金剛山

 梅雨の晴れ間になるとの天気予報である。早速、大阪と奈良の境にある金剛山(1、125m)に出かけた。水越峠の駐車場に車を止め、健脚コースとされる登山道に入った。蒸し暑く、湿度が100%と思えるほどのサウナ状態だ。そんな中、いきなり急な道を登った。

 30分くらいは順調に歩けたが、その後は調子が上がらない。女房には先に行ってもらい、十分休憩を取った。再び歩き始めると、今度は吐き気がした。何度もおう吐しながら歩き続けた。

 湿度が高い梅雨になると、目まいがして吐き気を覚える持病があるが、このところそんな症状はなかった。朝ご飯として食べた濃厚なハンバーガーが体に合わなかったのだろうか。ともかく、こんなことになったのは初めてだ。

 時間が経っても吐き気は治まらなかった。下山することも考えたが、携帯がつながらないので先行する女房に連絡が取れない。仕方なく頂上を目指しヨタヨタと歩いた。「こんにちわ」と言って10人くらいが抜いて行ったが、挨拶を返す元気もない。

 今回の登山は、計画中の夏山縦走に備え、トレーニングも兼ねていた。去年は北アルプスを2度歩いたが、何も問題はなかった。あれから1年。体力や脚力が減退してしまったのだろうか。今年のアルプスは無理かもしれないなどと、弱気になりながら歩いた。

 2時間半かけ、やっと頂上へ。女房は半時間ほど前に着いたという。シャツもズボンも汗でびっしょ濡れだ。速乾のはずの下着を絞ると、汗がボトボトと滴った。やがて寒さに襲われた。お湯を沸かし、熱いカップ麺を食べると少し気分が良くなった。

 金剛山には、珍しい登山回数の記録システムがある。回数カードを購入すれば、山頂でスタンプを押してもらえる。登山回数が100回以上になると「金剛錬成会員」となり、表彰してもらえる。1万回を超える最高記録の人もいるそうで、毎日登山しても25年もかかる計算だ。

 そんな回数を競う人たちが集まる山頂の一角で、「キャー」という悲鳴が上がった。女性の登山者3人がベンチの前を指差しながら後ずさりしている。駆け寄ると、ベンチの1mほど前の石の上に、蛇がとぐろを巻いていた。半時間ほどしてもう一度見に行ったが、先ほどと同じ姿勢のまま微動だにしない。人間に慣れているのだろう。

 この日は金剛山に登った後、水越峠まで下って隣の葛城山(959m)にも登る予定だったが、この体調だから取りやめた。下りは女房に遅れることなく歩けた。すると、登りには見えなかった草花や樹木が目に入った。額アジサイがたくさん咲いていたし、笹ユリも目にした。山頂付近には見事なブナ林もあった。

 それにしても、楽しいはずの登山がこんなことになるとは・・・。情けなかった。

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      ↓ 金剛山の稀少植物らしいが、名前は分からない
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笹ユリが咲いた

 やっと梅雨らしくなり、それを合図のように、わが山小屋の敷地に自生する笹ユリが咲き出した。淡い桃色の花は雨に濡れ、妙に艶めかしい。花が咲けば、あたりに甘い香りを漂わせる。

 この花は日本固有のユリで、古くから人々に愛されてきた。山小屋には30株ほどが自生しており、今咲いているのは1株だけで、これから来月初旬にかけて順次咲いて行く。

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      ↓ 6月22日
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      ↓ 6月23日
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      ↓ 6月24日
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 笹ユリの季節になると、女房は梅干しと梅酒を作るのに忙しい。先日、生石山の中腹で田舎暮らしをしている夫婦がもぎたての梅の実をたくさん持って来てくれた。毎年買っているので、有難かった。

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イノシシの先回り・・・ジャガイモ収穫

 今年はイノシシに荒らされることなく、無事ジャガイモを収穫できた。昨年は畑を囲っているネットを破られ、サツマイモとカボチャを全部食べられた。そんな苦い経験があるので、少々生育不足でも先回りして収穫したのだ。

