【妻の日記】 娘とランチ/ヴィオレット ステラ(滋賀県栗東市)

昨日、私だけ和歌山の山小屋から、大津に戻ってきました。
今日は、かわいい娘(!?)とランチです。
滋賀県栗東市にある、“ヴィオレット ステラ”という一軒家のレストランで、娘のおすすめです。
(食事代も出してくれました~。)

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さて何がでてくるのかなぁ~。

<アミューズ>冬瓜と白茄子のゼリー寄せ
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上の緑の部分は、ほうれん草のスープを乾燥させたパウダーだそうです。
中にはいっていた冷たい冬瓜とお茄子がとってもジューシー!


<前菜>太刀魚の香草パン粉焼きと野菜のサラダ仕立て
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真ん中にのっているのが太刀魚なんですが、アンチョビのソースと相まってとっても美味しかったです。
和歌山にもどったら、今度は太刀魚釣りに挑戦!!釣れるのかしら??


<スープ>かぼちゃのスープ
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かぼちゃの味がとっても濃厚で、クリーミーなお味。
トウモロコシの粉で作った春巻きの皮のようなトウモロコシペーパー!?
とても珍しかったです。


<主菜>お肉とお魚いずれか一品を選びます。
お肉:仔牛のステーキ ←私
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添えてあったジャガイモのお味は?私の栽培したジャガイモの方が断然美味しい!

お魚:イシモチのポワレ・ラタトゥイユ添え ←娘
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バルサミコ酢のソースがお魚に良くあって、美味しかったらしいです。
ラタトゥイユも、こだわりのお野菜で作ってあり歯ごたえがあり、これも美味だそうで。


<デザート>デザート盛り合わせ
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いちじくで作ったデザートのオンパレード。
いちじくのパンナコッタ・いちじくのパイ・アイスクリームのいちじく寄せ、と、とっても豪華!


これに、パンと食後の飲み物がついて2500円と、お得です。(私は払ってないですが・・・笑い。
子供連れの方は、別の専用ルームがあり、気兼ねなく食事ができるみたいです。
こういう気遣いってうれしいですね。

今度は、友人と行こうっと~!(主人とでなく・・・笑い。


ヴィオレット・ステラ (violette stella ビオレット・ステラ) (フレンチ / 栗東、草津)
★★★★ 4.0

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【夫と妻の日記】 森の中の郵便配達屋さん

 もう20年前のことだ。和歌山の瀞峡へ家族で旅行した。帰りは奈良県の北山に通じる細い道を走って1時間くらい経った時、道路の右手に、驚きの光景が飛び込んできたのだ。
 道路から100メートルほどの高み、その急斜面に、十数軒の民家がしがみつくように建っていた。どうしてこんな崖のような所に家があるのだろう。段々畑が作れるような場所でもない。
 軒先に洗濯物が干してあり、人々が暮らしているのは間違いない。先祖代代、この急峻な土地で生の営みが続けられてきたのかと思うと、なぜか厳粛な気持ちになり、感極まって涙が出そうになった。
 その道路沿いに、ぽつんと小さな郵便局があった。あの急斜面に住む人たちにとって、なくてはならい郵便局なのだろう。今も、あの民家と郵便局は忘れる事が出来ない光景なのだ。
 小泉首相が、郵政民営化を掲げて選挙を大勝し、民営化が実現した。民営化がいいか、悪いか分からない。でも、民営化のあおりを受けて瀞峡からの帰りに出会ったあの郵便局がなくなるようなことがあれば、許せないと思う。
 そうなんです。夫婦で森に暮らすようになって、郵便局、郵便屋さんの大切さをかみしめています。身内に郵便関係者はいませんよ。宣伝ではありません。
 今日の山小屋は小雨が降って霧が立ち込めています。下界はきっと雨なのでしょう。
 午後2時ごろ、バタバタっといつものバイクの音。森の中の郵便配達屋さんがやってきました。私が突然カメラを向けたのでビックリされて・・・
 霧の中を郵便配達? いいえ・・・ 。
新聞を配達してくれたのです。いつもこの時間に朝刊を届けてくれるのです。森の中の郵便配達屋さんは、新聞配達屋さんでもあるのです。雨の日も風の日も、そして雪の日も。森に都会から届く便りと、新聞を届けてくれるのです。
 いつも、いつも、ありがとう。

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【夫の日記】 東京オリンピックと市川昆さん

  昨日の晩、BS放送で市川昆監督の「東京オリンピック」の前編を観た。素晴らしい映画だった。来週の後編が楽しみだ。北京オリンピックが終わったばかりの中国人民の皆さんに、ぜひこの映像を見せてやりたい。
 もう15、6年ほど前だが、俳優の中村敦夫さんの紹介で、市川監督と酒を飲んだことがある。その席で、「今、深泥ヶ池で映画を撮っている。見に来ないか」と誘われた。その映画は、78年から80年代に人気を博した「木枯らし紋次郎」のリバイバル編のようなものだった。
 抜け落ちた前歯の間に、ショートホープを挟み込み、寝る時以外は煙草を離さなかった市川さん。撮影中もその姿は変わることがなく、偉大な映画人なのに、どことなく愛嬌に満ち溢れていた。意外と物静かな撮影風景が印象的だった。
 東京オリンピックが開催された1964年当時、ひまじんは貧乏だったのでテレビがなく、オリンピックをじっくり観戦した記憶がない。その後、東洋の魔女のバレーボールなど断片的にではあるが、何回か見たことがあるけれど、こうしてオリンピックを一連の映像として見るのは初めてだった。
 映画には北京オリンピックのような熱狂的な歓声はなく、むしろ音を消した映像がスポーツの感動を増幅させている。陸上の依田郁子選手のシーンも面白かった。こめかみに白い膏薬のようなものを貼り、バク転したりしながらウォームアップする場面をとらえている。これは活躍するぞ、と期待して見ていたら、ドンケツかそれに近かった。もし、中国が映画を撮ったら、金メダルシーンのオンパレードになるに違いない。
 東京オリンピックは日本の驚異的な戦後復興を世界に印象付け、先進国入りを果たした。国民のナショナリズムも高揚したが、市川監督の映像に過度の高揚感は見られなかった。この点についても、中国に釘を刺しておきたい。
 なお、中国は当時、台湾問題でIOCを脱退していたのでオリンピックに参加せず、大会期間中に原爆実験をして、ダダをこねて見せた。そんなお国なのである。 おそらく、北京オリンピックの記録映画は、市川監督のようにスポーツの祭典を芸術として描くのではなく、人民の団結を煽るプロパガンダの手段として使われるだろう。
 ま、生半可な中国批判はこれくらいにするが、実は市川さんはひまじんに重大な決意をさせてくれた。「煙草は死ぬまで止めません!」と。だって、チェーンスモーカーの市川さんは、92歳まで生きたのだから・・・

