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091109165423.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-35.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091109165423.jpg" alt="vcm_s_kf_repr_468x351_20091109165423.jpg" border="0" width="468" height="351" /></a><br /><br /><a href="http://blog-imgs-35.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091109165643.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-35.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091109165643.jpg" alt="vcm_s_kf_repr_468x351_20091109165643.jpg" border="0" width="468" height="351" /></a><br /><br /><br />　木肌がすべすべしているヒメシャラの前で、学芸員が「奥様を抱きしめるように、木を抱いて頬ずりをして下さい」という。少し恥ずかしかったが、抱いてキスまでしてしまった。なんと、木が冷たいのだ。夏の登山では、ヒメシャラを抱いてひと時の涼を楽しむのだそうだ。<br /><br /><a href="http://blog-imgs-35.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091109165807.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-35.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091109165807.jpg" alt="vcm_s_kf_repr_468x351_20091109165807.jpg" border="0" width="468" height="351" /></a><br /><br />　林道脇のいたるところでウリハダカエデが美しい紅葉を見せている。黄色や赤色の葉にまじって、赤紫の異様な葉を付ける木があった。樹皮がシカに食べられてはがれている。光合成で作られた澱粉が根の養分として樹皮の内側を伝って下るのだが、樹皮が傷つけられたため葉に澱粉質が蓄積されて赤紫色になっているのだという。<br /><br /><a href="http://blog-imgs-35.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_351x468_20091109165915.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-35.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_351x468_20091109165915.jpg" alt="vcm_s_kf_repr_351x468_20091109165915.jpg" border="0" width="351" height="468" /></a><br /><br />　峰々のはるか向こうに、枯れたススキの草原が広がっている。私たちの山小屋がある生石高原だ。双眼鏡を覗けば、わが家が見えるかもしれない。寂しく留守番している愛犬ピー助のことを思ったりした。<br /><br />　山小屋の裏手に高さが10メートルはある巨岩がむき出しになっており、しばしばこの上で朝日を眺めることがある。何重にも連なった峰の中ほどに林道が縦走しているのを知っていたが、これが今回訪れた林道だと初めて知った。<br /><br /><a href="http://blog-imgs-35.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091109170035.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-35.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091109170035.jpg" alt="vcm_s_kf_repr_468x351_20091109170035.jpg" border="0" width="468" height="351" /></a><br /><br /><br />　たくさんのことを学んですぐ忘れる体たらくだが、紅葉の秋を満喫し、美味しい弁当を食べて楽しかった。山小屋に帰ると、ピー助がこそこそと机の下に隠れた。居間には靴が転がり、ゴミ箱をひっくり返し、中の物をばらまいていた。留守番をさせた腹いせなのだろう。<br /><br />　　　　　↓　ブナにキツツキが丸い穴を開けていた<br /><a href="http://blog-imgs-35.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091109170205.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-35.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091109170205.jpg" alt="vcm_s_kf_repr_468x351_20091109170205.jpg" border="0" width="468" height="351" /></a><br /><br />　　　　　↓　美味しそうなキノコ。でも月夜ダケという毒キノコらしい<br /><a href="http://blog-imgs-35.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_351x468_20091109170305.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-35.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_351x468_20091109170305.jpg" alt="vcm_s_kf_repr_351x468_20091109170305.jpg" border="0" width="351" height="468" /></a><br /> ]]>
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<dc:subject>山暮らし</dc:subject>
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<title>【夫の日記】　色づく森と草原を歩く</title>
<description> 　　ここ数日、小春日和が続いている。きょう土曜日も朝から暖かい。シャツの上にベストを羽織っただけで散歩に出た。近くの森を歩き、ススキの草原が広がる生石高原まで足を伸ばした。　森の紅葉は、例年に比べてそれほどでもない。台風１８号が尾根伝いのこの森を駆け抜け、紅葉しかけた葉っぱをあらかた吹き飛ばしてしまったのだ。しかし、低木のクロモジはその影響を受けず、黄色の葉が美しい。ハゼの木やウルシの怪しげな赤色
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<![CDATA[ 　<img src="http://blog-imgs-1.fc2.com/image/e/451.gif"  class="emoji" style="border:none;" />　ここ数日、小春日和が続いている。きょう土曜日も朝から暖かい。シャツの上にベストを羽織っただけで散歩に出た。近くの森を歩き、ススキの草原が広がる生石高原まで足を伸ばした。<br /><br /><a href="http://blog-imgs-35.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091107130847.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-35.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091107130847.jpg" alt="vcm_s_kf_repr_468x351_20091107130847.jpg" border="0" width="468" height="351" /></a><br /><br />　森の紅葉は、例年に比べてそれほどでもない。台風１８号が尾根伝いのこの森を駆け抜け、紅葉しかけた葉っぱをあらかた吹き飛ばしてしまったのだ。しかし、低木のクロモジはその影響を受けず、黄色の葉が美しい。ハゼの木やウルシの怪しげな赤色にはドキッとする。<br /><br />　女房が趣味にしている草木染めもそうだが、自然しか醸し出せない色合いがある。「癒される」という言葉は手垢がついて好きではないが、森や草原の色の変化を見ていると、ついそんな言葉を使ってみたくなる。<br /><br /><a href="http://blog-imgs-35.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091107130942.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-35.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091107130942.jpg" alt="vcm_s_kf_repr_468x351_20091107130942.jpg" border="0" width="468" height="351" /></a><br /><br /><a href="http://blog-imgs-35.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091107131018.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-35.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091107131018.jpg" alt="vcm_s_kf_repr_468x351_20091107131018.jpg" border="0" width="468" height="351" /></a><br /><br /><br />　森はミステリアスでもある。突然、大きな羽音がして、キジが飛び立つ。遠くから、「コンコンコン」という音がする。キツツキが木肌をほじくっているのだ。時に、シカのような鳴き声も聞こえてくる。草むらがガサッという音を立て、思わず後ずさりする。野鳥か、リスか、マムシか・・・。<br /><br />　森のクマノミズキ、アカカシ、コナラ、アカメガシワ、リョウブ、山桜、エゴなどは分かるが、むしろ名前を知らない木の方が多い。名前を覚え、それがどのような花を咲かせ、実を付けるのか、材は何に使われているかなど知りたいと思う。<br /><br />　私たちが暮らす生石山の中腹に、ミカンを栽培している初老の男性がいる。朴訥という言葉がぴったりの人柄で、飾らない風貌である。時々、山小屋の前を通りかかり、ミカンや野菜を置いていってくれる。<br /><br />　実はこの人、植物に大変詳しいのだ。学者顔負けという人もいる。経歴を聞いたことはないが、多分、独学だと思う。何十年も山や野を歩き、コツコツと積み上げた知識なのだ。図鑑や専門書とは違う生きた植物学と言うべきだろう。<br /><br />　いつか彼と一緒に山を歩いている時、草むらで大きなマムシを見つけ、捕まえ方を教わった。マムシを踏みつけておいて、蔓で輪っかを作って首を縛るのだ。もう一つは、木の枝を蔓で縛ってハサミのようにして挟み付けた。<br /><br />　その一連の所作は驚くべき早さだ。後ずさりしながら妙技に見入った。私はしばしばマムシに出くわすが、真似をしようとは思わない。私はひたすら逃げるだけである。<br /><br />　森を歩いていると、私も彼のように「森の実学」を身につけたいと思う。そうすれば、ますます森が楽しくなるだろう。「森だ、緑だ」と言ってありがたがってる訳ではないし、自然を理屈っぽく語るエコロジストでもないが、今はつくづく、森の中に住んでいて良かったと思っている。<br /><br /><a href="http://blog-imgs-35.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091107131101.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-35.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091107131101.jpg" alt="vcm_s_kf_repr_468x351_20091107131101.jpg" border="0" width="468" height="351" /></a><br /><br /><br /> ]]>
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<title>【夫の日記】　初雪・・・ヒラタケが出た</title>
<description> 　　ちょっと面白い話なので、紹介しよう。それぞれの説話の書き出しが「今ハ昔」で始まる「今昔物語」からの抜粋である。平安時代の書物に親しむような博学、博識ではないので、単なる受け売りに過ぎない。　信濃の国司が任期を終えて京に帰る途中のことだった。場所は信濃と美濃の国境の峠で、国司の乗った馬が橋を踏み外し断崖絶壁の谷底へ真っ逆さまに落ちた。　家来たちは国司が到底生きているとは思わなかった。ところが、谷
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<![CDATA[ 　<img src="http://blog-imgs-1.fc2.com/image/e/451.gif"  class="emoji" style="border:none;" />　ちょっと面白い話なので、紹介しよう。それぞれの説話の書き出しが「今ハ昔」で始まる「今昔物語」からの抜粋である。平安時代の書物に親しむような博学、博識ではないので、単なる受け売りに過ぎない。<br /><br />　信濃の国司が任期を終えて京に帰る途中のことだった。場所は信濃と美濃の国境の峠で、国司の乗った馬が橋を踏み外し断崖絶壁の谷底へ真っ逆さまに落ちた。<br /><br />　家来たちは国司が到底生きているとは思わなかった。ところが、谷底から「籠に縄をつけて下ろせ」という国司の叫び声が聞こえた。命令通り籠を下ろしたが、引き上げる籠が軽い。中を見ると、ヒラタケがいっぱい入っていた。<br /><br />　再び籠を引き上げると、国司がヒラタケ３株を抱えながら上がってきた。国司が言うには、途中の大木に引っ掛かり命拾いしたが、その木にたくさんヒラタケが生えていたので、手が届く範囲で採ってきたという。まだたくさんあったので、「宝の山を前に、もったいないことをした」とため息をついたのだそうだ。<br /><br />　京育ちの貴族は、任地に赴いて初めて食べたヒラタケが余程おいしかったのだろう。木にぶら下がりながら、命がけでヒラタケを採る光景はまことに滑稽だが、平安の昔からヒラタケの美味しさを物語る話だろう。<br /><br />　前置きが長くなったが、わが山小屋で栽培しているヒラタケが出始めたのだ。大人げないが、少々興奮気味である。というのは、ホダ木に菌を植えてふた夏過ぎないと出てこないと言われるのに、1年目から出たので喜びもひとしおなのだ。多分、ホダ木を短く伐って埋め込んだのが良かったのだろう。<br /><br />　顔を出したヒラタケはまだ５００円玉くらいの大きさだ。黒っぽい灰色で、表面が光っている。食べられるまであとしばらくかかりそうだ。天麩羅にするか、炊き込みご飯の具にするか、鍋に入れるか・・・。ネットでレシピを調べてわくわくしている。<br /><br />　山の仲間の所では一足早く収穫出来たらしい。どこで習ったのか知らないが、油で炒めたヒラタケの上にチーズとパン粉をふりかけてオーブンで焼いた。「いやー、うまかった」という同じ話を４回も５回も聞かされているので、まんざら嘘ではなかろう。<br /><br />　市販されている「シメジ」はヒラタケで、おが屑で栽培されているらしい。野生のものとは味はもちろん大きさも歯ざわりも劣るだろうが、それでも原木栽培のヒラタケは市販のそれと比べて雲泥の差があると聞く。<br /><br />　木枯らし第一号が吹いて、標高８００メートル余りのわが山小屋にも薄っすらと雪が積もった。足早に秋が深まり、キノコが活性化する。ナメコは終わったが、存分に風味と舌ざわりを楽しませてくれた。シイタケはかなり大きくなっている。次はヒラタケである。「香り松茸、味シメジ」の言葉に心が躍る・・・。<br /><br /><a href="http://blog-imgs-35.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091103073433.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-35.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091103073433.jpg" alt="vcm_s_kf_repr_468x351_20091103073433.jpg" border="0" width="468" height="351" /></a><br /><br /><a href="http://blog-imgs-35.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091103073520.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-35.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091103073520.jpg" alt="vcm_s_kf_repr_468x351_20091103073520.jpg" border="0" width="468" height="351" /></a><br /><br /><a href="http://blog-imgs-35.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091103073554.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-35.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091103073554.jpg" alt="vcm_s_kf_repr_468x351_20091103073554.jpg" border="0" width="468" height="351" /></a><br /><br /><br /><br /><br />　　<br /><br /> <br /><br /> ]]>