 収穫作業中、天気が悪くなってきたので半分はそのままにしておいた。今夜にも残りをイノシシに食べられるかもしれないが、しかし、敗北感に打ちひしがれた昨年に比べれば、今年は半分も収穫できたという気持ちの余裕がある。いま降っている雨が止み、土が乾いたら収穫しよう。

 ジャガイモは生育不足どころか、大きく育っていた。さっそく塩茹でにして食べた。「キタアカリ」という品種独特のもっちりした食感があり、美味しかった。

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 これより1週間ほど早く、玉ネギも収穫した。こちらも期待以上に大きく育っていて、女房を喜ばせた。苗を植え、毎日水をやり、肥料を加えて育ててきた女房は、愛しそうに二個づつ紐でくくり、軒下にぶら下げた。

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 ラッキョは、敷地の山の斜面で栽培している。今年もたくさん収穫できた。ラッキョは東京で暮らす娘の好物で、幼い頃はいつもおやつ代わりにポリポリと食べていたのを思い出す。今年も甘酢漬けを送ってやらねばならない。

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 山小屋の敷地には、山椒の木が2本ある。10年ほど前、ホームセンターで苗を買ってきて植えておいたものだが、これまで一度も実を付けたことがなかった。ところが今年はたくさん実が採れた。まさしく、「驚き 桃の木 山椒の木」である。山椒には雄と雌の木があるらしいが、それはともかく、うれしい出来事である。

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 これからはキュウリ、オクラ、トマト、枝豆、シシトウ、ピーマンなどが育ち、畑は一番にぎやかになる・・・。

由良の海からクール便・・・

 またまたガシラ釣りの話である。つい先日、いつもと同じ由良湾にゴムボートを出した。女房とは今年6回目のガシラ釣りである。今回の釣行は女房がえらく積極的で、私が付き合った形だ。

 女房は今月の初め、高校時代の友達と奈良へ1泊の観光に出かけた。その夜、ガシラの美味しさ、釣りの面白さを盛んに吹聴したらしい。それで引っ込みがつかなくなり、「釣って送ってあげる」という話になったのだ。しかも、たくさん釣って関東の友人にも送りたいと言う。

 同じ送るなら、せめて10匹以上入れておかないと、様にならない。二人合わせればそこそこの良型を20匹以上は必要だ。釣りに行く前から、そんな重荷を課せられたちょっと辛い釣行である。

 この日、海は無風である。シーアンカーを使わなくても、それほどボートは流されない。サバの切り身を餌に、チョイ投げして仕掛けを海底に沈める。誘いをかけながら仕掛けを寄せて来る釣り方だ。

 まずは私の竿に来た。手のひらより大きい良型である。次も、その次もいい形のガシラである。その間、女房にも釣れているが、とても人様に差し上げるようなサイズではない。「焦るわぁ」などと、ぶつぶつ言っている。

 それでも午前9時ごろまでに、二人合わせて20匹以上は釣れた。友達に送るには少し物足りないが、餌がなくなってしまい、どうしようもない。すると女房は「スーパーへ餌の塩サバを買いに行こう」と言う。

 女房はやる気満々だ。仕方なく漁港に帰り、車で20分ほどのスーパーに向かった。塩サバを買って帰り、切り身を作った。さぁ出発だ。ボートに乗ってエンジンをかけたが、どうしたことか、エンジンはウンともスンともいわない。

 「今日の釣りはこれまで」と言いたかったが、女房は諦め切れない表情である。エンジンを取り外し、プラグを抜いて点検する。夏のような日差しの下、修理は汗だくだ。油で汚れたプラグを掃除し、エンジンを再セット。ロープを引くと、今度は軽快な音でスクリューが回った。やれやれである。

 再び元のポイントに戻った。女房の熱意が天に通じたのか、のっけから5連発で良型を釣り上げた。私は毒気に当てられたように不調だった。結局、再チャレンジでは私の2匹に対し、女房は7匹も釣った。これで、数もそろい、それぞれに10数匹をクール便で発送できた。女房ご満悦の釣りだった・・・。