【夫の日記】 アユの燻製でご接待/ダッチオーブン

  夜半から降り出した雨が今も降り続いている。午前9時ごろから大粒の雨に変わってきた。週刊天気予報は、あすも、あさっても雨模様を伝えている。この空模様だと、釣りには行けない。
 来週の月曜日、ひまじんの数少ないガールフレンドが一泊の予定で山小屋にやって来る。それも3人。もちろん、女房公認の女性たちである。
 年齢はエチケットとして内緒にしておくが、人生の甘いも、辛いも知り尽くしたお年だ。もちろん今もお美しいが、昔はもっと光彩を放っていたはずで、男どもに追いかけ回されたクチだろう。
 実はこのお3人、ひまじんのブログを読んでいる。仕返しが怖いので下手なことは書けないが、以上の文章は、ホント、掛け値なしである。
 こんな山奥に来てくれるのだから、失望させてはならない。森の空気をいっぱい吸ってもらい、美味しい魚で、美味しいお酒を飲んでもらう。これに尽きるのだが、願わくは、少しでもリフレッシュしてもらえれば望外の幸せである。
 と言うことで、今週はその魚を確保するため奔走する日々なのだ。火曜日には前日釣ったグレの一夜干しを作って、冷蔵庫の中にしまってある。一昨日と昨日は昼からアユ釣りに行き、計12匹を釣った。ただし、生のままでは月曜までもたないので、今日はこれを燻製にしよう。
 燻製専用の容器を持ってはいるが、今回はダッチオーブンでてっとり早く燻すことにした。アユの内臓を取り出し、塩をすりこんで2時間ほど干しておく。
 いつもは焚き火をして、その上にオーブンを乗せるのだが、今日は雨なのでコンロに炭を熾した。あらかじめ加熱したオーブンにブナのチップをひとつかみ置く。ブナは魚によく合い、いい香りが楽しめるはずだ。
 約30分燻して出来上がったアユは、黄金色に輝いていて、少しだけ表面に脂が滲み出ている。これがうまいのだ。皮もこおばしい。食べるときは少し温めると、いい味が引き出される。
 ただし、今日は雨で湿度が高く、アユがほどよく乾燥しなかったので、出来が少し心配だ。ガールフレンドたちは聡明なので、「まずい」とは言わないだろう。
 彼女たちの本心を見破るには、その時の表情を読むしかない。食べた後に微妙に動く目尻のシワ、飲み込む際の喉ぼとけの動き。これらを誤解されない程度に、まじまじと見つめることにしよう。

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【妻と夫の日記】 五目釣り、ご満悦

 まずこの写真をみて下さい。湯浅湾に近い田村漁港の波止で私が釣り上げた魚たちです。バラエティーに富んでいるでしょう。 丸ハゲ、グレ、サンバソウ、べラ、そして型のいいアジ。私がひとりで釣ったのですよ。私が・・・ 

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 これは主人が釣ったグレ19匹とチヌ1匹です。これもすごい!

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 午後、主人が田村漁港にグレ釣りに行くと言い出しました。田村漁港はひまじん夫婦が暮らす生石高原から車で40分ぐらいの所にあります。
 来週、主人のゴルフ仲間が山小屋にやって来るので、グレの一夜干しを作っておこうというのです。夕方には戻ると言うので、私もついていくことにしました。田村漁港は私が初めて波止でサビキ釣りをしたところ。アジがよく釣れるのです。午後2時すぎ、田村漁港に到着しました。


 文章は、ここからひまじんにバトンタッチ。女房は先日の由良湾でキス釣りに挑んだが、余り振るわず、挫折している。そこで、浮き釣りの仕掛けを作ってやる。 餌はオキアミ、浮き下は1・5ヒロ。最初は合わせのタイミングが分からず、浮きが沈んでもアレ、レ、レ?と言いながらまごまごしている。合わせも優しすぎる。ピシッという手首を返すような合わせが分かるまで30分ほどかかった。
 それでも段々慣れてきて、サンバソウや丸ハゲを釣り上げた。しばらくして、「引いてる、引いてる」と大喜びしながら20センチほどのグレをゲット。「キス釣りよりこっちの方が断然面白いわ」と、挫折から立ち直ったようだ。
 「あっ!アジが見えた」と叫んでいる。アジ釣りはもうベテランで、海中のアジの姿を見分けられるようになっているのだ。
 直ちに、のべ竿を引っ張り出し、サビキ仕掛けを作っている。素早い対応である。この時期のアジは10センチ前後の豆アジ。しかし、いきなり20センチ余りもある刺身サイズを釣り上げた。これくらいの大きさになると、5・4メートルの竿は満月のようにしなる。豆アジを想定して小さなハリを使ったため、バラシも何回かあった。
 それでもぼちぼち釣れ続く。ひまじんの方は、ヌカ切り釣法で手のひらサイズのグレを19匹と25センチほどのチヌ1匹を釣り、早めに切り上げて女房のお手並みをながめていた。
 もう、あたりは暗くなり始めている。「もう帰ろう」と催促するが、やめるとは言わない。「あと1回だけ」が30分以上も続き、なんとしつこいことか。女が狂うと怖い。恋だけじゃありません・・・
 結局、竿をしまったのが6時半。女房にとって今日の釣りはご満悦だったようで、帰りの車中はいつもより口数が多かった。「また、行くで~」

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【夫の日記】 薪作り、厳しい冬に備えて

  ひまじん夫婦が暮らす紀伊山地の生石高原は、このところめっきり秋めいて、涼しいというより、寒くなってきた。今年の冬の訪れは早いのだろうか。
 きのうは、冬に備えて、薪作りに取り組んだ。地元の大工さんが、杉の丸太を製材するさい出てくる長さ3メートルほどの切れ端を30本くらい届けてくれたのだ。
 この切れ端は、よく乾燥しているので、薪ストーブの火に勢いをつけるためとても貴重なのだ。それに、朝起きるとストーブの火は衰えており、再度燃焼させる時にも、これを使う。焚きつけと呼ぶが、かまどを知らない人には耳慣れない言葉かもしれない。
 チェンソーで長さ40センチくらいに切りそろえる。中腰で切るため、結構疲れる。2時間ほどかかったた。200本余りの焚きつけが出来上がり、積み上げてシートをかぶせた。この冬に使うには十分な量だ。

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 山小屋の暖房は薪ストーブだけだ。ひと冬過ごすには、相当な薪が必要になる。直径10センチほどの薪なら、1日に14、5本は使う。11月から4月まで5か月間、ストーブを焚き続けると、2000本以上の薪が必要となるのだ。
 だから、年中、薪作りをしなければならないし、十分な丸太を手に入れるのも難しい。在庫は1000本くらいしかなく、ずっと山小屋で冬を過ごせば、冬半ばにして凍死してしまうので、滋賀の自宅に逃げ出すしかない。
 このブログで何回か紹介したドイツ人Pは、ここにひとりで永住している。ひまじんは雪が多かった去年、正月明けに逃げ出したので、Pは私たちを「裏切り者!」と揶揄するのだ。彼にすれば、一人取り残されるのが淋しいのか、出来るだけ長く私たちを引きとめようとする。
 去年は近年になく寒く、Pの薪は2月末に底をつき、雪の下から倒木を掘り起こし、燃やしたと言う。そのころ、Pの様子をうかがうため電話すると、「雪で買い物に行けない。もう4日間何も食べていないよ。コーヒーだけで生きている」と情けない声を上げていた。
 生石高原の冬は厳しい。Pを落胆させないため、これからも薪作りに励み、なるべく長く山小屋に踏み止まりたいが、さて、どうなるだろう。
 「裏切り者」というPの罵倒を背に、1月中には山小屋を逃げ出すかも・・・