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<title>【夫の日記】　夜も集う、森の宴会</title>
<description> 　　４日連続となった野外の宴会も１６人が参加して盛況だった。　生石山の広場に常設しているドラム缶に丸太を放り込んで火を熾す。私が持ち込んだ大鍋は、ドラム缶にすっぽりはまり、ちょうどいい具合だ。３０分もすると、鍋が煮立ってきた。　女性たちが刻んだ白菜やシイタケ、菊菜、大根、ゴボウに、各自持ち寄った豚肉を入れる。勢いよく湯気が上がったところで大量の味噌を溶かせば出来上がりだ。　誰かが特大のウイスキーの
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<![CDATA[ 　<img src="http://blog-imgs-1.fc2.com/image/e/447.gif"  class="emoji" style="border:none;" />　４日連続となった野外の宴会も１６人が参加して盛況だった。<br /><br />　生石山の広場に常設しているドラム缶に丸太を放り込んで火を熾す。私が持ち込んだ大鍋は、ドラム缶にすっぽりはまり、ちょうどいい具合だ。３０分もすると、鍋が煮立ってきた。<br /><br />　女性たちが刻んだ白菜やシイタケ、菊菜、大根、ゴボウに、各自持ち寄った豚肉を入れる。勢いよく湯気が上がったところで大量の味噌を溶かせば出来上がりだ。<br /><br />　誰かが特大のウイスキーの瓶を持ってきた。缶ビールもふんだんにある。食べては飲み、飲んでは食べてテンションが上がってくる。<br /><br />　そこへ、学校の先生をしている独身女性２人が「仲間に入れて～」と年に似合わない黄色い声を上げてやって来た。ここに工房を持っている彫刻家も「いつもすみません」と言って仲間入り。<br /><br />　学校の先生がブリキ缶を一つ持ってきた。前々から燻製の仕方を教えてほしいと言われていたのだ。缶に穴を開けたり、切り取ったりしなければならないが、仲間の一人が自宅に持ち帰り、加工して帰ってきた。ゆで卵と蒲鉾を入れて、お試しのスモークをしてみた。上出来とはいかなかったが、まあそれなりに燻製の味と香りがする。<br /><br />　鍋には締めくくりの即席ラーメンを入れた。いい出汁が出ているので、これがなかなか美味しいのだ。奥さんが不在の仲間の一人は、羽根を伸ばし過ぎて酔っ払い、ラーメンを半分こぼしブツブツ言っている。<br /><br />　鍋は三分の一ほど残っており、夕方、雑炊をしようということになった。となると、宴会は５連続である。もうこうなったら乗りかかった舟だ。とことんやるで～。<br /><br />　あたりが薄暗くなったころ、再び集まりだした。ドラム缶を囲むように軽トラを止め、ヘッドライトをつけて明るくする。山小屋暮らしの私たちは、保存食として餅を冷凍しているが、まずはこの餅を鍋に入れる。<br /><br />　十三夜の月明かりを楽しみながら、餅を食べ、卵を入れた雑炊を楽しむ。十数人がドラム缶を囲んで立ち食いする光景は、知らない人が見れば異様に思うだろう。山賊一家の集まりか、終戦後の闇市か、はたまた日比谷の派遣村か・・・。<br /><br /><a href="http://blog-imgs-35.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091101071239.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-35.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091101071239.jpg" alt="vcm_s_kf_repr_468x351_20091101071239.jpg" border="0" width="468" height="351" /></a><br /><br /><a href="http://blog-imgs-35.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091101071311.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-35.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091101071311.jpg" alt="vcm_s_kf_repr_468x351_20091101071311.jpg" border="0" width="468" height="351" /></a><br /><br />　　　　　↓　即席のスモークも・・・<br /><a href="http://blog-imgs-35.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_351x468_20091101071353.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-35.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_351x468_20091101071353.jpg" alt="vcm_s_kf_repr_351x468_20091101071353.jpg" border="0" width="351" height="468" /></a><br /><br /><br />　 ]]>
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<dc:date>2009-11-01T07:15:35+09:00</dc:date>
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<title>【夫の日記】　な、なんと４日連続、白昼の宴会</title>
<description> 　　きょう金曜日まで３日間、暖かい日が続いた。来週は冬型の気圧配置になり、寒くなるそうだ。標高の高い山間部には雪が降るとの予報だが、さて、ここ生石山は大丈夫だろうか。　この好天に誘われて、水曜日は生石山に暮らす仲間たちが集まり、バーベキューをした。私のブログが縁で親しくなった大阪のＳさん夫婦も加わるとのことだったので、肉を多めに用意した。　正午、森の広場に次々と軽トラが乗りつけてくる。ドイツ人Ｐは
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<![CDATA[ 　<img src="http://blog-imgs-1.fc2.com/image/e/451.gif"  class="emoji" style="border:none;" />　きょう金曜日まで３日間、暖かい日が続いた。来週は冬型の気圧配置になり、寒くなるそうだ。標高の高い山間部には雪が降るとの予報だが、さて、ここ生石山は大丈夫だろうか。<br /><br />　この好天に誘われて、水曜日は生石山に暮らす仲間たちが集まり、バーベキューをした。私のブログが縁で親しくなった大阪のＳさん夫婦も加わるとのことだったので、肉を多めに用意した。<br /><br />　正午、森の広場に次々と軽トラが乗りつけてくる。ドイツ人Ｐは午前中からドラム缶に火を熾し、薪がガンガン燃えていて暖かい。彼はそういう心遣いができる優しい男だ。<br /><br />　玉ネギ、ジャガイモ、カボチャ、シイタケなどの具材はすべて自家製だ。肉は、オージービーフのステーキ肉。２枚で１０００円もしない。みんなつましい生活をしているので、国産和牛など贅沢はしないし、オージービーフは脂が少ないので、体にもいい。<br /><br />　他愛もない話をしながら、よく食べた。通りかかった顔見知りにも食べてもらう。しかし、Ｓさんは用事があって来られないというから肉がたくさん残った。誰かが「あしたもバーベキューだ」と言い、女房も「やろう、やろう」と調子のいいことを言っている。<br /><br />　私は釣りに行く予定だし、２日連続の肉なんて勘弁してほしいというのが本音だ。「奥さんが参加するのだから、あんたはお好きなように」と、やや棘のある仲間の言葉に甘え、由良湾でボート釣りをした。アオリイカが３杯釣れたから、まずまずだった。<br /><br />　女房の話だと、バーベキュー２日目も生石高原のレストハウスで働く女性たちが参加してにぎやかだったらしい。「明日は鍋をやろうよ」と、またまた誰かが言い出し、３日連続の野外パーティーと相成ったのである。<br /><br />　この森に暮らす仲間は天気が良ければ、こうして集まることが少なくない。互いの仲間意識を高めるのに役立っていると思う。雨や雪が降ったりすると、誰とも話さない日が続くこともある。私は人里離れたこの静かな環境が好きなのだが、たまに集まるのは楽しいものだ。<br /><br />　３日目はカワハギ、エビ、ホタテの鍋である。参加者は飛び入りを含めて11人。「野外で食べると何だってうまいなあ」とフーフー言いながら、ビール片手にこの日もよく食べた。私が釣ったアオリイカの刺身も好評だった。<br /><br />　「寒くなったら、ちゃんこ鍋がいいなあ」と仲間の奥さんが言い出した。すると女房は「うちに大きな鍋があるわよ」と水を向ける。この鍋は廃業した料亭からもらったアルミ製の大鍋で、軽く５０人前くらいの味噌汁が炊けるのだ。<br /><br />　「話は決まった。明日はちゃんこ鍋や」と怪気炎を上げる酔っ払いたち。えーっ４日連続なんて、いくらなんでも・・・と思ったが、とても異議を差し挟む空気ではない。先の奥さんが「冷蔵庫の大掃除よ。何でも持って来てよ」と号令している。<br /><br />　いやはや、とんだ事になった。大失業時代、格差社会、不況、新型インフルエンザ流行・・・厳しい世相をよそ目に、４日連続の白昼の宴会である。私の心はチクリと痛むのである。<br /><br /><a href="http://blog-imgs-35.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091030183445.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-35.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091030183445.jpg" alt="vcm_s_kf_repr_468x351_20091030183445.jpg" border="0" width="468" height="351" /></a><br /><br />　　　　　　↓　前日釣ったアオリイカの刺身は好評だった<br /><a href="http://blog-imgs-35.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091030183514.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-35.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091030183514.jpg" alt="vcm_s_kf_repr_468x351_20091030183514.jpg" border="0" width="468" height="351" /></a><br /> ]]>
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<dc:subject>山暮らし</dc:subject>
<dc:date>2009-10-30T18:40:31+09:00</dc:date>
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<title>【夫の日記】　もみ殻で燻炭を作る</title>
<description> 　　刈り取られた田んぼのあちこちから煙が上がっている。その白い煙は、もみ殻を焼いて燻炭を作っているのだ。深まる秋を実感させる光景である。　わが山小屋からも、連日、燻炭作りの煙が上がっている。女房が耕作する畑に使うので、かなりの量が必要なのだ。女房からの受け売りだが、燻炭は土を清浄し、保温や保湿、保水の効果もある。有機肥料と混ぜて使うと、野菜の根を丈夫にし、元気に育つから野菜作りに欠かせない。　もみ
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<![CDATA[ 　<img src="http://blog-imgs-1.fc2.com/image/e/446.gif"  class="emoji" style="border:none;" />　刈り取られた田んぼのあちこちから煙が上がっている。その白い煙は、もみ殻を焼いて燻炭を作っているのだ。深まる秋を実感させる光景である。<br /><br />　わが山小屋からも、連日、燻炭作りの煙が上がっている。女房が耕作する畑に使うので、かなりの量が必要なのだ。女房からの受け売りだが、燻炭は土を清浄し、保温や保湿、保水の効果もある。有機肥料と混ぜて使うと、野菜の根を丈夫にし、元気に育つから野菜作りに欠かせない。<br /><br />　もみ殻は知り合いの農家からもらっている。先週と今週の２回に分け、軽トラに満載して運んだ。女房はそれでもまだ足りないという。燻炭を園芸店などで買うと、５０リットルで７００円ほどもするのだから、女房が欲張るのも無理はない。<br /><br />　盛り上げたもみ殻の中央に窪みを作り、そこに落ち葉を置いて火を付ける。やがてかすかな煙が上がり始めるが、決して燃え上がったりはせず、次第に黒く燻されていく。５０リットルほどのもみ殻が燻炭になるまでには丸１日かかるので、なかなか面倒な作業である。<br /><br />　落ち葉集めも女房の日課だ。山小屋裏に囲いを作り、ここに生ゴミやヌカを混ぜて積み重ね、シートをかぶせて寝かせておく。これも有機栽培に欠かせない栄養たっぷりの肥料となるのだ。<br /><br />　日本三大美人湯で知られる龍神温泉の旅館の支配人から聞いた話だが、秋になると落ち葉を拾う人が次々と来て、あたりの落ち葉がすっかりなくなると言うのだから驚きだ。有機栽培を目指す人たちが増えている証拠だろう。ここ生石山にも大型トラックで集めに来る人もいるが、まだまだ無尽蔵にあるので心配はない。<br /><br />　私は女房に「畑の楽しみを奪ってはいけないから」と屁理屈をこね、農作業には手を出さない。ただ、落ち葉集めだけは結構な労力が必要なので、渋々手伝っている。新鮮で、美味しい野菜を食べさせてくれるので仕方なかろう。<br /><br /><a href="http://blog-imgs-35.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091025180912.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-35.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091025180912.jpg" alt="vcm_s_kf_repr_468x351_20091025180912.jpg" border="0" width="468" height="351" /></a><br /><br /><a href="http://blog-imgs-35.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091025180940.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-35.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091025180940.jpg" alt="vcm_s_kf_repr_468x351_20091025180940.jpg" border="0" width="468" height="351" /></a><br /><br /><a href="http://blog-imgs-35.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091025181010.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-35.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091025181010.jpg" alt="vcm_s_kf_repr_468x351_20091025181010.jpg" border="0" width="468" height="351" /></a><br /><br /><br /><br /><br />　<br /><br />　 ]]>