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ガシラに飽きて、水ナスの漬物は絶品だった・・・

 先週の金曜日は、ここ生石山の中腹で田舎暮らしをしているKさんと由良湾へガシラ釣りに行った。私の釣果は18匹だった。その夜、チェンマイから一時帰国した女房の友達が山小屋へ遊びに来たので、釣ったばかりのガシラを刺身、唐揚げ、味噌汁にして振舞った。

 翌日の土曜日は、この女性とわれら夫婦の3人で同じ由良湾へ釣りに行った。初めての釣りに挑戦した彼女も健闘し、全部で40匹釣った。その夜もガシラのフルコースを楽しんだ。商店も何もない山の中で暮らすわれら夫婦にとってガシラは貴重な蛋白源で、その一部を日持ちがするよう一夜干しにして冷蔵庫に保存した。

 次の日、彼女は親類への土産としてガシラ10数匹を携え、山小屋から帰って行った。冷蔵庫にはまだ20匹ほど残っており、その夜は大きな2匹を刺身にして堪能した。その他に煮付け、唐揚げ、味噌汁の定番料理も作ったが、さすがに食べ切れなかった。翌朝、朝ご飯のおかずとして煮付けを食べた。

 何でこんなことをくどくど書いているかと言えば、金曜日の夜から翌週水曜日まで6日間、ずっとガシラばかり食べていたのだ。いくら魚好きとはいえ食傷気味である。しかし、釣り師を自認する手前、釣果を粗末に出来ないし、釣られた魚に敬意を払わなければならない。「食傷」などと言ってはならないのだ。

 そして木曜日、女房に「今夜の酒の肴、何かあるか?」と聞くと、「ガシラの一夜干しが残っているわよ」と言う。「そうかぁ」と平静を装って返事したが、その一瞬、唇が歪んでいたと思う。正直、お肉が食べたいと思った。

 そんな会話をしたその日の午後、珍しいお客が訪ねてきた。彼は、ここ生石山の中腹にログハウスを建て、奥さんと大阪から通いながら山の暮らしを楽しんでいる。五右衛門風呂を作り、今はソーラーパネルによる電力自給に取り組んでいる。私のブログにコメントを寄せてもらったのが縁で、5年前に知り合った。

 彼が手渡してくれた大きな箱の中身は「泉州名産の水なすび漬」だった。今が旬の逸品であり、地元にいない限り滅多に食べられるものではない。ヘタを取り、手で裂いて食べるのが正しい食べ方だと言いう。

 私は正直ホッとした。今夜はガシラを食べなくて済むのだ。女房に言った。「ほれ、ガシラの一夜干しがあるだろう?持って帰ってもらったら?」。誤解されては困るが、決してガシラを厄介払いしようという訳ではない。美味しい一夜干しを食べてもらいたかっただけなのだ。

 その夜は、水ナスの漬物で晩酌を楽しんだ。これが酒によく合うのだ。まるで畑から直送されたような新鮮さ。表面が紺色に輝いている。手で裂き、水がしたたるナスにかぶりついた。ジワーッと塩味が染み渡る・・・。

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嫉妬と羨望が渦巻く女のガシラ釣り・・・

 ゴムボートの船長、大忙しである・・・。

 先日、当ブログに「来週あたり、ガシラ釣りはいかがでしょうか」という誘いのコメントが寄せられた。ここ生石山の中腹に畑付きの民家を購入、兵庫県から隔週くらいで通いながら田舎暮らしをしているKさんからである。

 Kさんによると、関西にいる叔母さんが初めて生石山の家へ遊びに来るという。叔母さんはお姉さんのように親しんできた人で、是非、美味しいガシラを食べさせてやりたいと言う。そんなKさんの心遣いを知れば、もちろん応援したくなるのは人情である。

 一方、女房には友達のFさんから電話が入り、ブログでよく見かけるガシラ釣りがしたいので、山小屋を訪問したいと言ってきた。ゴムボートを漁港に係留しておいて2日連続でボートを出すことにし、日程を調整した。

 さて、Kさんとの釣行はべた凪で快晴の良い日和。今回は私の幸先がよく、いきなり3連続でいい型のガシラを釣り上げた。その後も順調に釣れ続け、この日の釣果は18匹だった。