      約1000本の在庫品。多いほど安心だ。

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【夫の日記】 森に大挙ハーレーがやって来た

  「ドッ、ドッ、ドッ、ドッー」・・・腹に響くような爆音が聞こえてきた。ちょうど、北京オリンピックの男子マラソンが終わり、優勝したワンジル(ケニア)のインタビューが終わった時だ。
 山小屋のベランダに出ると、大きなオートバイが次々と前の道を通り過ぎて行く。森の細い道をこれだけの数の車が通るのは珍しい。
 「早く、見に行こう!」と、女房は興奮している。彼女はパトカーや救急車、消防車が通ると追いかける妙な癖がある。良くいえば好奇心が旺盛なのだ。オートバイの一行は、近くの生石高原のレストハウスに向かうはずだ。
 軽トラで追っかけると、駐車場に色とりどりのハーレーダビッドソンが20台ほど並んでいる。磨き抜かれてピカピカ光っている。中にはサイドカーが付いた豪華なハーレーもある。多くが大阪ナンバーだった。
 ほとんどの人が、肩章の付いたブルーのシャツを粋に着込んでいる。アメリカの警官のようだ。皆さん、シニア世代で、お金持ちに見えた。
 それもそのはず、ハーレーは付属品を付けると1000万円前後もするらしい。リーダーのような人に聞くと、一番豪華な赤いハーレーは1300万円ナリ。こうなると、道楽などと軽々しく言えない世界だ。オートバイの最高峰を楽しむこの人たちにとっては、働いて、働いて手に入れたステイタスなのだろう。
 風を切って走るのは、気持ちいいだろう。それに、道行く人も振り返って見てくれるに違いない。和歌山では、ひまじんが運転する滋賀ナンバーの古びた軽トラも、怪しげな視線で振り返ってくれるけど・・・
 ライダーたちで久しぶりににぎわうレストハウス。このお金持ちの食事を拝見してみたが、一番安いカレーライスが多かった。えっ?

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       1台1300万円ですって!

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【夫の日記】 魚と遊び、ネコと戯れる/由良湾

  少し涼しくなってきたので、久しぶりに海へ行こう。女房はキス釣りに挑む。キャスティングの練習までして臨んだ1回目は見事に空振りに終わった。今回が2回目だ。ひまじんはグレを狙う。
 キスとグレがともに狙えるとなると、釣り場は限られてくる。餌屋のスタッフに聞くと、困った顔をして言葉に詰まっていた。とりあえず、中紀の由良湾沿いを走る。アオリイカ釣りでよく来る柏の波止場には誰もいない。ここには砂浜があり、キスが釣れるかもしれない。

    もう秋の空が広がっていた

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 様子を見るため、波止から沖向きに投げるようアドバイスする。女房のキャスティングは結構うまくなり、沖合5,60メートルに20号のオモリが落ちる。
 3投目、仕掛けを引き上げると何か付いている。キスだ!老眼鏡をかけないと正体が分からないほど小さい。体長3・5センチ。キスのようでもあり、トラギスのようでもある。キスの第1号にしては、せつな過ぎる。

     キスに見えるが、小さ過ぎて・・・

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 その後はハゲ2匹、チャリコ少々が釣れただけで、キスは来てくれない。「場所替わる」と言って、女房は背後にある砂浜に移った。ここではフグの猛攻を受け、仕掛けがなくなり帰ってきた。
 「私、キス釣りに向いていないわ」と深刻な顔をしている。まあ、どんな釣りでも、すぐに満足な結果は出ない。釣りとは忍耐、また忍耐。何回に1回くらいしか、神様が微笑んでくれないものなのだ。
 やり慣れているアジのサビキ釣りに宗旨替え。港の奥の船だまりがポイントだ。クーラーボックスを運んでやる。仕掛けを下ろすと、10センチくらいのアジが姿を現した。ぼちぼち釣れて女房に笑顔が戻ったが、思わぬ闖入者が忍び寄る・・・
 ネコである。この港には3匹の猫が常駐していて、釣り人が捨てる外道の魚を食べて生活しているのだ。とにかく人懐っこく、「ニャーン」と鼻声を上げながら足元にまとわりついて来る。
 しかし、動きはまことに敏捷なのだ。女房がアジを釣り上げると、サッと寄ってきて、針から外れてこぼれたアジをかすめ取る。女房は悔しがるどころか、ネコとの駆け引きを楽しんでいるようだ。そのうち、すっかり仲良くなり、竿をほっぽり出してネコと遊び始めた。女房は小さい頃からネコ好きなのだ。

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 ひまじんは、ヌカ切り釣法でグレを狙っているが今一だ。潮が澄み過ぎているためだろうか。それでも午前中に手の平くらいのグレ3匹と、30センチを超える良型のアイゴ1匹を釣った。アイゴの一夜干しは絶品なのだ。これに加えて60センチを超えるボラ1匹も持ち帰ることにした。味塩でしめて一晩冷蔵庫で寝かせると、これまたおいしい。

      アイゴとグレの一夜干し

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 日差しが強くなってきたので、昼前に釣りをやめた。アジ、グレ、アイゴ、ハゲ、チャリコ、ボラなど十分なおかずが釣れた。女房に納得のキスは釣れなかったが、また次がある。
 帰り道、真っ白の奇岩が連なる白崎海洋公園に立ち寄り、昼食をとった。ここは、日本の渚百選、夕日百選に選ばれており、白い岩と青い海のコントラストが美しい海岸だ。

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【夫の日記】 天然うなぎ、もらいぞこねた/有田川

  ひまじんが釣ってきたアユを「おいしい、おいしい」と食べてくれる女房。しかし、1匹を釣る苦労は分かっていないと思う。アユ釣りを始めて30年余りになるが、女房に竿を持たせたことは一度もなかった。これではアユ釣りの難しさを理解するのは無理な話で、これは迂闊だった。
 午後の遅い出発となった。女房を指導するので、ひまじんの鼻息は荒い。河原に車を横付けでき、釣りやすい場所を選んだ。仕掛けをセットしてやり、さあ、スタート。と思いきや、女房は「オトリ屋さんでトイレ借りてくる」とすたこら姿を消した。やる気があるのか!
 仕方なく一人で釣りを始めたが、釣れない。女房は帰ってきて、日傘をさしてどっかり腰を下ろして見物を決め込んでいる。1時間ほどしてやっと1匹を取り込んだが、女房は見ていない。天然のオトリに替わったので、2匹目がすぐ掛った。対岸に向かって走るわ、走るわ。女房に竿を持たせてその強い引きを体験させてやろう。「オーイ、はよ来い!」と叫んで振り返ったとたん、バレてしまった。
 その後、女房に少しだけ竿を持たせ、オトリアユの泳がせ方を教えた。糸を張らず、緩めずがキーポイントで、この感じはつかめたようだ。釣れはしなかったが、今日のところはこれでよかろう。
 そこへ、川でよく出会うウナギ釣りの名人がやって来た。ひまじんは、前々からウナギ釣りをしたかった。何といっても、川で捕れるウナギは格段においしいのだ。1キロ1万5000円の値が付くという。
 名人は81歳。ここ有田川のほとりで生まれ、3歳の時からウナギ釣りをしていたと言う。その後、大阪で働き、退職金で近くに別荘を建て、ご夫婦で釣り三昧の生活を送っておられる。
 この前会った時、「弟子入りさせてほしい」と頼んでおいた。
    ひまじん 「弟子入りの件、どうですか。教えてくれますか」
    名人   「うーん、見たところ根性のある顔つきやないなあ」
    ひまじん 「恐れ入りました。はい、根性はおまへん」
    名人   「何日も釣れんことがある。まあ、3日でケツ割るわな」
    ひまじん 「まあ、そう言わずに・・・」
 と言うような会話があり、仕掛けや釣り方をざっと教えてもらう。竿を作ったりしていると、来シーズンの挑戦になりそうだが、ぜひ名人に弟子入りしたいと思っている。そして・・・
    名人   「家に中型のウナギを生かしているけど、持って帰るか?」
    ひまじん 「いえ、そんな高価なものを」
    名人   「そうか」
 なぜ、「遠慮なくいただきます」と言わなかったのか。女房は後ろから背中をつついたが、物欲しげな態度は出せなかった。家に帰っても、後悔ばかりしていた。寝付きも悪かった。