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<dc:subject>山暮らし</dc:subject>
<dc:date>2009-10-26T08:12:22+09:00</dc:date>
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<title>【夫の日記】　ブログ仲間のご訪問・・・不覚、釣りで留守</title>
<description> 　　今週はよい天気が続き、空気も乾燥している。山小屋に防腐剤を塗る絶好の日和だ。塗装は今年の宿題になっていたので、意を決して作業にとりかかった。　山小屋は建てて１６年になる。太い丸太を使った立派なログハウスではない。和歌山県の龍神森林組合が開発した間伐材の角ログの家である。見栄えはそれほど良くないが、さすが森林組合の建築だから、惜しみなく木が使われている。　木の家は手入れ次第だ。定期的に防腐剤を塗
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<![CDATA[ 　<img src="http://blog-imgs-1.fc2.com/image/e/451.gif"  class="emoji" style="border:none;" />　今週はよい天気が続き、空気も乾燥している。山小屋に防腐剤を塗る絶好の日和だ。塗装は今年の宿題になっていたので、意を決して作業にとりかかった。<br /><br />　山小屋は建てて１６年になる。太い丸太を使った立派なログハウスではない。和歌山県の龍神森林組合が開発した間伐材の角ログの家である。見栄えはそれほど良くないが、さすが森林組合の建築だから、惜しみなく木が使われている。<br /><br />　木の家は手入れ次第だ。定期的に防腐剤を塗っておけば、孫の代まで十分使える。私たちが暮らすこの森には放置に近い家が何軒かあり、壁に穴があいてムササビか何かの棲み家になっている家もある。分譲されて４０年ほどになるので、家主の高齢化でこのような惨状を呈しているのだろう。もったいない話だ。<br /><br />　高所恐怖症の私にとって、塗装作業は苦手である。腹をくくって臨んでいるのだが、梯子を３メートルほど登ると目まいがするのだ。「なぜもう一段登れないの？」と下から叫ぶ女房とよく喧嘩になる。<br /><br />　幸い私たちの仲間に高所を怖がらないとび職のようなピーターがいる。すすんで作業を手伝ってくれたので３日がかりの作業は無事終わった。私が塗った面積はピーターの半分にも満たなかった。<br /><br />　人は笑うが、高所の作業はストレスがたまる。明けて金曜日、ぼーっと１日を過ごすため釣りに行くことにした。山小屋から４、５０分走った所に、滅多に人が来ない磯場がある。道路脇の階段を下りれば、すぐ釣り場である。<br /><br />　狙いはアオリイカだ。生きたアジを泳がせ、ひたすら待つ釣りである。空には美しい飛行機雲が漂い、すがすがしい天気だ。待った甲斐があった。昼前、２回当たりがあり、イカ２杯を手にすることが出来た。<br /><br />　浮き浮きして鼻歌でも歌いたい気分だった。そんな時、携帯電話が鳴った。女房からである。「今、ハカマさんご夫婦がおいでになっているのよ」。えーっ、あのハカマさんが・・・。<br /><br />　ハカマさんとはブログ仲間である（リンクの煙樹ケ浜にアクセスしてみて下さい）。ご夫婦は長い砂浜が続く景勝地・煙樹ケ浜の近くに住んでおられるのだ。関西の自宅を売って、この地に田舎暮らしを実現された。滋賀の自宅を残したままにする私たちと比べて、移住への覚悟のほどが違う。<br /><br />　ブログを拝見していると、ハカマさんは野菜の栽培、釣り、燻製作りなどを、奥さんは陶芸を楽しんでおられ、田舎暮らしを満喫しておられる様子。専門知識を生かした洋風のご自宅も立派である。<br /><br />　同じく和歌山に移住した者同士で、親近感がある。ぜひお会いしたいと思っていたが、ハカマさんに先を越された。女房が電話を代わったので、「今すぐ帰ります。待っていて下さい」とお願いしたが、先の予定があるとのことだった。<br /><br />　次は私たちが煙樹ケ浜をお邪魔する番だ。女房は「気取ったところがなく、すごく感じのいいご夫婦だった。あんたと違って真面目な方よ」と感激していた。ハカマさん、ありがとうございました。<br /><br />　　　↓　塗装が終わって少しきれいになった<br /><a href="http://blog-imgs-35.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091024082007.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-35.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091024082007.jpg" alt="vcm_s_kf_repr_468x351_20091024082007.jpg" border="0" width="468" height="351" /></a><br /><br />　　　↓　イカは３杯。ハカマさんへのお土産と思っていたが・・・<br /><a href="http://blog-imgs-35.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091024082146.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-35.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091024082146.jpg" alt="vcm_s_kf_repr_468x351_20091024082146.jpg" border="0" width="468" height="351" /></a><br /><br /><br />　　<br /> ]]>
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<dc:subject>山暮らし</dc:subject>
<dc:date>2009-10-24T08:23:37+09:00</dc:date>
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<title>【夫の日記】　対等と平等・・・民主党と夫婦関係</title>
<description> 　　私は亭主関白である。いや、かつて亭主関白だったと言うべきだろう。　現役で働いていたころは、女房をアゴでこき使っていた。「ご飯」「風呂」「酒や！」・・・。子育ても全面委任である。女房の家事が、私の給料の半分くらいに相当することは知識として知っていたが、家事の大変さを理解する寛容な心を持ち合わせていなかった。　私の給料は毎月女房の手元に届き、一家が何不自由なく暮らしていけた。だから、「誰のお蔭で食
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<![CDATA[ 　<img src="http://blog-imgs-1.fc2.com/image/e/447.gif"  class="emoji" style="border:none;" />　私は亭主関白である。いや、かつて亭主関白だったと言うべきだろう。<br /><br />　現役で働いていたころは、女房をアゴでこき使っていた。「ご飯」「風呂」「酒や！」・・・。子育ても全面委任である。女房の家事が、私の給料の半分くらいに相当することは知識として知っていたが、家事の大変さを理解する寛容な心を持ち合わせていなかった。<br /><br />　私の給料は毎月女房の手元に届き、一家が何不自由なく暮らしていけた。だから、「誰のお蔭で食っていけるのか」との思いが強く、亭主関白にさせていたのだと思う。<br /><br />　しかし、現役を退いたその日から、私と女房の力関係は劇的に変化したのだ。女房は「対等で平等な関係」を求めたのである。これからお金を稼ぐことがなくなる私は気弱になり、卑屈になり、女房の要求を呑まざるを得なくなった。<br /><br />　以来、少しずつではあるが、食事の用意を手伝ったり、食べた後の食器を流し台に運んだり、それなりに気を遣うようになった。しかし女房はもっと働かせようとする。「対等で平等の関係」とは何と煩わしいものか・・・。<br /><br />　実は、女房への愚痴を言いたいのではない。ゲーツ米国防長官が来日したので、民主党が掲げる「対等で平等な日米関係」について一言申し上げようと思うのだ。そのために、恥ずかしながらわが女房との「対等で平等な関係」を例に上げたまでである。<br /><br />　軍事力や経済力が他国に比べて劣っていても、いかなる国にも誇りはあり、いかなる国にたいしても対等である。国の大小にかかわらず、国連の場でも平等であることは言うまでもない。しかし、現実の世界で、国と国が対等で平等だとは誰も思っていないと思う。<br /><br />　そのような理想を否定するつもりはないが、人類の英知を集めても対等と平等の世界を造り出せるとは思わない。だから私は「対等で平等」という言葉自体、空虚であり、胡散臭いと思っている。<br /><br />　なるほど、日本は米国の「ポチ」という人もいるから対等の関係とは言えないのだろう。基地問題や条約を見ても平等ではないかもしれない。ただ私は日米関係の難しいことがよく分からないので、半端な知識で論じるのは控えたい。<br /><br />　私が言いたいのは「言葉」の持つ「力」についてである。民主党はマニフェストに「対等で平等な日米関係」とあえて書き、政権についた後もそう言い続けている。まことに青っぽい言い方だと思う。言葉は独り歩きして、さまざまな憶測や疑念や軽蔑を招く怖さがある。外交の場において、「対等と平等」を言葉にした瞬間、見下されるし、外交の稚拙さを見破られるだろう。<br /><br />　民主党は政権交代が現実となり、勢い余って前のめりになっているように見える。対米関係を改めようという民主党の思いはよく分かる。しかし、フーテンの寅さんじゃないが、「対等と平等」、それを言っちゃーおしまいよ。あくまでも胸に秘めおけばいいと思う。言葉は想像以上に恐ろしいということを肝に銘じるべきだと思うのだが・・・。<br /><br />　ところで、女房が私に強要する「対等で平等」の関係改善は、ますます勢いを増している。鳩山さんが目をギロリとさせて「対等で平等」とのたまう度に、女房の顔が浮かび、心臓が縮むのだ。<br /><br />　 ]]>
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<dc:subject>山暮らし</dc:subject>
<dc:date>2009-10-22T08:10:28+09:00</dc:date>
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<title>【夫の日記】　粘って１キロのアオリイカ</title>
<description> 　　天気が安定しているので、月曜日、ボートを出すことにした。先週、大アジをたくさん釣り、いい思いをしたのが忘れられない。アオリイカも釣りたいという欲張りな計画だ。　目覚まし時計を午前５時にセットしたつもりが、４時に鳴った。まだ老眼鏡のお世話にならずに済んでいるが、やはり見にくくなっているのだろうか。まあ、釣りは早朝が良いのですぐに出発、真っ暗の山道を下り由良湾に車を走らせた。　漁港に到着すると、若
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<![CDATA[ 　<img src="http://blog-imgs-1.fc2.com/image/e/451.gif"  class="emoji" style="border:none;" />　天気が安定しているので、月曜日、ボートを出すことにした。先週、大アジをたくさん釣り、いい思いをしたのが忘れられない。アオリイカも釣りたいという欲張りな計画だ。<br /><br />　目覚まし時計を午前５時にセットしたつもりが、４時に鳴った。まだ老眼鏡のお世話にならずに済んでいるが、やはり見にくくなっているのだろうか。まあ、釣りは早朝が良いのですぐに出発、真っ暗の山道を下り由良湾に車を走らせた。<br /><br />　漁港に到着すると、若者２人のゴムボートが出港していった。急いで準備し、まずは大アジのポイントへ。すぐにいい型のアジが４匹釣れたが、後が続かない。アオリイカを釣るには、２０センチ以下の小アジを２０匹ほど確保しなければばらないのに、まったく釣れないのだ。<br /><br />　そう言えば、アミエビを買った餌店の店員が気になることを言っていた。「ハマチが物凄く回遊していて、アジが追われてどこかに消えた」。そうは言っても、イカを狙って１日を過ごすには、何としても釣らねばならない。<br /><br />　あちこちうろうろしながら、わずかだが３匹の小アジを釣った。とりあえず、アオリイカを狙ってみることにしよう。最初のアジは速い潮に翻弄されて、泳ぐ力を失っている。お役御免である。<br /><br />　２匹目のアジを付けて投げると、すぐにリールから物凄い勢いで糸が出て止まらない。多分、ハマチが食いついたのだろう。大きく合わせると、がっちり針に掛った。それからが大変だ。リールが逆転して悲鳴を上げている。巻き上げた分だけ、糸が引き出される。<br /><br />　長い時間がかかり、やっと寄ってきた。チラッと魚影が見えた。でかい！ハマチに間違いない。玉網を手元に置き、最後のファイトに備えようとしたその瞬間、２号の糸が切れた。糸が細いので仕方ないだろう。それほど落胆はしなかった。<br /><br />　問題は小アジが残り１匹だけになったことだ。このアジを泳がせ続けたが、イカは乗ってこない。このまま帰るか、それともアジを釣って再びイカを狙うか。迷った末、アジを探してボートを移動していると、ほんの数分間だけ、バタバタと釣れた。まことに幸運だった。<br /><br />　すでに午後３時半だから、イカを狙う時間はわずかしか残されていない。入り江のような磯場にアンカーを入れた。半時間ほど経っただろうか、緩んでいた糸が張った。アジにイカが乗った予感がする。<br /><br />　しばらくすると、糸がジリジリと少しずつ出て行く。イカの重みが竿先に寄りかかっており、こういう場合、大型が多いのだ。待つこと約３分。この緊張感がたまらない。少しずつ寄せ、ヤエンという掛け針をセットし、海中に下ろす。<br /><br />　ヤエンがイカに到達するまでの時間は長い。竿に伝わる感触からかなり大きなイカだと確信する。ジェット噴射を繰り返すのをなだめながら、静かに、静かに寄せる。軽く合わせを入れると、一気に走られた。多分、掛っているだろう。<br /><br />　それから一進一退のやり取りが続く。姿が見えると、墨を吐きながら一気に潜られる。その繰り返しだ。やっと浮かせて玉網ですくったが、錆びていた網の金具が折れてしまった。危ないところところだったが、無事、取り込んだ。<br /><br />　この時期に釣れるイカは大きくて４、５００グラムほどだが、目の前に横たわるイカは１キロはあるだろう。あの時、諦めて帰らずに良かった、良かった・・・。<br /><br /><a href="http://blog-imgs-35.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091020085931.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-35.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091020085931.jpg" alt="vcm_s_kf_repr_468x351_20091020085931.jpg" border="0" width="468" height="351" /></a><br /><br /><a href="http://blog-imgs-35.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091020090004.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-35.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091020090004.jpg" alt="vcm_s_kf_repr_468x351_20091020090004.jpg" border="0" width="468" height="351" /></a><br /> ]]>
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<dc:subject>釣り</dc:subject>
<dc:date>2009-10-20T09:00:46+09:00</dc:date>
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<title>【夫の日記】　秋深まり、ナメコ収穫</title>
<description> 　　肌寒い朝夕の気温で、深まる秋を感じる。しかし、木々の紅葉は例年に比べると少し様相が異なる。台風１８号の強風で、紅葉しかけた葉っぱがあらかた吹き飛ばされて、残った葉はまだ緑のままである。　ある一定の気温になるとキノコが活動を始めるのだが、油断をしていると、とんでもないことになる。１週間ほど前、久しぶりにナメコの原木を埋めている杉林に入ると、１本の原木からニョキニョキと出ているではないか。すでに開
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<![CDATA[ <a href="http://blog-imgs-34.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091018080209.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-34.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091018080209.jpg" alt="vcm_s_kf_repr_468x351_20091018080209.jpg" border="0" width="468" height="351" /></a><br /><br /><br />　<img src="http://blog-imgs-1.fc2.com/image/e/442.gif"  class="emoji" style="border:none;" />　肌寒い朝夕の気温で、深まる秋を感じる。しかし、木々の紅葉は例年に比べると少し様相が異なる。台風１８号の強風で、紅葉しかけた葉っぱがあらかた吹き飛ばされて、残った葉はまだ緑のままである。<br /><br />　ある一定の気温になるとキノコが活動を始めるのだが、油断をしていると、とんでもないことになる。１週間ほど前、久しぶりにナメコの原木を埋めている杉林に入ると、１本の原木からニョキニョキと出ているではないか。すでに開き切った傘の裏側が茶色に変色していて食べられない。<br /><br />　それ以来、毎日見回るようにしている。きのうは食べごろのナメコを数十個収穫した。鮮やかな黄色で、ヌメリがピカピカ光っている。<br /><br />　朝ご飯はナメコ汁、昼はうどんの上に載せた。夜は大根おろしにポンズでいただいた。大きいので食べ応えがあり、プリプリの食感が楽しい。<br /><br />　ナメコには美白効果や骨粗しょう症を防ぐ成分が含まれているという。だから女房は大喜びだ。「ヌメリを顔に塗ったらすべすべになるかしら」などと本気になっている。<br /><br />　これから１０本の原木から次々と出てくる。とても私たち夫婦では食べきれない。それほど保存がきかないので、山暮らしの仲間におすそ分けすることになる。<br /><br />　ナメコの次は、ヒラタケやクリタケが出てくるはずだ。最後はシイタケが大量に収穫できる。いずれも多くの原木があるので、売るほど採れるのだ。<br /><br />　山小屋の近くにあある生石高原のレストハウスでは、色々な地元産品をかなり安く売っている。「１パック３００円くらいで出してみるか」と冗談半分、本気半分で女房と話し合っている。獲らぬ狸の皮算用・・・。<br /><br /><a href="http://blog-imgs-34.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091018080251.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-34.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091018080251.jpg" alt="vcm_s_kf_repr_468x351_20091018080251.jpg" border="0" width="468" height="351" /></a><br /><br /><a href="http://blog-imgs-34.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091018080324.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-34.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091018080324.jpg" alt="vcm_s_kf_repr_468x351_20091018080324.jpg" border="0" width="468" height="351" /></a><br /><br /><a href="http://blog-imgs-34.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091018080406.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-34.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091018080406.jpg" alt="vcm_s_kf_repr_468x351_20091018080406.jpg" border="0" width="468" height="351" /></a><br /> ]]>
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<dc:subject>山暮らし</dc:subject>
<dc:date>2009-10-18T08:07:03+09:00</dc:date>
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<title>【夫の日記】　古里は合併の渦の中・・・　</title>
<description> 　　私にとって５０年ぶりの顔ぶれが多かった。昨日開かれた小学校の同級会である。「おー、ヨシオ」「お前、キヨシだよね」とすぐに思い出す人もいた反面、どうしても思い浮かばない人もいた。　逆に私に対しては、多くの女性から「あんた誰？」と言われる始末である。故郷を離れて久しいということもあるが、かつてのかわいいお坊ちゃまの変貌ぶりが余りにも激しかったのだろう。これまでの人生の軌跡が顔かたち、風貌を激変させ
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<![CDATA[ 　<img src="http://blog-imgs-1.fc2.com/image/e/449.gif"  class="emoji" style="border:none;" />　私にとって５０年ぶりの顔ぶれが多かった。昨日開かれた小学校の同級会である。「おー、ヨシオ」「お前、キヨシだよね」とすぐに思い出す人もいた反面、どうしても思い浮かばない人もいた。<br /><br />　逆に私に対しては、多くの女性から「あんた誰？」と言われる始末である。故郷を離れて久しいということもあるが、かつてのかわいいお坊ちゃまの変貌ぶりが余りにも激しかったのだろう。これまでの人生の軌跡が顔かたち、風貌を激変させたのか・・・。<br /><br />　同級会の会場は、琵琶湖最北端に位置する余呉湖畔の国民宿舎である。周囲４キロ余りの小さなこの湖は、秀吉と柴田勝家が戦った古戦場だ。羽衣伝説や菅原道真にまつわる言い伝えなどが残る伝説の湖でもある。<br /><br />　北陸線余呉駅から国民宿舎まで３キロちょっとの距離だ。爽やかな秋晴れの中、会場まで歩こうと思った。田んぼの畦道を歩いたり、湖畔の細い道を辿ったり。「ふるさとの山は遠きにありて思ふもの・・・」。白秋の一節を口ずさみながら・・・。<br /><br />　小さな桟橋に古老がいて、しばらく話し込んだ。「さっぱり魚が獲れなくなってねえ。水が悪いんだよ。民宿にはたくさんの客が来たが、今は車できて、帰ってしまうよ」。<br /><br />　その古老が手にするバケツにブルーギルやブラックバスの外来魚が半分ほど入っていた。漁協が買い取ってくれるのだというが、いくらにもならない量である。わずかな小遣いだろうが、何回かためれば孫におもちゃの一つも買ってやれるのだろう。<br /><br />　なるほど、湖面にはおびただしいアオコが浮いていた。子供の頃は底まで見えたのに、今は水が死んでいる。湖の中央に酸素を送る装置があるが、電気代がかさむので止めてあるという。地方は疲弊しているのだ。<br /><br />　金木犀の甘い香りが漂う集落を過ぎると、深い森になった。秀吉軍の伏兵が潜んだ神社、血の槍を洗った湧き水の池など伝説の場所で足を止めながら歩いた。５５分で国民宿舎に着いた。<br /><br />　同級会の幹事で地方議員をしている旧友が出迎えてくれた。彼から意外な言葉が飛び出した。「１２月からここは市になるんだよ」。国が進める平成の大合併である。村が町になり、そして今度は大きな市に吸収される。何と言うことだ。<br /><br />　地名には歴史の重みがあり、風土を今に伝えている。文化そのものなのだ。財政、行政の効率化というだけで、地名を消し去っていいのか。二つの町の名前を足して二で割ったような地名が乱立しているし、アルプスなどという珍奇な市名も出現している。<br /><br />　廃藩置県を経て近代化への歩みを始めたわが国だが、今回の合併には「国のあり方」という観点が欠けているし、大義もないと思う。大合併で市町村の数が半分になったとも言われる。地名の響きから伝わる「日本の風土」。なにか、殺伐とした風景を見る思いがする。<br /><br />　故郷を飛び出し、縁もゆかりもない和歌山の山奥に暮らす私に、古里の合併に異を唱える資格はないかもしれないが・・・。<br />　<br /><br />　 ]]>
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<dc:subject>山暮らし</dc:subject>
<dc:date>2009-10-16T19:32:44+09:00</dc:date>
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<title>【夫の日記】　アジ釣り２日目は・・・女房ご不満</title>
<description> 　　大アジ釣りの醍醐味がまだ生々しいその翌日、女房とともに再び由良湾に向かった。ボートには釣り具などを積んだまま係留しており、準備をせずに出港できるので少し遅めの出発だ。天気予報通り、雲ひとつない晴天で、釣り日和になるだろう。　車中で女房相手に、大アジがいかによく引くか、少し、いやかなり大袈裟に説明してみせた。女房のテンションを上げようという魂胆だ。「本当に釣れるの？」というので、「絶対釣れる。腕
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<![CDATA[ 　<img src="http://blog-imgs-1.fc2.com/image/e/447.gif"  class="emoji" style="border:none;" />　大アジ釣りの醍醐味がまだ生々しいその翌日、女房とともに再び由良湾に向かった。ボートには釣り具などを積んだまま係留しており、準備をせずに出港できるので少し遅めの出発だ。天気予報通り、雲ひとつない晴天で、釣り日和になるだろう。<br /><br />　車中で女房相手に、大アジがいかによく引くか、少し、いやかなり大袈裟に説明してみせた。女房のテンションを上げようという魂胆だ。「本当に釣れるの？」というので、「絶対釣れる。腕が痛くなるで～」とさらに鼓舞する。<br /><br />　由良湾は波が静かだった。ポイントまで２０分ほどかかるが、昨日のように波をかぶることもなく目指す場所に到着。石ころのアンカーを放り込み、竿に仕掛けをセットして女房に手渡す。「水深は１３メートル。底の方で食う。底やで」と念を押した。<br /><br />　私はしばらく女房の釣りを見学し、アドバイスを送ることにした。三投目か４投目、女房が「来た！」と叫び、竿が満月のように曲がっている。ぐいぐい絞めこまれている。「竿を水中に入れ、引きをかわせ！」と指示するが、そこはまだまだ素人。１・２号のハリスがプッツン。あー、あ。<br /><br />　女房は「はっ、ははは」と笑っている。普通、悔しがるものだが、おおらかなものだ。するとまた、竿が海中に突き刺さっている。アドバイス通り、リールをゆっくり巻いているが、こんどはゆっくり過ぎたのか、竿先がはねた。多分、アジの口が切れたのだろう。<br /><br />　あわてて自分の竿を出す。すぐに掛った。自慢ではないが、女房とは竿さばきが違う。２６、７センチの立派なアジを釣り上げた。今度は女房が同じ大きさのアジを何とか釣り上げるのに成功し、続いて２匹目も無事ゲットした。その間に私は計３匹を釣った。<br /><br />　二人で計５匹釣ったところで、ぴたりと食い止んだ。１時間ほど粘ったが、ピクリともしない。女房は「腕が痛くなるほど釣れると言ったのは誰ですか？」と口を尖がらせている。「２匹バラしたから、胸が痛むだろう？」と冗談を言って誤魔化しておいた。<br /><br />　その後はアオリイカの餌になる小アジを求めて右往左往を繰り返す。造船所の桟橋でやっと１５、６匹釣ることができ、潮通しの良い磯場に向かった。生きたアジを付けて待つこと１時間余り。やっとイカが乗った。女房はこっくり、こっくり舟を漕いでいる。<br /><br />　背中をつつかれて目覚めた女房はイカとのやり取りを見ながら、「そんなに時間をかけたら逃げるのじゃないの」と言うが、焦りは禁物だ。じっくりと寄せ、うまく針に掛けた。女房が掬ってくれたイカは、この時期にしてはまずまずのサイズだった。<br /><br />　このころから波が高くなり、舳先にいる女房は時折波をかぶるようになった。まだ昼だが、釣りはこれまでだ。大アジ５匹にイカ１杯。まずまずの釣果だと思うが、女房は「腕が痛くない」と嫌味たらたらである。女が年を取ると、どうしてしこうもつこくなるのだろうか・・・。<br /><br />　　　↓刺身、塩焼きの残りは一夜干しに<br /><a href="http://blog-imgs-34.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091013175709.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-34.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091013175709.jpg" alt="vcm_s_kf_repr_468x351_20091013175709.jpg" border="0" width="468" height="351" /></a><br /><br />　　　↓ベーコンを作るついでに一夜干しもスモーク<br /><a href="http://blog-imgs-34.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091013175759.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-34.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091013175759.jpg" alt="vcm_s_kf_repr_468x351_20091013175759.jpg" border="0" width="468" height="351" /></a><br /><br />　　　↓出来上がったアジの燻製は絶品だった<br /><a href="http://blog-imgs-34.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091013175850.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-34.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091013175850.jpg" alt="vcm_s_kf_repr_468x351_20091013175850.jpg" border="0" width="468" height="351" /></a><br /><br /><br /><br /><br /><br />　<br />　　 ]]>