    ウナギの寝床を探すため水中メガネで岩の近くを潜る名人

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【妻の日記】 山暮らしの食事 

 朝の山小屋は、爽やかさを通り越して寒~い。早起きの主人は夏用のパジャマに綿入れの半纏を 着ています。野菜の様子を見に裏庭に出ると、今日もミニトマトが数個赤く色づいています。バジルやベビーリーフも食べ頃。にんじんは?と引き抜くと、恥ずかしながらごらんのように親指サイズです。でもでも、にんじん嫌いの主人が、このにんじんは果物のようだと言って食べてくれるのです。自家栽培のサラダとあら川の桃で朝食です。

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 お昼は主人のリクエストでお素麺。朝の残りのにんじん葉と玉ねぎ(これも自家栽培)えびのかき揚げです。う~ん 美味しい!

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  夜は、昨日主人が有田川で釣った鮎の塩焼き。うねり串にして炭で焼きました。強火の遠火でじっくり焼くのがおいしいのです。3食で400円くらいのつましい食事ですが、主人が使う軽トラのガソリン代が・・・

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【夫の日記】 キリキリ舞いのアユ釣り/有田川

  有田川のアユはどうしているだろう。雨が降らないので川は渇水状態。アユの好物の石に付くコケは腐り気味のはずだ。ひもじい思いをしているのだろうか。
 アユのご機嫌うかがいに、2週間ぶりにアユ釣りに行った。オトリ屋で最近釣れているポイントを教えてもらい、その場所に入った。
 しかし、これは明らかに判断ミス。釣れるから毎日釣り人が竿を出す。だからポイントが荒れ、アユも神経質になる。賢いポイント選びは、前日、釣り人が入っていない場所を探すのがいいのだ。
 案の定、瀬やトロ場が連続する200メートルくらいの区間を行ったり来たりしたが、まったく釣れない。年をとるとこらえ性も根気もなくなり、すぐ投げ出してしまう。夕方再挑戦するため、オトリ缶を川に浸け、山小屋に引き返した。

    午前中の釣果

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 昼ご飯を食べ、昼寝をし、再び川へ。午後2時ごろ、場所替えして竿を出した。
 オトリを入れてわずか10秒、水中でギラッと魚体が光り、ビューンと水中糸が上流に吹っ飛ぶ。掛かりアユがオトリを引っ張りながら、ものすごいスピードで上流に走る。竿を寝かせて寄せにかかるが、なかなか寄ってこない。竿は満月のようにしなっており、0.2号の糸は限界に近い。
 アユとの根競べだ。無理をすれば糸が切れてオトリもろとも水中に消えてしまう。焦って竿を立てると深場に潜られるので、竿を寝かせたままじわり、じわり浅場に誘導する。バシャーンと2匹のアユがもつれて水面を撥ねる。思い切って引き抜くと、うまくタモに納まった。22センチの良型だった。
 釣りたての大き過ぎるアユをオトリに使い、急流に沈ませると、またすぐ掛った。今度は対岸に向かって疾走し、これまた寄ってこない。竿が伸びきっている。躊躇すれば糸が切れるので、強引に寄せて引き抜いた。2匹のアユは水面すれすれでナイスキャッチ。これも22センチはありそうだ。
 興味のない人には退屈な実況中継はこれくらいにしておこう。結局、糸切れで2匹損失、キャッチをしそこなって1匹の損失だったが、釣果は23~20センチが計8匹だった。
 この時期になると、アユは一段とパワーアップしている。掛っても、タモに納まるまでが一苦労だ。アユ釣りは、どの釣りよりも面白いし、食べても最高~~。

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【夫の日記】 トホホ、キュウリの収穫2本だけ

  やっと、紀伊山地の山小屋に帰る日が来た。滋賀で過ごしたのは11日間。夫婦の実家へ墓参りし、4回ゴルフに行き、それ以外はテレビで北京五輪をぼーっと見ていた。
 山小屋に向かう途中、和歌山のスーパーで当分の食料品を買ったが、駐車場は今にも火を噴きそうに暑かった。車の温度計は35度になっている。でも、この暑さとはもうしばらくでおさらばだ。
 午後3時半、山小屋に着いた。標高800メートルとあって、気温は27度。夕方には23度に下がり、肌をなでる風が寒いくらいだった。
 ひまじん夫婦はある期待を抱いて山小屋に帰ってきた。敷地のちっちゃな畑に植えたトマトとキュウリが10日余り留守にしている間、大きく育っているだろうと。
 期待は裏切られた。キュウリは苗2本で、収穫できたのはたったの2本。プチトマトは真っ赤に熟したのが10数個。ただ、キュウリはまだたくさん黄色い花が咲いているので、もうしばらくすれば少しは収穫できるだろう。トマトはプチ、中玉など10本ほど植えてあり、青々した実がいっぱいついている。
 女房は「10月ごろのトマトが甘くておいしいのよ」というが、唇の端が少し歪んでいた・・・
 標高の高い土地では気温が低いうえ、木立の中なので日照時間が短い。加えて、女房は肥料をやらずに自然の力で中身の濃い野菜を作ろうとしている。立派な考え方だが、なかなかうまく行かないようだ。来年は、いろいろと工夫が必要だろう。
 同じように山暮らしをしている仲間が、大きな畑でいろんな野菜を作っている。いつもいっぱい届けてくれるので、新鮮な野菜に不自由することはない。が、タダでもらうのも気が引けるので、アユや海の魚を釣って、せっせっと献上しなければならない。
 女房は「釣りのええ口実やねえ」と言うけれど、物々交換、ギブアンドテイクは古来から人間社会のルールなのだ。

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【妻の日記】 お肉に舌鼓/ くすたろう(大津)

 北京オリンピックの女子レスリング吉田沙保里の金メダルに興奮して、夕ご飯の用意が遅れてしまいました。娘が「外食したい!」と言い出しました。大津駅周辺は、居酒屋こそあるものの、お洒落な美味しいお店がないのです。これで本当に県庁所在地なの?といつも思うのですが・・・。以前に行ったことのある肉料理レストラン「くすたろう」に行くことになりました。自宅から歩いて15分、浜大津のオフィス街にあります。
 このお店のご主人は、近江八幡市にある近江牛の「毛利志満」で腕を振るわれておられ、その後、独立されたそうです。お肉はもちろん「毛利志満」の黒毛和牛です。
 お店にはご夫婦2組の先客がおられました。入ってすぐに、飾ってある色紙に目がとまりました。