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<dc:subject>釣り</dc:subject>
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<title>【夫の日記】　私だけになぜ大アジが・・・</title>
<description> 　　３連休初日の１０日、新しい軽トラがやって来て、１６年も走り続けた古い軽トラが引き取られていった。新しい車を運転してみたが、エンジン音は比較にならないほど静かだし、今度はパワーステアリングなので運転しやすい。　翌日、試運転を兼ねて由良湾まで走る。荷台にはゴムボートが積んである。もちろん、釣りだ。アオリイカを狙うので、餌になるアジを釣らねばならない。湾奥のポイントに向かうが、台風１８号のうねりが残
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<![CDATA[ 　<img src="http://blog-imgs-1.fc2.com/image/e/451.gif"  class="emoji" style="border:none;" />　３連休初日の１０日、新しい軽トラがやって来て、１６年も走り続けた古い軽トラが引き取られていった。新しい車を運転してみたが、エンジン音は比較にならないほど静かだし、今度はパワーステアリングなので運転しやすい。<br /><br />　翌日、試運転を兼ねて由良湾まで走る。荷台にはゴムボートが積んである。もちろん、釣りだ。アオリイカを狙うので、餌になるアジを釣らねばならない。湾奥のポイントに向かうが、台風１８号のうねりが残っており、波をかぶる。眼鏡にかかったしぶきを拭きながら前に進む。<br /><br />　ポイントには立派なクルーザーが来ていた。カンパチの餌のアジを狙っているが、さっぱり釣れないという。群れが回ってくるのを待つしかない。１時間ほど経ったころ、やっとポツリ、ポツリ釣れるようになった。<br /><br />　２０匹ほどのアジを確保してイカのポイントに移動した。ボートは上下に激しく揺れ、釣りにくい。１時間ほどしてイカ１杯を取り込んだが、次第に風が強まり、もう我慢も限界だ。<br /><br />　漁港に引き返すと、なじみの漁師と知り合いがいて、ボートを引き揚げるのを手伝ってくれた。「この風やから、帰ってくると思っていたわ。風が治まったら大きなアジを釣りに行こう」と誘ってくれた。<br /><br />　雑談をしながら時間をつぶしていると、風が弱くなってきた。スピードの遅い私のボートが先行し、２人は漁船で追いつくという。さすが漁船は早く、ほぼ同時に到着だ。<br /><br />　ここからが面白いのだ。漁師らは手釣りで快調に１５～２０センチほどの小アジを釣り上げる。私には小アジが一匹も釣れない代わりに、３０センチ近い大アジが食いつくのだ。これがまたよく引く。アジの口は弱いので強引なやり取りはできないので、竿であしらいながら釣り上げる。<br /><br />　プロの漁師が盛んに首をひねっている。すぐ隣で釣っているのに、私だけに次々と大アジが釣れるので、「えっ、またか」「でかいなあ」と感心している。そして、「どうも仕掛けが違うなあ。すまんが、その仕掛けをくれんか」と、プロが私の軍門に下ったのだ。<br /><br />　仕掛けの違いかどうか分からないが、私は湯浅地方の漁師に教えられた特別の針を使っている。金針に白いふわふわした毛が巻いていある。これがなかなか手に入らないし、５０本で１６５０円もする。面倒だが、４本針の仕掛けを自分で作っているのだ。<br /><br />　漁師と知り合いに仕掛けを進呈すると、たちまち大アジを釣りだした。仕掛けの違いで釣果に違いが出るのは信じられなかった。多分、この日だけ大アジに気に入られたのだと思う。<br /><br />　１０匹ほど釣り上げたので先に帰ることにした。港に向かう途中、女房に「大きいアジが釣れるわ。面白いで。明日、行くか？」と電話すると、二つ返事で「行くでえ～」。漁師のもう一隻の漁船にそのままボートを繋ぎ、家路を急いだ。<br /><br />　さて、翌日の女房との釣りは・・・。次回で報告しよう。<br /><br />　　　　↓おすそ分けした残りの大アジ<br /><a href="http://blog-imgs-34.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091013130621.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-34.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091013130621.jpg" alt="vcm_s_kf_repr_468x351_20091013130621.jpg" border="0" width="468" height="351" /></a><br /> ]]>
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<dc:subject>釣り</dc:subject>
<dc:date>2009-10-13T13:06:48+09:00</dc:date>
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<title>【夫の日記】　笑っちゃう！ノーベル平和賞</title>
<description> 　　オバマ米大統領にノーベル平和賞が贈られると、たった今、午後７時のＮＨＫがトップニュースで伝えた。冗談じゃない！　プラハ演説で核兵器廃絶を訴えたのが評価されたのだ。崇高な理想を訴えただけで平和賞が贈られるなら、メダルが何個あっても足りないだろう。　まあ、過去の平和賞の顔ぶれを見れば、オバマ大統領がもらうのもそう驚くほどのことでもなかろう。いちいち平和賞の顔ぶれは浮かばないが、お隣の大統領はどうだ
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<![CDATA[ 　<img src="http://blog-imgs-1.fc2.com/image/e/449.gif"  class="emoji" style="border:none;" />　オバマ米大統領にノーベル平和賞が贈られると、たった今、午後７時のＮＨＫがトップニュースで伝えた。冗談じゃない！<br /><br />　プラハ演説で核兵器廃絶を訴えたのが評価されたのだ。崇高な理想を訴えただけで平和賞が贈られるなら、メダルが何個あっても足りないだろう。<br /><br />　まあ、過去の平和賞の顔ぶれを見れば、オバマ大統領がもらうのもそう驚くほどのことでもなかろう。いちいち平和賞の顔ぶれは浮かばないが、お隣の大統領はどうだったか。北朝鮮との融和などお笑い草だ。<br /><br />　イスラエルとパレスチナの関係はがどうか。オバマ大統領はそれなりに骨は折ってはいるものの、和平は絶望的だ。わが佐藤栄作さんは、沖縄返還を実現しただけでもまだましである。<br /><br />　オバマ大統領は、プラハで「核兵器を使用した同義的責任」とも言った。道義的責任とは何たる言い草かと思う。政治も人の道も、道義的であろうがなんであろうが、社会的、倫理的な責めを負う限り、まずは謝罪から始めるのが道理ではないか。<br /><br />　戦後６４年、米国の現職大統領は一度たりとも広島、長崎の被爆地を訪れていない。しかし、オバマ大統領は核廃絶でノーベル平和賞に輝くご仁である。１１月の訪日の際は、真っ先に被爆地を訪れるべきだし、そうしなければノーベル財団は困惑するだろう。<br /><br />　「あいつは風呂屋のおっさんや」という言い方がある。つまり「湯」（言う）だけなのだ。言うだけなら誰でも出来るが、多分、オバマ大統領は風呂屋のおっさんになると思う。ノーベルさんは、核兵器に勝る兵器が開発されるまで実現しない理想に栄誉を贈ったことに、苦虫をつぶすだろう。 ]]>
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<dc:subject>山暮らし</dc:subject>
<dc:date>2009-10-09T20:16:57+09:00</dc:date>
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<title>【夫の日記】　台風直撃、生きています</title>
<description> 　　みなさん、台風１８号の被害はございませんか。まずは、お見舞いを申し上げます。　さて、私たちが暮らすこちら紀伊半島の生石山。台風はほぼ直撃のコースでしたが、幸い夫婦ともども生存しております。怪我もしておりません。　昨日はパソコンの前に座り、気象庁のホームページで台風情報を見続けた。進路の中心線は紀伊半島のど真ん中に引かれていて、こちらへ真っ直ぐ向かって来る。風速５０メートルに加え、大雨が降る。台
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<![CDATA[ 　<img src="http://blog-imgs-1.fc2.com/image/e/447.gif"  class="emoji" style="border:none;" />　みなさん、台風１８号の被害はございませんか。まずは、お見舞いを申し上げます。<br />　さて、私たちが暮らすこちら紀伊半島の生石山。台風はほぼ直撃のコースでしたが、幸い夫婦ともども生存しております。怪我もしておりません。<br /><br />　昨日はパソコンの前に座り、気象庁のホームページで台風情報を見続けた。進路の中心線は紀伊半島のど真ん中に引かれていて、こちらへ真っ直ぐ向かって来る。風速５０メートルに加え、大雨が降る。台風に備えて対策を急がなければならない。<br /><br />　あちこちに置いている植木鉢をコンテナに収め、濡れては困る物にはブルーシートをかぶせて縛る。薪の小屋は倒れないようつっかえ棒をする。すべての準備を終えた頃、女房が旅行から帰ってきた。こういう場合、女房はそれほど頼りにならないが、それでも一緒にいれば心強い。<br /><br />　夕方から風雨が激しくなってきた。山小屋は大きな木々に囲まれており、葉がこすれ合う音が大きくなるばかりだ。裏の杉林からは、ギシ、ギシという不気味なが音が聞こえる。<br /><br />　台風は未明に接近しそうだから、焼酎を多めに飲んで午後９時過ぎに床に就いた。しかし、次第に大きくなる風の音と、屋根にたたきつけられる雨音でなかなか寝付かれない。何度も起き出して外の様子を見る。<br /><br />　午前２時ごろになると、頭上に台風が来たかのように山小屋が揺れるのだ。倒壊しないだろうか、大木が倒れてこないだろうか。そんな心配が尽きず、眠れたものでない。薪ストーブの前に身をかがめながら、ひたすら時間が過ぎるのを待った。<br /><br />　女房は嵐の轟音渦巻くなか、高いびきである。寝顔を見つめながら、なんと幸せな人間か、きっと１００まで生きるだろうなあと思った。泰然自若のかけらもないわが身が情けない。<br /><br />　午前４時１５分、電気が消えた。電線に木が倒れたのだろう。町中と違って、こんな山奥では修繕も後回しだろう。案の定、復旧したのは８時間も経ってからだった。<br /><br />　明るくなって外を見回ると、前の道路はちぎれた葉っぱで絨毯のようになっている。積んでいた薪も崩れ、あちこちで木の枝が折れている。ポリタンクも吹き飛ばされて路上に転がっていた。<br /><br />　どれも、被害というほどのものではなく、幸いだった。停電が続いてテレビが見られず、後で分かったことだが、台風の進路は夜半に少し右に振れ、潮の岬をかすめて知多半島あたりへ上陸したという。その周辺の人たちには気の毒だが、わが山小屋は予想進路通りだったらこの程度では済まなかっただろう。<br /><br />　明日は晴天らしい。山小屋周辺の後片付けが忙しくなる。<br /><br /><a href="http://blog-imgs-34.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091008151809.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-34.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091008151809.jpg" alt="vcm_s_kf_repr_468x351_20091008151809.jpg" border="0" width="468" height="351" /></a><br /><br /><a href="http://blog-imgs-34.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091008151842.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-34.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091008151842.jpg" alt="vcm_s_kf_repr_468x351_20091008151842.jpg" border="0" width="468" height="351" /></a><br /><br /><a href="http://blog-imgs-34.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091008151953.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-34.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091008151953.jpg" alt="vcm_s_kf_repr_468x351_20091008151953.jpg" border="0" width="468" height="351" /></a><br /><br /><br /><br /><br /> ]]>
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<title>【夫の日記】　やもめ暮らしの愚痴</title>
<description> 　　昨日の午後から降り出した雨は、今日も降り続いている。室内の気温は１４度。少し寒いので、ストーブに火を入れた。やがて、ストーブに置いた薬缶からチリチリという音が聞こえ、湯が沸きだした。　女房は友達と旅行に行っていて、ここしばらくやもめ暮らしが続いている。昨夜予約していたはずの炊飯器は動いておらず、あわててスイッチを入れた。台所のどこに、何があるか分からないので、食事の支度は右往左往するばかりであ