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 京都の先斗町にあるクラブ「吉佐登」のママの色紙です。先斗町の歌舞練場の近くにあったお店には、主人に連れて行ってもらったことがあります。歌の上手なきれいなママで、俳優牧冬吉さんの奥様です。昔、「仮面の忍者、赤影」というテレビ番組がありましたが、白影を演じていたのが、牧さんです。今はもう故人ですが・・・。お店はやめておられますが、今もラジオやテレビ番組のパーソナリティーをされているようです。主人は懐かしがって、ママに電話をしていました。
 私たちが注文したのは「くすたろう会席」で、一人前5400円です。

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 マンゴのシャーベットがはいった冷スープ

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 牛にぎり寿司 これは別料金 2500円です。

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 さすが、「毛利志満」のシェフをされていただけあって、一つ一つの料理は素晴らしいお味でした。石焼ステーキがおいしかったのはもちろんですが、牛の煮物は逸品でした。 
 ランチにはコースのほか、10食限定のハンバーグがあります。手間がかかるので、それだけしか調理出来ないそうです。次はぜひ、黒毛和牛のハンバーグを食べてみたいものです。

くすたろう (ステーキ / 浜大津)
★★★★ 4.0


【夫の日記】 中国流五輪のいやらしさ

  紀伊山地の森の中から滋賀の自宅に一時帰宅して9日が経った。毎日、無駄な時間を過ごしていると思う。
 以前から約束のコンペや学生時代の友人とのプレーなど、4回もゴルフに行った。スコアはまずまずだったが、夢中になっていた頃に比べると、さほど面白くはなかった。
 滋賀での生活は、もはや自分のスタイルではない。クーラーをかけながら、本を読む気にもなれない。女房は「庭の掃除でもしたら」というが、億劫だ。散歩も暑いので、行かない。
 何もすることがないので、テレビでオリンピックを見る日々である。日本人選手が活躍すると、うれしい。メダルを逃すと悔しがる。人並みに一喜一憂している。
 しかし、テレビ画面に映し出される光景に、ひまじんは「何か違う」との思いにとらわれている。開会式の過剰演出や人海戦術などは皆感じていることなのでくどくど書かない。
 一つだけ言っておきたい。表彰式に出てくるチャイナドレスの女性たちだ。さすが人口13億の中国、美しい女性をこれでもかと言うほど、揃えている。
 それはそれでいいのだが、女性たちは皆同じように手を前で組んでいるのが、おかし過ぎる。このポーズは、日本のパーティーに出てくるコンパニオンそのものではないか。、これほどスポーツにふさわしくないポーズはない。
 美しく見せるための工夫かもしれないが、別にファッションショーをやっている訳ではない。無骨でもいいから、スポーツの祭典らしい好感の持てる演出にしてもらいたい。北京オリンピックの根底に流れる「中国流のおかしさ」を象徴していると思う。
 そんなオリンピックも後半戦。毎日、ぐーたらとテレビを見ている自分が嫌になるので、早く終わってほしい。そして、いつもの山小屋での暮らしに戻りたい。別に特別なことはしていないが、森の中には安らぎがある。あと2日でその日が来る。
 

【夫の日記】 今も静かな余呉湖

  墓参りをした後、余呉湖に足を伸ばした。琵琶湖の最北端、その少し北にぽつんと小さな湖がある。これが周囲わずか4キロの余呉湖だ。
 琵琶湖と余呉湖こ挟まれた山並みの中心が賤ケ岳だ。本能寺の変で討たれた信長の跡目をめぐり、羽柴秀吉と柴田勝家の両軍が激突した古戦場である。余呉湖もこの戦乱の舞台となり、湖水が血に染まったと伝えられる。
 久しぶりに訪れた余呉湖は、お盆休みなのに人影は少なく、静かだった。ここには羽衣伝説が伝えられており、天女が衣を掛けたという柳の古木がある。その木陰に入ると、涼しい風が吹いていた。
 周回道路を車でノロノロと走った。余り商売っ気が感じられない食堂が1、2軒。湖の奥まった所に国民宿舎があるが、人影は少ない。お年寄りの夫婦がベンチに腰掛け、ぼーっと湖面を眺めていた。
 戦国の武将が「槍の血を洗った場所」と書かれた立て札があるが、目印となる石組みなどがある訳ではない。観光地によくある怪しげな墓碑やゆかりの建物などはほとんどなく、ただ豊かな水をたたえた静かな湖があるだけだ。
 ひまじんは少年の頃、この余呉湖でよく遊んだ。夏休みになると、水浴びに出かけた。岸から少しは離れた沖合いに古びた杭が何本か立っており、そこまで泳ぐのが肝試しみたいなものだった。水を飲んで溺れかけたことが何回かあり、今から思うとゾッとする。
 ウナギ捕りもした。近くの小川でとったドジョウを針に刺し、岸の石積みの中に入れて釣るという方法だ。飽きもせず、何回も試みたが、釣った記憶はない。川では素潜りで鮎掛けもやったが、いつも空振りだったと思う。せいぜいオイカワを手にしただけで、母親に焼いてもらい、空腹を満たした。中学生になると、湖から遠ざかった。なぜだか分からない。
 帰省すると必ず、湖を見に来る。少年の頃の思い出にふけるためではない。ただ、自然に足が向くだけだ。

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【夫の日記】 ゴルフのマナーに学ぶ

  ひまじんがメンバーになっているゴルフ場で、ジュニアスクールが催され、お手伝いに行ってきた。幼稚園から中学生まで20数人が参加し、トーナメントで活躍している平塚哲二プロらが指導した。
 ゴルフはマナーに始まりマナーで終わる。だから、まず子供たちにマナーやエチケットを教えることから始まる。これは、子供たちがこれから生きていくためにぜひ身につけて欲しいマナーやエチケットなのだ。ゴルフは、子供の教育という点で有意義なスポーツだと思う。
 参加者のほとんどが、ポロシャツをズボンから出して着ていた。全員にズボンの中に入れさせる。いまどきは、ズボンから出して着るのが普通のようだが、ゴルフでは、だらしなく見えるのでいけない。
 クラブハウスの中で帽子をかぶる少年も注意された。そう、これがエチケットなのだ。ゴルフ場だけではなく、よその家に行った時も同じである。ソファーに寝そべってもダメなのだが、そんな姿を良く見かけるのが残念だ。
 挨拶も大切だ。ひまじんが勤めていた会社でも、「おはようございます」などの挨拶が出来ない人がかなりいた。スタートホールでティーショットをする時、「お願いします」とか「それでは打ちます」と声をかけ、後続の組には「お先です」と言ってスタートしていくのがマナーなのだ。なぜ、挨拶が出来ない社会になってしまったのだろ。
 ゴルフを終わってクラブハウスに入る際、エアシューターで靴底をきれいにするのがエチケットだ。しかし、子供が土足で電車の座席に上がっても知らん顔している親をよく見かける。
 土足だけでなはない。マナーやエチケットを知らない子供や若者が実に多い。はっきり言って、親の家庭教育がなっとらん!学校に無理難題を吹っかけるモンスターペアレント。ベンツを乗り回しているのに子供の給食費を払わない親。こんな親たちが子供にまともな教育など出来るわけがない。
 では、ゴルフをしている人はマナーが良いかといえば、そうでもない。以前、ゴルフを一緒に回った初対面の人は「以前はハンデ4までいったことがある」と威張っていたが、タバコの吸殻を所かまわずポイポイ捨てる。こんな人に過去のハンデを自慢してほしくない。
 ゴルフだけでなく、マナーやエチケットに反した人には、臆することなく注意する。そんな「社会の風潮」を築いていかねばと、珍しく正論をのたまうひまじんである。

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【夫の日記】 ゴルフ準優勝/ 女王様に操られ

  女傑というと、会社を興したり、政財界に大きな人脈を持っていたりする女性を指すが、ここで紹介する女性は、女傑とは少し違って、巧みなネゴシエーターと言うべきかも知れない。
 その女性K子さんは50ウン歳、なかなかの美貌の持ち主で、若く見える。ゴルフはハンデ14とうまいし、気さくな性格からゴルフ仲間だけでなく、お付き合いは驚くほど広い。
 9日の土曜日、滋賀のある大きな市の市民ゴルフ大会が行われた。このコンペは4人一組の団体戦で、K子さんに口説かれたひまじんを含めた男性3人がK子さんとともに参加した。男性陣は、言うまでもなく「賞品をとりに行く」ために召集されたしもべみたいなものである。
 男性3人のオフィシャルハンデはいずれも5前後だから、そこそこ上位を狙える布陣だ。ダブルぺリア方式で、4人のうち良いほうの3人のスコアで争う。
 ひまじんは紀伊山地の山で暮らしているので、ゴルフはひと月ぶりである。もちろん練習もしていない。コンペの前日に200球ほど練習して備えたが、付け焼刃もいいところだ。
 不安を抱えてスタートしたが、案の定、1番ミドルはダボ。ところがゴルフとは分からない。その後はなぜかピンにからんでバーディーが来たり、難しい距離からパーオンしたりで、終わってみれば37点。
 後半はつまらないミスがあったが、耐えに耐えて39点となり、グロスは76点だった。後の二人も75点、76点と頑張った。K子さんも80台で上がって面目を保った。
 成績発表があり、私たち男性陣のネットはともにアンダーをマークし、準優勝だった。K子さんの思惑通りとなり、4人とも上等のキャディーバッグをもらった。
 ここからK子さんの交渉上手が発揮されるのだ。まず、優勝チームの所へ行き、優勝賞品の温泉旅行招待券2枚とこちらのキャディーバッグ2個を物々交換。そして、招待券は欲しい人に売って現金化。残り2個のキャディーバッグはネットで売るそうで、これらを4人で公平に分ける。
 男性陣は、K子さんの獅子奮迅の活躍をただ見守るばかりだった。多分、家庭でもこのような才能をいかんなく発揮し、うまく切り盛りしておられるのだろう。ぜひ、ご主人の感想を聞いてみたい・・・

 ※写真は上から女王様のショット。よく飛ぶ!その下はチームの若手。一番下は表彰式のチーム(なお、ひまじんは写っておりません)

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【妻の日記】 自然農法のミニトマト

 ひまじん夫婦が暮らす生石高原の山小屋は、標高800メートルの高地にあります。連日下界では猛暑が続いていますが、ここは爽やかな日々です。
 4月下旬、裏庭に1本のミニトマトを植えました。自然の腐葉土いっぱいの土に、焚き火の灰を入れただけで、あえて肥料を入れませんでした。成長があまりにも遅いので主人からは「いいかげん肥料をいれたらどうや」と、うるさく言われていたのですが、自然農法にこだわっていたのです。
 牛糞、鶏糞を土に混ぜて無農薬の有機栽培だと喜んで10年以上家庭菜園をしていました。虫がやっ来るのは、健康なおいしい野菜だと思っていたのです。それが大きな間違いで、健康なお野菜には虫が来ない。肥料を入れない雑草の土地でもお野菜が育つと、自然農法の本で知りました。
 ミニトマトはあまりにも成長がゆっくりなので、肥料を入れたい思いにかられながら、ジーと我慢です。それがここに来て、まるで「ジャックと豆の木」のように、ぐんぐん背を伸ばし、全長は4メートを超えています。小さな青い実をつけた房が10個もあります。「おいしいトマトができますように」と毎日祈りながら見上げているのです。
 いったいどこまで伸びていくのでしょう。真っ赤に熟したミニトマトが食べられるのはいつになるのでしょう。今は、爽やかな風をちょっと恨めしく思いながら、ミニトマトを見上げる日々なのです。
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 中玉トマトのわき芽を挿し木して育てました。花も実もついてきましたよ。

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 ベランダ下の中玉トマトです。ここのトマトもゆっくりした成長です。最近ベランダに防腐剤を塗ったので、ここのトマトは食べてもいいのかと少し心配。

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 雑草の中で元気に育つキャベツです。「うまく巻いていってね」と、毎日キャベツとお話しています。

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【夫の日記】 山本リンダは怪物か?

  きのうの夜、何気なくテレビを見ていたら、作詞家の阿久悠さんを偲ぶ歌番組が始まっていた。亡くなって1年になるらしい。きのうの事のように思う。
 都はるみ、石川さゆりに続いて、山本リンダが歌い出した。パンツと見まがうような黒い半ズボンから、すらりとした長い足が伸びている。身をくねらせ、両手が艶めかしく動いていた。
 目を皿のようにして見続けた。欲情をそそるような身振り手振りに見入っていたわけではない。女房に聞くとリンダちゃんはもう60歳だといい、ご本人には申し訳ないが、「還暦の怪物」を見るような思いで観察していたのだ。
 まず、60歳であんな丸いお尻ってあり得るかのか。万有引力の法則は、残酷なのだ。大きいもの、重いものは、加齢とともにその法則にしたがって垂れ下がる。
 もちろん本人が血のにじむようなご努力をなされているのだろう。 それにヒップアップを助けるコルセットのようなものをおめしになっているはずだ。それらを差し引いても、合点がいかない。
 そして顔の張り。つるつるである。ハイビジョンで見ているからわかるのだが、皺が一つもない。ファンデーションで埋め尽くせるものではなかろう。吉永小百合は63歳だが、無数の小皺がある。顔の皮膚を引っ張る美容整形があるらしいが、ひょっとしたら・・・なんていう疑惑も浮かぶ。
 若作りを悪いとは言わないが、度が過ぎるとサイボーグを見る思いだ。松田聖子ちゃんも顔の表皮をそぎ落としたように、異様な光を帯びている。年相応の小皺もシミも、それはそれで魅力的な場合もある。
 リンダちゃん、聖子ちゃんにはちょっと酷な言い方になったが、人々に夢を与えるスターは、若さばかりを強調するのではなく、歌唱力や演技力などで勝負してほしい。NHKの大河ドラマ「篤姫」に出演している松坂慶子は、年相応のいい味を出しているではないか。
 関西以外の人は知らないと思うが、もう10年ほど前の話である。ある民放の人気アナウンサーが夕方の番組に出演したとき、視聴者はアッと驚いた。いつもふさふさした髪の毛だったのに、この日はツルツルだったのだ。彼は「今まで皆さんをだましてきてすみません。カツラだったのです」と言った。それは、ある意味での「偽装」であり、アナウンサーとして耐えられなくなったのだろう。潔い決断だったと思う。
 芸能人に禿げた人は少ない。大抵はふさふさしていて、黒々している。奥歯にものの挟まった言い方だが、要するにカツラのお世話になっているのではないかと邪推しているのだ。まあ、カツラも舞台衣装と思えばいいのだが・・・
 ただし、ニュースを読んだり、司会をする人は、番組の信頼性という観点からすると、カツラによる偽装はいただけない。朝の番組の司会をしている小倉なにがしという人もカツラらしい。女房の情報なので信頼できる。話術と司会進行の技さえあれば、毛が多い少ないは問題ないと思う。その心根に反感を覚えるのだ。「すんまへん」と言って、カツラをガバッと剥ぎ取ったらどうか。
 誤解されては困るが、今日のひまじんは虫の居所が悪い訳ではない。ただ、日々後退を続けるわがおつむを見て、愚痴が言いたかっただけだ。