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<![CDATA[ 　<img src="http://blog-imgs-1.fc2.com/image/e/447.gif"  class="emoji" style="border:none;" />　昨日の午後から降り出した雨は、今日も降り続いている。室内の気温は１４度。少し寒いので、ストーブに火を入れた。やがて、ストーブに置いた薬缶からチリチリという音が聞こえ、湯が沸きだした。<br /><br />　女房は友達と旅行に行っていて、ここしばらくやもめ暮らしが続いている。昨夜予約していたはずの炊飯器は動いておらず、あわててスイッチを入れた。台所のどこに、何があるか分からないので、食事の支度は右往左往するばかりである。<br /><br />　ご飯が炊き上がるまでコーヒーをすすりながら、木々に遊ぶ野鳥を眺めたり、テレビのニュースを見たりして、退屈な時間を過ごす。朝ごはんのおかずは、きのう釣ったアユの塩焼きと冷奴だ。豆腐にはネギや生姜、茗荷などを載せるものだが、そんな面倒なことはしない。<br /><br />　山の仲間はありがたいもので、一昨日は近くの奥さんが「不自由しているんじゃないですか」と、晩ご飯を届けてくれた。栗ごはん、ハマチのアラ炊き、煮豆、サラダ、漬物という豪華版だ。この奥さんは料理のプロのような人で、どれもおいしかった。<br /><br />　先日から、４０年ほど前に書かれた白洲正子の「かくれ里」（講談社文芸文庫）を読んでいる。私が生まれた近江は、彼女にとって心の古里のような所で、多くの作品に近江が舞台になっているので、いっそう親しみがわくのだ。<br /><br />　よく知られるが、正子は骨董に造詣が深く、女性として初めて能舞台に上がるなど古典芸能にも精通している。歴史への博学ぶりは驚くばかりだ。彼女に一貫しているのは「日本人の心」を追い求めてやまない姿勢である。<br /><br />　昨夜、その「日本人の心」が失われている現実を見せられ、愕然とした。ＮＨＫの「クローズアップ現代」で、「音」によるトラブルを取り上げていた。公園のラジオ体操の音楽、若者の嬌声、幼児の遊び声、風鈴の音・・・。これが騒音、雑音だとして、近隣住民の反発を招いているのだという。<br /><br />　解説する大学の先生は、音を出す側と聞く側の「人の顔」が分からないというコミニケーションの欠如だと言っていたが、果たしてそれだけだろうか。私は「節度」「寛容」という日本人の美風が失われているのではないかと思う。<br /><br />　音を出す側にももちろん節度は必要だが、直截的な抗議をする節度のなさに失われた「日本人の心」を見る思いがするのだ。音は耳で聞くが、心で聞くことだって出来る。少々うるさく思う音でも、心で聞けば想像力が広がり、人の息づかいや情景が浮かんでくる。<br /><br />　いつから日本人は節度と寛容の精神を失ったのだろうか。節度のないマネーゲーム、寛容とはほど遠い弱肉強食の競争社会・・・アングロサクソンの感化だろうかと思ったりもする。<br /><br />　ラジオ体操の音楽で夏休みの子供を思い、太鼓の音で秋祭り知る。芭蕉や蕪村の句からは自然や人々の音が聞こえる。様々な音を雑音、騒音としか聞こえない人間が生きている現代社会・・・。<br /><br />　　　↓　名月の夜。やもめ暮らしには宴会がありがたい。<br /><a href="http://blog-imgs-34.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091006103806.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-34.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091006103806.jpg" alt="vcm_s_kf_repr_468x351_20091006103806.jpg" border="0" width="468" height="351" /></a><br /><br />　　　↓　差し入れて下さった晩ご飯<br /><a href="http://blog-imgs-34.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091006103954.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-34.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091006103954.jpg" alt="vcm_s_kf_repr_468x351_20091006103954.jpg" border="0" width="468" height="351" /></a><br /><br /><br />　 ]]>
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<dc:subject>山暮らし</dc:subject>
<dc:date>2009-10-06T10:40:40+09:00</dc:date>
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<title>【夫の日記】　愛着の軽トラが引退へ</title>
<description> 　　買い物からの帰り、軽トラで生石山への急な坂道を上っていると、同じ軽トラに軽々と追い抜かれた。ノロノロと老骨に鞭打って走るわが愛車がかわいそうになった。ぼちぼち、引退させてやらなければならないと思う。　愛車は１６年間も走り続けている。時々故障するので、修理工場の社長から「度々、修理代をもらうのが辛いわ」とまで言われるほどのオンボロだ。新車を買うお金の余裕はないし、愛着もあるので、なかなか買い替え
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<![CDATA[ 　<img src="http://blog-imgs-1.fc2.com/image/e/259.gif"  class="emoji" style="border:none;" />　買い物からの帰り、軽トラで生石山への急な坂道を上っていると、同じ軽トラに軽々と追い抜かれた。ノロノロと老骨に鞭打って走るわが愛車がかわいそうになった。ぼちぼち、引退させてやらなければならないと思う。<br /><br />　愛車は１６年間も走り続けている。時々故障するので、修理工場の社長から「度々、修理代をもらうのが辛いわ」とまで言われるほどのオンボロだ。新車を買うお金の余裕はないし、愛着もあるので、なかなか買い替える踏ん切りがつかなかった。<br /><br />　しかし、半年前から走行中に度々エンジンが停止するトラブルが発生している。これまでに１０数回を数え、危なくてしようがない。２、３０分待っていると、再びエンジンがかかるのだから不思議だ。ガソリンタンクに問題がありそうなのだが、修理工場でもはっきりしたことが分からない。<br /><br />　あちこちがくたびれているので、乗り心地はよろしくない。けれど、狭い山道を走るには便利だし、４ＷＤだから雪道でも平気だ。薪の丸太を満載してもよく走ってくれた。山奥での暮らしには、小回りの利く軽トラは必要で、上等な乗用車は使い物にならない。<br /><br />　突飛な話になるが、私は盲導犬に出会うと熱いものが込み上げてくる。目の不自由な主を導くその健気な姿に感動するのだ。わが軽トラと盲導犬を重ね合わせるのは無理があるが、しかし軽トラが日々の生活支えてくれているとの思いは強いく、こちらも健気なのだ。<br /><br />　未練はあるが、もう買い替えの時期だろう。修理工場の社長に相談してみた。中古車なら３、４０万円出せばそこそこの車が買えるが、社長は「今が新車を買う絶好のチャンスですよ」と言う。<br /><br />　登録から１３年以上経過した軽トラを買い替える場合、国から１２万５０００円のエコ還元金が出るそうだ。来年３月までの期限つきで、予算を使い切ればその時点で補助は受けられないらしい。うかつにも、軽トラもエコの対象になっているとは知らなかった。<br /><br />　補助金は魅力だ。これまでそれなりの税金を納め続けてきたが、国から直接お金などもらったことがない。この際、その一部でも取り戻したいというケチな思いが湧いてくる。<br /><br />　財布を握る女房も、ここでの暮らしに軽トラが必要なのは分かっているし、「エコ還元金」に魅力を感じている。今週中にも新しい車が届くだろう。これまでの働きに感謝しながら、後しばらく、優しく乗ってやろうと思う。<br /><br /><a href="http://blog-imgs-34.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091004161011.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-34.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20091004161011.jpg" alt="vcm_s_kf_repr_468x351_20091004161011.jpg" border="0" width="468" height="351" /></a><br /> ]]>
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<dc:date>2009-10-04T16:10:40+09:00</dc:date>
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<title>【夫の日記】　迫る巨大地震・・・</title>
<description> 　　私は、老いてますます盛んである。勘違いされては困るが、好奇心である。先日来、生石高原にアンテナが林立しており、何をしているのだろうと思っていた。そこで、山小屋から歩いて１０分ほどの高原へ様子を見に行ってみた。　霧の向こうに自衛隊の幌付きトラックが何台も止まっており、空高くアンテナが１０本ほど立っていた。近くでは発電機が唸りを上げている。戦争前夜はこのような雰囲気なのかとバカなことを思ったりした
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<![CDATA[ 　<img src="http://blog-imgs-1.fc2.com/image/e/451.gif"  class="emoji" style="border:none;" />　私は、老いてますます盛んである。勘違いされては困るが、好奇心である。先日来、生石高原にアンテナが林立しており、何をしているのだろうと思っていた。そこで、山小屋から歩いて１０分ほどの高原へ様子を見に行ってみた。<br /><br />　霧の向こうに自衛隊の幌付きトラックが何台も止まっており、空高くアンテナが１０本ほど立っていた。近くでは発電機が唸りを上げている。戦争前夜はこのような雰囲気なのかとバカなことを思ったりした。<br /><br />　隊員に聞いてみると、東南海・南海地震に備えて、通信の訓練をしているのだという。紀伊半島一帯で行われている大規模な訓練で、沿岸各地からの電波をここで中継し、兵庫県の司令部に電波を飛ばしていると説明してくれた。<br /><br />　そういえば昨日、南太平洋のサモア諸島で大きな地震があり、日本でも津波注意報が出されていた。遥か彼方の地震だから大した影響はなかったが、これが東南海・南海地震だったらどうだろう。<br /><br />　予測では、１０メートルを超える津波が押し寄せ、１７８００人が死亡し、６０万戸が倒壊、５７兆円に及ぶ被害がもたらされるというのだ。太平洋プレートに蓄積された巨大エネルギーが引き起こす大地震は、刻一刻と迫っている・・・。<br /><br />　明日起きるかもしれないし、数年先かもしれないが、それは神のみぞ知るである。<br /><br />　あの阪神大震災を思い出す。震災から２日後に現地に入ったのだが、ビルがぺしゃんこになり、民家の屋根は地面にくっついていた。身内や知人を亡くし、家を失った被災者たちは途方に暮れ、うつろな目で惨状を見ていたのが印象的だった。地震のすさまじさに身が震えた。<br /><br />　東南海・南海地震が起きれば、被害は阪神大震災を大きく凌ぐだろう。安普請の私たちの山小屋は倒壊するかもしれない。危うく逃げられても、森の大木が倒れて下敷きになるかもしれない。数人しか住んでいない山奥だから、誰も助けてはくれないだろう。<br /><br />　心配事がもう一つ。由良湾にボートを浮かべて釣りをしている時に、地震が起きたら・・・。沿岸の防災用拡声器がすぐに知らせてくれるだろうが、２馬力のエンジンはスピードが遅く、津波に飲み込まれるかもしれない。<br /><br />　考えただけでも背筋が寒くなるが、だからといって釣りをやめる気にはなれない。石ころにつまずいて死ぬことだってあるではないか。この人生、私は楽観的に生きたい・・・。<br /><br /><a href="http://blog-imgs-34.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20090930180145.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-34.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20090930180145.jpg" alt="vcm_s_kf_repr_468x351_20090930180145.jpg" border="0" width="468" height="351" /></a><br /><br /><a href="http://blog-imgs-34.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20090930180225.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-34.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20090930180225.jpg" alt="vcm_s_kf_repr_468x351_20090930180225.jpg" border="0" width="468" height="351" /></a><br /><br /><a href="http://blog-imgs-34.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20090930180306.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-34.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20090930180306.jpg" alt="vcm_s_kf_repr_468x351_20090930180306.jpg" border="0" width="468" height="351" /></a><br /> ]]>
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<title>【夫の日記】　鳩山さん、「お」「お」の連発やめて</title>
<description> 　　昨日も今日も雨。多分、明日も雨だろう。山小屋に閉じこもって悶々と過ごしていると、ブログも鬱陶しい中身となってしまう。で、今回は八当たり・・・。　政権交代早々、鳩山首相が訪米した。頭から湯気が立っているような感じだった。意気込みも伝わってきた。温室効果ガスの２５％削減を高らかに歌い上げ、各国の賞賛を浴びたように報道されている。本人も満足の表情を浮かべて政府専用機に乗って帰ってきた。　鳩山さんはオ
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<![CDATA[ 　<img src="http://blog-imgs-1.fc2.com/image/e/447.gif"  class="emoji" style="border:none;" />　昨日も今日も雨。多分、明日も雨だろう。山小屋に閉じこもって悶々と過ごしていると、ブログも鬱陶しい中身となってしまう。で、今回は八当たり・・・。<br /><br />　政権交代早々、鳩山首相が訪米した。頭から湯気が立っているような感じだった。意気込みも伝わってきた。温室効果ガスの２５％削減を高らかに歌い上げ、各国の賞賛を浴びたように報道されている。本人も満足の表情を浮かべて政府専用機に乗って帰ってきた。<br /><br />　鳩山さんはオバマ米大統領と会談し、「信頼関係が深まった」と胸を張った。「バラク」「ユキオ」と呼び合う仲になったらしい。１回くらい会っただけで絆が深まるなんてある訳がない。陳腐というより滑稽である。<br /><br />　例えば夫婦関係－－。真の信頼関係を築くのに、皆さん、苦労しているではないか。恋し、愛し合った仲なのに破綻するするのは珍しくないだろう。信頼関係なんて、そんな薄っぺらなものではない。わが身に照らしても・・・いやいや、それは言うまい。<br /><br />　まあ、鳩山さんにしてみれば、あえてそう言わなければならない事情もあるのだろう。新政権は対米関係に難題が多く、「信頼関係」は外交辞令なのかもしれない。ただ、日本語は正しく使いたい。<br /><br />　その日本語についてだが、私の中に前々から「ある危うさ」がくすぶっている。<br /><br />　鳩山さんは「お約束させていただきます」「お訴えさせていただきます」「皆さんのお暮らしをお守りします」という言い方が目立っている。何でもかんでも「お」を付けたがる。<br /><br />　丁寧語も過ぎると嫌味に聞こえるのだ。「お約束」も「させていただきます」も丁寧語であり、これは「馬から落馬した」に等しい。「皆さんの暮らしを守ります」でいいのだ。<br /><br />　鳩山さんの育ちがいいので、そんな言い回しをするのだろうか。それは違うと思う。これは鳩山さんの政治手法に「大衆への媚び」のようなものが潜んでいるのだ。彼の信条の「友愛」も大衆の心をくすぐる耳ざわりのよい言葉である。<br /><br />　大衆への媚はポピュリズム、衆愚へつながっていく危惧がある。民主党の労働組合依存、官僚批判はポピュリズムの一つの形態だ。政策も社会主義的に傾いている。その遠い、遠い先にファシズムがあるという説もある。<br /><br />　私は、これまでの政治手法や富の分配を転換する民主党政治に期待している。鳩山さんは人の良さもうかがわれ、好感が持てる。ただ、「お」「お」「お」を多用して大衆に媚るような言い方はやめてもらいたい。飛躍かもしれないが、「お」の先に日本の危うさが・・・。 ]]>