【妻の日記】 納得の色あい/草木染め

  生石高原に永住しておられるIさんが山小屋においでになった時、赤芽がしわで染めた草木染めのショールを見て、「素敵な色ですね」と、褒めてくださいました。おだてると木に登るサルみたいで、よし、染めてプレゼントしようと思い立ったのです。
 それに、Iさんが作られた木彫りの素敵なブローチをいただいているのです。キノコやキュウリ、トマトなども届けて下さいます。
 そこで今日は、赤芽がしわでショールの草木染めです。下の下手な写真を見て下さい。これが赤芽がしわです。茎が赤く、小さな新芽も赤いので、森の中でもすぐに気付くはずです。
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 枝葉を籠いっぱいとってきて、お鍋で小1時間煮出します。燃料の薪は、関西電力が電線にかかる木の枝を切って道傍に積み上げてあるのを集めておいたものです。だから、燃料代はタダ。
 真夏の戸外で火を熾すなんて下界では考えられないでしょうが、涼しい風が吹き抜けていますので、汗が出ることはありません。かまどは、主人が耐熱煉瓦を積み上げて作ってくれました。あちこち傾いていて、見栄えは良くありませんが・・・。

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 出来上がった煮出し液は、ザルに布を敷いてきれいに濾します。あらかじめ洗って湿らしておいた布は煮出し液に浸し、色素を十分吸収させます。液と同じ色を出したい時は、ミョウバンで媒染しますが、赤芽がしわは鉄で媒染する方が味のあるグレーになり、私は好きなのです。

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 布が色素を吸収したら固くしぼり、今度は鉄媒染の液に浸します。あら、あら不思議!美しい色合いに変わっていきます。水できれいに洗ったあと、もう一度熱い煮出し液にじっくり浸すと、これで出来上がりです。
 染めた3枚ともシルクなのですよ。それぞれ少しづつ色が違うのが分るでしょうか。写真の色は紫っぽく写っていますが、「紫茶グレー(?)」とでもいうのでしょうか・・・(笑) 。微妙な色をうまく表現できませんが、私としては納得の色合いに染め上がりました。

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【夫の日記】 人間を操る、アユを操る/有田川

  ひまじん夫婦のつましい生活に同情したのか、兄が近江牛をどっさり送ってくれた。霜降りのいい肉だ。さっそくすき焼きにして食べた。2日目は鉄板焼きにした。3日目はまたまたすき焼きだ。3日連続の肉料理。鼻の頭から脂が浮き出るほど、食べた、食べた。
 日頃、「うちは豚肉が好きなんです。体にもいいし」なんて見栄を張っていたが、やはりお肉は高価なだけあって涙が出るほどおいしかった。
 「肉ばかりじゃ、そろそろ魚が食べたいね」。アユ釣りに行く女房への姑息な口実である。「ご苦労さま」という女房のちょっと棘のある言葉に送られて、昼過ぎ、有田川へ。
 今日は月曜日とあって、釣り人の姿はほとんど見られず、川はガラガラだった。東川橋の上流に入った。大きな石や岩盤があり、いいポイントだ。水温は27、8度と高く、オトリがすぐ弱るので優しくオトリを操作しなければならない。
 オトリを流れになじませて対岸に向かわせようとするが、こちら側をうろうろするばかり。足元にまとわりついたりもする。へそ曲がりというのか、労働意欲に欠けるというのか、こういうオトリは始末に負えない。
 アユ釣りは一にオトリ、二に場所、三に腕と言われる。この釣りは、オトリアユを野アユの縄張りに侵入させ、突っかかって来るアユを引っ掛けるという独特の釣りだ。オトリが元気でないと縄張りのアユは敵とみなさず、相手にしない。つまり、釣れないのだ。

 釣れてくるアユは十人十色というか、人間とよく似て個性豊かである。

 <働き者> 激流をすいすいと横切って、対岸に向かうか、上流に上る。休まず、常に泳いでいる。最も優秀なオトリである。小遣いをあげたくなる。
 〈怠け者〉 すぐ石の裏で休む。時には、ペタンと横になって白い腹を見せて昼寝する。人が見ていないとすぐサボる。ひまじんのようなタイプである。
 <ゴマすり> 先に書いたように、釣り人にまとわりつく。可愛げはあるが、仕事ができないタイプ。ひまじんの会社の上司は「尻尾を振る犬はかわいい」とイエスマンを重用した。嫌な人だった。
 <独りよがり> 大きいアユに多く見られる。とにかく言うことをきかない。あっちに走ったかと思えば、下流に猛烈に下る。制御不能。やる気はあるのだが、何をしでかすか分らない。肝っ玉の小さい上司が一番嫌うタイプである。

 こういう個性豊かなオトリアユを操りながらアユを釣るのだ。名人と言われる人は、きっと上司としても出来る人かもしれない。
 今日の釣果は苦労して、苦労して11匹。うまくオトリを操作出来たと思う。納得である。ひまじんは会社勤めの時、一応管理職だったが、部下を鮎のように巧みに操縦することは出来なかったかも・・・

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【夫の日記】 森で芸術に触れる

  紀伊山地の山小屋に暮らすひまじん夫婦だが、友人や知人は「仙人のような生活か?」「自給自足か?」「電気は来ているのか?」などと心配してくれる。とんでもない。奥深い山の中だが、冷蔵庫、テレビ、電話、パソコンなど現代文明のお世話になっているのだ。
 ただし、美術館、劇場、映画館、図書館など文化的施設はまったくない。レストラン、カラオッケ、飲み屋、パチンコなどの娯楽施設もない。スーパーもコンビニもたばこ屋もない。あるのは森とそこに住む動物たちだけである。
 だから多くの人たちは「私にはとてもそんな所で生活できない」と言う。それもごもっともだ。オペラを楽しんだり、映画を見たり。美術館で名画にため息を漏らし、レストランで異国の食文化に触れる。それもいいだろう。
 どっちの生活が上等で、下等かは言えない。何が幸せかも人それぞれだ。他人様や身内に迷惑をかけなければ、自分が思うように生きればいいと思う。
 唐突だが、ある彫刻家を紹介したい。Wさん、65歳、男性。5年前、私たちが住む森の中に山小屋を建て、黙々とノミをふるっている。
 彼も森が大好きで、思うように生きている一人だ。木を削り、硬い石と格闘する。最近は、シルクロードの遺跡をモチーフにした作品が多い。東京の新国立美術館にも定期的に展示しているそうだ。
 作品はたまるばかりだ。買ってくれるならどうぞというタイプで、売ってお金にしようとはしない。森の中で、創作活動をするだけで幸せを感じているのだろう。
 芸術を理解するほどの素養など持ち合わせないひまじん夫婦も、時折アトリエを訪ねて、「フムフム」なんてもっともなことを言いながら、創作活動を見守っている。それは非日常の世界を感じるひと時であり、普段使わない脳味噌が刺激されていいものだ。
 今日の朝もアトリエを訪れた。彼はカリンという木を削っていた。2階の作品展示室に上がってみた。立派な作品がずらりと並んでいる。
 レストランにでも置けばおしゃれになること請け合いの椅子がある。ホテルのフロアにぴったりのオブジェも。「こんな所に置いておくのはもったいない。なんぞ、売る方法を考えたら?」というひまじんの意見に、彼はただニヤニヤするだけだった。
 芸術作品を売ることばかりに固執するひまじん。森に住みながらまだまだ世俗の感覚から抜け出せていないのかもしれない。多分、軽蔑されただろうなあ。

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【夫の日記】 親子キャンプの体験は生かされたか

  山小屋の近くに広がる生石高原を散歩した。ススキの大草原は、南風に吹かれて波打っていた。まるで、水中で藻がゆらゆら揺れているようにも見える。
 今日は、子供たちの姿が多い。「生石山の大草原保存会」が主催する親子体験塾が開かれているのだ。高原のキャンプ場にテントを張り、親子で自然を楽しみながら、一夜を過ごす。バーベキューや星空観察もあるらしい。
 ひまじん一家も、車にテントを積んで各地を回った。10数年前まで、まとめて休暇がとれると出かけていたのだ。テント張りをする体験塾の子供たちを見ていて、自分たちのキャンプ生活を思い出した。
 ひまじんは変り者かもしれない。人がたくさんいるオートキャンプ場には決してテントを張らないのだ。誰もいない森の中か、川べりばかりを選んだ。
 白馬岳に近い川べりにテントを設営したことがある。川の相が良く、せせらぎの音が美しい場所だった。夕食を終えて、川を見ながらウイスキーを飲んでいた。女房や子供たちはテントで寝る支度をしていた。
 川の流れが少し変だ。せせらぎの音も大きくなってきた。川がみるみる増水してきたのだ。水がひたひたとテントに迫って来る。多分、上流でかなりの夕立があったのだろう。
 家族全員であわててテントやタープ、食卓などを撤収して難を逃れた。こういう場合、いかに一家が力を合わせるかが大切で、いい体験になったと思う。
 こんなこともあった。飛騨地方の馬瀬川の近くの森にテントを張った。馬瀬川は戦前戦後を生きた釣りの名エッセイスト佐藤垢石が、日本一の鮎の川として褒めたたえたことで有名になった。
 あいにく夕方から大雨となり、大粒の雨がテントをたたき、その音がやかましいほどだった。家族全員眠りについたのだが、午前2時ごろ、ドスーンという大きな音とともに、何かが覆いかぶさってきた。
 外に這い出ると、太い木の枝が落ちて、テントとタープを直撃したのだ。テントはひしゃげ、鍋や食器も散乱し、手がつけられない。雨の中、家族全員、びしょ濡れになりながら後片付けした。けががなく良かったが、大いに肝を冷やした。
 私たち家族5人は、親子体験塾のようなことを年中、繰り返していたのだ。子供たちは自然に触れ、危険に家族で立ち向かったこともある。テントの中では親子が身を寄せ合う。子供たちにとって、結構いい体験だったはずだ。
 しかしこれは、親の独りよがりだったのだろうか。子供たちのその後の人生に、キャンプで得られた体験が生かされているとは思えない。子供は3人3様、わが道を行く。家族の団結心も人様に自慢できるものではない。
 ただ一つだけ救いがある。長男が社員のバーベキュー大会に参加したとき、みんなから「お前、炭熾すのがうまいなあ」と褒められたという。キャンプ生活の知恵が生かされた訳だが、話としては小さ過ぎる。ほろ苦いなあ・・・

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【夫の日記】 パソコンが壊れた!

  7月29日夜、ブログを書いていた。それより前から、遠くで雷鳴がとどろいていた。1時間ほど経つと、私たちが住む紀伊山地の生石高原に近づいてきた。稲妻が暗闇の森を昼間のように照らし出す。雷鳴は一段と大きくなり、横殴りの大粒の雨が、開け放した引き戸から屋内に入ってきた。
 「ドカーン」という大音響とともに電気が消えた。すぐ近くに落雷したのだろうか。間もなく復旧し、ブログの書き込みを再開した。パソコンのキーに「私は」と書こうと「w」のキーをたたいたが、その直後からキーが動かなくなった。あらゆることを試してみたが、復旧しなかった。
 翌朝、パソコンのメーカーに電話し、復旧の仕方を聞いた。相手の言葉づかいは実にバカ丁寧で、こちらが操作するたびに「ありがとうございます」という。悪い気はしないが、ちょっとイラつく。
 復旧するだろうと軽く見ていたが、甘かった。キーボードの故障か、基盤の故障かどちらかで、高額の修理費が必要だと分かった。
 落雷が原因だったのだろうか。パソコンは長女のお古で、もう寿命が来ていたのかもしれないが、雷が故障の引き金になったように思えてならない。
 娘に相談したところ、「パソコンは壊れたら買い換える方がお得。新しいのを買えば?その方が賢明よ」と言う。娘から折り返し電話があり、「インターネットで安くていいのがあっので、私のクレジットで注文しといたわ。8月1日に配送されるって」。
 余りの素早い対応に、エーッ、である。お、お金はどうするの?・・・

 娘が言った通り、1日夜、宅急便でパソコンが届いた。最新のSONYの「VAIO」だ。セットアップやインターネットへの接続に難儀すると思っていたが、内蔵されているソフトでいとも簡単に使えるようになった。娘の機転で、ブログが再開出来たので、娘に感謝、感謝である。
 ブログというのは、やり出すとやめられない。不思議な魔力というのだろうか。わずか5か月前まで、ブログなんて知らなかった。娘が「ボケ防止にいいから」とすべて設定してくれ、ひまじん夫婦はその画面にただ文字を並べるだけだった。
 今では、毎日たくさんの人がブログを見に来て下さる。コメント欄を通じて交流が始まり、お相手のブログを拝見するのも楽しみになった。
 ひまじんは結構筆まめな方で、女房の手も借りてほぼ毎日更新してきた。4日も5日も書かないと、死んだのかと心配して下さる人もおいでになるかもしれない。勝手に気を回しているだけだが、最近は書くことが生活のリズムにさえなり始めた。

 夫婦二人きりの森の生活に、まったく予測していなかった時間と空間が広がった。心からありがたいと思っている。そしてこの機会に、訪問して下さる皆さんに感謝したい。パソコンは新品だから、もう壊れることはなかろう。以後、何日も更新されていなければ、今度こそ死んだと思って下され・・・


新品パソコンとぶっ壊れたパソコン

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