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<title>【夫の日記】　太刀魚惨敗、でもタコが・・・</title>
<description> 　　先日、ボート釣りからの帰り、由良湾の岸壁にたくさんの人が竿を出しているのが見えた。そうだ、太刀魚のシーズンなのだ。長いこと釣りをしているが、太刀魚はやったことがない。かなり面白いと聞くので、その二日後、女房を誘って由良湾に向かった。　途中の釣具店で電気浮きや仕掛けなど一式そろえた。まさに泥縄である。釣りを甘く見ている訳ではないが、思い立ったらブレーキがきかないタイプの人間なのだ。女房が「どうし
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<![CDATA[ 　<img src="http://blog-imgs-1.fc2.com/image/e/259.gif"  class="emoji" style="border:none;" />　先日、ボート釣りからの帰り、由良湾の岸壁にたくさんの人が竿を出しているのが見えた。そうだ、太刀魚のシーズンなのだ。長いこと釣りをしているが、太刀魚はやったことがない。かなり面白いと聞くので、その二日後、女房を誘って由良湾に向かった。<br /><br />　途中の釣具店で電気浮きや仕掛けなど一式そろえた。まさに泥縄である。釣りを甘く見ている訳ではないが、思い立ったらブレーキがきかないタイプの人間なのだ。女房が「どうして釣るの？」と聞くので、「現地にベテランがいるだろう。その人に聞けばいい」と、これまたいい加減だ。<br /><br />　岸壁に着くと、地元の人が魚のアラなどを網籠に入れて次々と沈めている。聞くと、タコを捕っているのだという。しばらくして、ポリ袋にタコを入れて帰ってきた。私たち夫婦が大金持ちに見えたのか、「タコが２匹、どや、１０００円で買わんか？」と言う。<br /><br />　こういう場合、物欲しげな態度を見せてはいけない。そこは金持らしく鷹揚に、「ああ、いいよ」とタコを受け取った。中型のマダコでまだ生きている。刺身にカルパッチョ・・・。卑しくもよだれが出そうになる。内心「しめしめ、いい買い物だ」とほくそ笑んだ。<br /><br />　日が傾きかけたころ、いかにも太刀魚釣りのベテランらしい人が来た。「初めてですので、よろしくご指導を」と慇懃にあいさつ。ベテランさんは「この２本針は気に食わんなあ。まあ、それしかないので仕方ない。浮きが沈んでもあわててはいけない。１分か２分待って合わせる」と、一通り教えてくれた。<br /><br />　紀伊水道に日が落ち始めた。いよいよジアイである。すると、ベテランさんが早速釣り上げた。そちらに向けていた目を戻すと、浮きが沈んでいる。すっかり「１分待つ」のセオリーを忘れ、エイ、ヤーと合わせてしまった。空振り・・・。<br /><br />　また当たりだ。浮きがピコピコして沈んでいった。早合わせは禁物だと思って我慢していると、浮きが浮いてきた。仕掛けを回収すると餌がない。待ち過ぎてもいけないらしい。なんと、難しいことか。<br /><br />　女房が「これ、来たよねえ」と間の抜けた声を上げ、ギリギリとリールを巻いている。もう少しというところで、「あっ、軽くなった」。女房のドジをなじったが、今度は私のドジである。<br /><br />　浮きがスウーと海中に沈んだので、「１分待つ」をやめて大きく合わせると、グイーンと竿が曲がる。間違いなく針掛かりした。水際では物凄くファイトする。こりゃー、面白いわ～と少々遊び気味にブリ上げると岸壁にワンバウンドし、銀色に輝く美しい太刀魚が海中に消えていった。<br /><br />　何たることか！悔しいというより、情けない。「は、は、は、逃げられた」と余裕の表情を作ってみせたが、多分、顔が引きつっていただろう。<br /><br />　一緒に並んだ４人はみんな５匹～１匹釣っている。何がいけなかったのだろう。腕が悪い、経験不足は言うまでもない。言い訳が許されるなら、まず餌がいけない。たくさん釣った冷凍のイワシを持ってきたが、どれも腹が破れていて半腐りだ。２本針の仕掛けもここではいけない。いや、いや、これ以上悪あがきはやめておこう・・・。<br /><br />　早々と餌がなくなったので、帰ることにした。ベテランさんに「お先に」と小さな声であいさつし、すごすごと海を後にした。女房は「太刀魚は面白いねえ。また来よう」と明るく言い、打ちひしがれていないのが不思議だ・・・。<br /><br />　　　　　↓　潜水艦を見物しながらジアイを待つ<br /><a href="http://blog-imgs-34.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20090927080558.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-34.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20090927080558.jpg" alt="vcm_s_kf_repr_468x351_20090927080558.jpg" border="0" width="468" height="351" /></a><br /><br /> ]]>
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<title>【夫の日記】　明暗を分けたアジ/アオリイカ</title>
<description> 　　「明日、和歌山へボート釣りに行こうと思っています。ひまじんさん、行きませんか」との電話がかかってきたのは連休４日目の午後だった。相手は大阪に住んでいるボートの師匠・亀丸さんである。　亀丸さんの口ぶりから察するに、この連休を家でごろごろして過ごし、かなり退屈しているようだ。こちらも同じ心境で、渡りに舟である。このところ、台風の影響などで波が高かったが、やっと海が静かになってきた。明日はボート日和
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<![CDATA[ 　<img src="http://blog-imgs-1.fc2.com/image/e/257.gif"  class="emoji" style="border:none;" />　「明日、和歌山へボート釣りに行こうと思っています。ひまじんさん、行きませんか」との電話がかかってきたのは連休４日目の午後だった。相手は大阪に住んでいるボートの師匠・亀丸さんである。<br /><br />　亀丸さんの口ぶりから察するに、この連休を家でごろごろして過ごし、かなり退屈しているようだ。こちらも同じ心境で、渡りに舟である。このところ、台風の影響などで波が高かったが、やっと海が静かになってきた。明日はボート日和になるはずだ。<br /><br />　朝５時、由良湾の漁港についた。ほとんど同時に亀丸さんも来た。曇り空ということもあって、あたりはまだ暗い。亀丸さんは以前ここで釣ったカンパチの強烈な引きに魅せられ、小魚を餌に飲ませ釣りをするという。<br /><br />　私はアオリイカ狙い。生きたアジを泳がせ、これに抱きつかせる「ヤエン」という釣法だ。今年生まれたイカはまだ小さく、時期としては半月は早いが、ダメ元で挑戦することにした。<br /><br />　午前６時、そろって出港。波は静かだ。まずは餌になるアジを釣らねばならない。「いくらでも釣れるよ」と請け合ってポイントに案内した。しかし釣れてくるのは小鯛とアカジャコばかり。えーっ、こんな訳はない。<br /><br />　アジが釣れなければ釣りが出来ない。別のポイントに向かう。ここでも釣れない。また別の場所へ。亀丸さんは小鯛を餌にやってみると言って、沖に出て行った。私はアジを探して右往左往を繰り返し、やっと１０匹ちょっとのアジを釣ることが出来た。出港から４時間も経っていた。<br /><br />　イカのポイントに移動して、ヤエン釣りの開始だ。しばらくすると、リールから糸が出た。イカがアジに抱きついたのだ。掛け針のヤエンを送りこみ、１杯目を取り込んだ。クーラーに入れるのが気の毒なほど小さい。昼過ぎまでに３杯を釣り、ノーミスだったのがうれしい。<br /><br />　弁当を食べながら沖に目をやると、黄色の旗をなびかせながら場所を移動する亀丸さんのボートが見える。その動きから苦戦しているようだ。やがて船首をこちらに向けて走って来て、私のボートに横づけ。「精根尽き果てましたわ。高速の渋滞がひどいので、もう帰ります」と言うので、小さなイカだが、お土産に１杯を進呈した。<br /><br />　午後は場所を替わり、イカ釣りを続けた。こんなこともあった。イカを引き寄せている途中、掛りが悪かったのか外れてしまった。素早く仕掛けを回収し、頭をかじられたアジをそのまま同じ場所に投入すると、沈下する死んだアジに抱きついた。多分逃げた同じイカだろう。してやったりである。<br /><br />　結局、５杯のイカが釣れた。この時期にしては上々の釣りだった。短時間だったが、幸運にもアジが釣れたのが良かったのだ。アジは釣れるものという先入観は甘かった。海は、いつも不可解で不思議な生き物である。<br /><br />　　　　↓　黄色い旗をたなびかせて帰る亀丸艇<br /><a href="http://blog-imgs-34.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20090924080115.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-34.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20090924080115.jpg" alt="vcm_s_kf_repr_468x351_20090924080115.jpg" border="0" width="468" height="351" /></a><br /><br /><a href="http://blog-imgs-34.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20090924080208.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-34.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20090924080208.jpg" alt="vcm_s_kf_repr_468x351_20090924080208.jpg" border="0" width="468" height="351" /></a><br /> ]]>
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<title>【夫の日記】　懐かしく、悲しいアケビの実</title>
<description> 　　シルバーウィークとやらも明日まで。高速道路も新幹線も大変な混雑のようだ。私たちが暮らすここ生石高原もススキが見ごろとあって、多くの人が来ている。普段はガラガラの駐車場が満杯、第二駐車場に入りきれない車が道路に長い列を作っている。　連休中に敬老の日が入っているためか、家族に手を引かれて散歩するお年寄りが目立った。中には、高原から１５分ほどで登れる標高８７０メートルの山頂を目指す元気な人もいる。ど
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<![CDATA[ 　<img src="http://blog-imgs-1.fc2.com/image/e/451.gif"  class="emoji" style="border:none;" />　シルバーウィークとやらも明日まで。高速道路も新幹線も大変な混雑のようだ。私たちが暮らすここ生石高原もススキが見ごろとあって、多くの人が来ている。普段はガラガラの駐車場が満杯、第二駐車場に入りきれない車が道路に長い列を作っている。<br /><br />　連休中に敬老の日が入っているためか、家族に手を引かれて散歩するお年寄りが目立った。中には、高原から１５分ほどで登れる標高８７０メートルの山頂を目指す元気な人もいる。どこに行ってもそうだろうが、この高原にも高齢化社会の風景が垣間見えた。<br /><br />　女房と高原の散歩から帰り、ふと山小屋のそばにあるアケビの蔓を見上げると、実が口を開けている。数日前まではまだ実が堅かったのだが・・・。<br /><br />　高バサミで実を採った。皮は鮮やかな紫色に色づき、口を開けた実の中に親指ほどの果肉が横たわっている。これを口に含むと、上品な甘みがする。ぷっ、ぷっと種を飛ばしながら、子供のころにかえったような仕草をしてみた。<br /><br />　アケビは子供のおやつだった。この季節になると、餓鬼大将が連れ立って長い竹竿を持って山に入った。大抵は高い所にあるので、採るのに苦労した覚えがある。種を相手の顔に飛ばし合って、無邪気に遊んだものである。<br /><br />　あれは４年前だった。友人が奥さんとともに、山小屋へ遊びに来てくれた。彼は私より２歳年下で、若いころ会社の出先があった岡山で一緒だったし、本社でも同じ職場だったことがある。<br /><br />　彼ら夫婦が帰り際、赤紫のアケビの花を見つけ、「美しい」と感嘆の声を上げた。記念にしたいので写真を撮って欲しいというので、シャッターを切った。彼は「アケビの実が食べられるころに、もう一度来たい。落ちアユも食べたいしね」と言って帰って行った。<br /><br />　その秋、彼ら夫婦は来なかった。しばらく経って、彼が末期がんであることを知った。お見舞いに行こうと電話したが、奥さんが出てきて「今は誰とも会いたくないと言っていますので・・・」と、申し訳なさそうだった。<br /><br />　それから１年半後、彼は死んだ。酒は好きだったが、自然食にこだわる健康志向の男だった。無茶ばかりしている私はまだ生きている。人間の運命は皮肉なものだ。<br /><br />　アケビの花とともに写っている彼の写真が手元にある。アケビは彼のことを思い出させる。<br /><br /><a href="http://blog-imgs-34.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_351x468_20090922142116.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-34.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_351x468_20090922142116.jpg" alt="vcm_s_kf_repr_351x468_20090922142116.jpg" border="0" width="351" height="468" /></a><br /><br /><a href="http://blog-imgs-34.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20090922142142.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-34.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20090922142142.jpg" alt="vcm_s_kf_repr_468x351_20090922142142.jpg" border="0" width="468" height="351" /></a><br /> ]]>
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<title>【夫の日記】　ピーターは怪物だ</title>
<description> 　　山暮らしの仲間、ピーターは怪物である。その怪物ぶりを目の当たりにして感心するやら、肝を冷やすやら、二の句がつけなかった。その顛末とは・・・。　秋の５連休中は天気が良さそうなので、色々と作業をしなければならない。中でも、山小屋の屋根にこびりついた苔を取る作業は急ぐのだ。そのままにしておくと屋根が腐るのではないかと、心配で仕方がない。　私は極度の高所恐怖症である。小学生のころ、家の柿の木から落ちて
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<![CDATA[ 　<img src="http://blog-imgs-1.fc2.com/image/e/260.gif"  class="emoji" style="border:none;" />　山暮らしの仲間、ピーターは怪物である。その怪物ぶりを目の当たりにして感心するやら、肝を冷やすやら、二の句がつけなかった。その顛末とは・・・。<br /><br />　秋の５連休中は天気が良さそうなので、色々と作業をしなければならない。中でも、山小屋の屋根にこびりついた苔を取る作業は急ぐのだ。そのままにしておくと屋根が腐るのではないかと、心配で仕方がない。<br /><br />　私は極度の高所恐怖症である。小学生のころ、家の柿の木から落ちて怪我をしたのが原体験として脳に刻まれ、これが恐怖症の原因ではないかと思っている。高い所に登ると体が動かないし、高層マンションの外側の通路では壁際に張り付くようにして歩く。大袈裟ではないのだ。<br /><br />　しかし、屋根の作業は男の仕事である。勇気を出してやるしかない。屋根のてっぺんから地上まで７、８メートルはあり、落ちたら怪我では済まない。まずは木に丈夫なロープをくくりつけ、これを屋根の反対側に渡した。この命綱を体に巻きつければ、転落することはないだろう。<br /><br />　ベランダから屋根に梯子をかけて登った。しかし、どうしても屋根に足をかける事が出来ない。梯子を支えている女房が「ロープを引っ張りながら上がればいいでしょ！」と叫んでいる。<br /><br />　息を整えて再チャレンジだ。悲愴感とヤケクソが入り混じる心境で梯子を登った。今度は右足を屋根に掛ける事が出来たが、あともう一歩が踏み出せない。「何を迷っているの！」と、また女房が怒鳴っている。そんなに私の生命保険が欲しいのか！<br /><br />　この滑稽な情景を軽トラで通りかかったピーターが見ていたのだ。「兄貴、頑張れよ～」と冷やかしながらやって来た。「俺がやってやるよ。替わりな」と言うけれど、体重１００キロの巨体が登れるものかと思った。<br /><br />　ところが何と、軽々と屋根に登ってしまった。そして駆け足のようにして一番上まで登り、綱渡りの曲芸のように片足を上げてふざけている。私も女房も「やめろ！やめてー」と悲鳴を上げた。<br /><br />　命綱を腰に巻いてひさしの所まで下りてきて、手際よく作業を進めてくれた。ひさしから下を見ると目もくらむほどの高さなのに、どうして軽業師のような事が出来るのだろう。ピーターの度胸は半端ではない。<br /><br />　お陰で屋根はきれいになったが、またまたピーターと私の能力の違いが浮き彫りになってしまった。巨漢なのに器用だし、家まで建ててしまうほどの能力もある。力持ちで、人助けをいとわない。それに比べて私は・・・。悔しいが、女房は心からピーターを尊敬している。<br /><br /><a href="http://blog-imgs-34.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_351x468_20090920073028.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-34.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_351x468_20090920073028.jpg" alt="vcm_s_kf_repr_351x468_20090920073028.jpg" border="0" width="351" height="468" /></a><br /><br /><a href="http://blog-imgs-34.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20090920073103.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-34.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20090920073103.jpg" alt="vcm_s_kf_repr_468x351_20090920073103.jpg" border="0" width="468" height="351" /></a><br /> ]]>
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<title>【妻の日記】　ヒラゴイワシが釣れた！</title>
<description> 　和歌山県湯浅湾近くの田村漁港でイワシが釣れているらしいと、ひまじん夫が情報を得てきました。　田村漁港は私が初めてアジ釣りをしたところ。昨年はたくさん大きなアジが釣れたので、毎週出かけていましたが、今年はアジが回って来ないので、ずいぶんとご無沙汰です。　イワシの干物が好きな私は、グレねらいの夫についていくことにしました。　　午後１時頃、田村漁港に到着。波止の先端に一人り釣り人がいましたがすぐに引き
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<![CDATA[ 　<img src="http://blog-imgs-1.fc2.com/image/e/50.gif"  class="emoji" style="border:none;" />和歌山県湯浅湾近くの田村漁港でイワシが釣れているらしいと、ひまじん夫が情報を得てきました。<br /><br />　田村漁港は私が初めてアジ釣りをしたところ。<img src="http://blog-imgs-1.fc2.com/image/e/242.gif"  class="emoji" style="border:none;" />昨年はたくさん大きなアジが釣れたので、毎週出かけていましたが、今年はアジが回って来ないので、ずいぶんとご無沙汰です。　イワシの干物が好きな私は、グレねらいの夫についていくことにしました。<br />　<br />　午後１時頃、田村漁港に到着。波止の先端に一人り釣り人がいましたがすぐに引き揚げていき、夫と二人だけの釣りに・・・。船溜まりでサビキ釣りを始めると、ご覧のように入れがかり・・・。網ですくいたいほどのイワシがいるのです。　イワシが３匹連なって掛かっているのが見えますでしょうか？<br /><br /><a href="http://blog-imgs-34.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20090918134007.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-34.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20090918134007.jpg" alt="vcm_s_kf_repr_468x351_20090918134007.jpg" border="0" width="468" height="351" /></a><br /><br />　その後、百数十匹釣ったところで暑さで気力がなくなり、私は竿を収めました。<br /><br />　遠く四国沖に夕陽が沈む頃、地元の釣り人がやってきてサビキ釣りを始めましたが、アジ狙いでイワシはいらんと言うのです。カタクチイワシはおいしいけれど、今釣れているヒラゴイワシは脂も少ないし美味しくないというのですよ・・・。<br />　<br /><br /><a href="http://blog-imgs-34.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20090918134339.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-34.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20090918134339.jpg" alt="vcm_s_kf_repr_468x351_20090918134339.jpg" border="0" width="468" height="351" /></a><br /><br />　山小屋にもどり、主人に刺身にしてあげると「本当だ。美味しくない！」。<br />　疲れがドット出た私は、海水の入ったクーラーボックスに魚を入れたままで寝てしまいました。<br />　今朝クーラーから出してみるとイワシがこんなにたくさん・・・。<br /><br /><a href="http://blog-imgs-34.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20090918134303.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-34.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20090918134303.jpg" alt="vcm_s_kf_repr_468x351_20090918134303.jpg" border="0" width="468" height="351" /></a><br /><br />　ひまじん夫の釣果。恥ずかしい・・・<br /><br /><a href="http://blog-imgs-34.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20090918134222.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-34.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20090918134222.jpg" alt="vcm_s_kf_repr_468x351_20090918134222.jpg" border="0" width="468" height="351" /></a><br /><br />　インターネットでヒラゴイワシを検索してみる。マイワシの子で美味しいと出ているではないか！<br />　時季に依るのだろうか？少し気を良くした私は料理に取り掛かることに・・・。<br />　頭と内臓を取り出し、山椒と梅干しを入れて、甘辛く煮付ける。<br />　実に、美味しいのです。 <br /><br /><a href="http://blog-imgs-34.fc2.com/y/o/k/yoko87/IMG_0492.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-34.fc2.com/y/o/k/yoko87/IMG_0492.jpg" alt="IMG_0492.jpg" border="0" width="468" height="351" /></a><br /><br />　タルタルソースで食べるフライだって、イケる！<br /><br /><a href="http://blog-imgs-34.fc2.com/y/o/k/yoko87/IMG_0494_20090918134746.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-34.fc2.com/y/o/k/yoko87/IMG_0494_20090918134746.jpg" alt="IMG_0494_20090918134746.jpg" border="0" width="468" height="351" /></a><br /><br />　残りのイワシは干物に。<br /><br />　さて、そのお味は・・・<br /><br /><a href="http://blog-imgs-34.fc2.com/y/o/k/yoko87/IMG_0496.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-34.fc2.com/y/o/k/yoko87/IMG_0496.jpg" alt="IMG_0496.jpg" border="0" width="351" height="468" /></a><br /> ]]>
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<dc:subject>山暮らし</dc:subject>
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<title>【夫の日記】　虫除け帽子は森の必需品</title>
<description> 　　山は虫がやたら多い。畑仕事、敷地の草刈り、薪割りなどをしていると、ブヨや蚊がまとわりつき、鬱陶しい。スズメバチも多いので、気が抜けない。　虫に刺される人、そうでもない人がいるように思う。その違いは何だろう。それぞれの人が持つ体臭なのか、血が濃い薄いの問題だろうか。血が甘い糖尿病の人が必ずしも虫に刺される訳ではないので、血とは無関係だろう。う～ん、わからんなあ。　ともかく、女房は刺されやすいタイ
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<![CDATA[ 　<img src="http://blog-imgs-1.fc2.com/image/e/257.gif"  class="emoji" style="border:none;" />　山は虫がやたら多い。畑仕事、敷地の草刈り、薪割りなどをしていると、ブヨや蚊がまとわりつき、鬱陶しい。スズメバチも多いので、気が抜けない。<br /><br />　虫に刺される人、そうでもない人がいるように思う。その違いは何だろう。それぞれの人が持つ体臭なのか、血が濃い薄いの問題だろうか。血が甘い糖尿病の人が必ずしも虫に刺される訳ではないので、血とは無関係だろう。う～ん、わからんなあ。<br /><br />　ともかく、女房は刺されやすいタイプだ。時々顔を刺され、お岩さんみたいになって半泣きになっている。「その方が見栄えがええわ」とからかって、火に油を注いだこともある。毒気の強い私には余り寄って来ない。<br /><br />　そこで・・・。　<br /><br />　「虫除け帽子」というのがある。帽子に網が付いていて、これをすっぽり被り首で絞めつけておく。ホームセンターなどで何種類か売ってある。<br /><br />　女房が以前買った帽子は、それでもブヨが侵入してきて往生していた。細かい網目から果敢に入って来るのだから、血に飢えた虫の執念はすごい。<br /><br />　今年の春、私たちの山小屋に近くの奥さんが遊びに来られた。グリーンのハイカラな帽子を被っておられる。例の虫除け帽子だ。女房は一目で気に入り、ホームセンターで買ってもらうことにした。<br /><br />　これがなかなかの優れ物で、網目が細かく、虫の侵入を許さない。その上、ファッショナブルだ。網を中にしまうと、西部劇に出てくるご婦人のようないでたちになる（大袈裟か・・・）。<br /><br />　これが、生石山に一大旋風を巻き起こしたのだ。機能的にも、格好もいいので、私も欲しいという人が続出し、たった２、３か月で１０人くらいに広まった。虫に弱い男性も２、３人が買ったらしい。<br /><br />　この森には常時１０人ほどしか人がいないので、グリーンの虫除け帽子は生石山のユニホームのようになっている。この前、同じ帽子を被った女房ら女性３人が話をしているのを見て、おかしくて噴き出しそうになった。<br /><br />　商品は、いい物であれば売れるんだなあとつくずく思う。この虫除け帽子は大阪の「コジット」という会社が製造していて、安い店では９００円くらいで買える。ただの帽子だが、この小さな森の、小さな仲間たちの間に広がるのだから、物作りの原点を見る思いだ。<br /><br /><a href="http://blog-imgs-34.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20090915171515.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-34.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20090915171515.jpg" alt="vcm_s_kf_repr_468x351_20090915171515.jpg" border="0" width="468" height="351" /></a><br /><br /><a href="http://blog-imgs-34.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20090915171544.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-34.fc2.com/y/o/k/yoko87/vcm_s_kf_repr_468x351_20090915171544.jpg" alt="vcm_s_kf_repr_468x351_20090915171544.jpg" border="0" width="468" height="351" /></a><br /> ]]>
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<dc:date>2009-09-15T20:49:37+09:00</dc:date>
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