 Kさんも刺身に出来そうな大型を含め、叔母さんにガシラのフルコースを食べさせても有り余るほどの大漁だった。船長として責任を果たすことができ、やれやれである。

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 翌日は、女房とFさんの女二人をボートに乗せ、前日と同じ由良湾で釣りをすることになった。この日も釣り日和だ。ただ、厄介なことにFさんは人生初めての魚釣りである。その上、釣りを甘く見ていて、竿を出せばたちどころに魚が釣れると思っている。素人はこれだから困るのだが・・・。

 ボートの前に女二人が横並びに座り、女房がリールの使い方、魚の当たりの取り方など一通りのことを教えた。私も色々とアドバイスしたが、内心、1匹釣れればいいだろうと思っていた。ところが釣り開始早々、Fさんが「ぎゃー、重い、重い」と叫び声を上げた。何と竿を大きく曲げ、ガシラを釣り上げてしまったのだ。

 初体験なのに誰よりも先に魚を釣り、これぞビギナーズラックである。女房は「スゴーイ、良かったね」と声をかけ、友達の快挙を喜び合った。ところがまたFさんが釣ってしまった。女房は「素質があるんだわ、きっと」と言いながらも、どこかトゲがあり、羨望と嫉妬の響きもある。

 その時点で私も女房も釣れていないが、ただ相手はズブの素人、そのうちに追いつくだろうと見くびっていた。しかし3匹目もまたまたFさんである。女房は「あら、いややわー、また釣れたん?」と言い、素直に喜べないような口ぶりである。一日の長がある女房にとっては、いくら友達でも穏やかではなかろう。

 しかし、次は女房の逆襲だ。女房の竿が海に突き刺さっており、やがて大きなガシラが浮いてきた。タモですくってやったが、これは今シーズンで一番の大型ガシラだった。その後は女房に釣れ続け、Fさんは「どうして私に釣れないのよ」とすねている。

 「男は黙って釣る」・・・。私は開高健を気取り、ニヤニヤしながら釣果を着実に増やしていった。彼女たちは、どちらが釣ってもにぎやかである。餌を付け替えるためリールを巻くと、「えっ、釣れたん?」とけん制し合っている。

 結局、一番多く釣った人は言うまでもないが、次は女房、初体験のFさんも大いに健闘した。釣果はガシラ34匹、大きなベラが6匹の計40匹で、クーラーがほぼ満杯。広い由良湾で、シーアンカーを使って流しながら釣るのだが、どこを流すかは船長の経験と勘である。2日間ともそこそこの釣果があったから、まずは合格点だろう。

 Fさんは、タイのチェンマイから一時帰国して釣りに来ていたのだが、美味しい魚も食べ、いい思い出になったようだ。「釣りって面白いねぇ。また来たい」と言い残し、ガシラの土産を手に帰って行った。

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ジャガイモの花・・・ギロチン処刑の王妃を想う

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 わが山小屋の畑では、さまざまな野菜が日に日に成長し、にぎやかになってきた。土を耕し、種を播き、育てているのは女房であり、私は一切手伝わない主義だが、瑞々しい野菜を眺めるのはなかなか楽しいものだ。

 今は、美しいジャガイモの花が咲いている。来月上旬ごろに収穫できそうだという。畑は一応網で囲っているが、昨年はサツマイモを収穫する直前、イノシシに網を破られ全部食べられた。ついでに、カボチャも食べられた。

 イノシシは、ジャガイモやサツマイモの食べごろをよく知っている。しかも、収穫しようとする人間の心の内まで読んでいるとしか思えない。破られた網は修繕したが、万全と言い難い。それなら、イノシシの裏をかいて早めに収穫する方がいい。

 つい先日のことだ。ここ生石山で地籍調査をしていた役場の職員2人が、イノシシに太ももなどを噛まれて病院に運ばれた。このイノシシは子連れの母親で、子供を守ろうとして凶暴になったらしい。

 県立自然公園の生石山一帯は鳥獣保護区になっており、イノシシや鹿にとっては鉄砲で撃たれる心配のない安住の地である。だから数が増え過ぎ、畑や田んぼ、果樹園などを荒らしまくっている。わが畑も、年中、イノシシの危険にさらされているのだ。

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 ところで、ジャガイモの花にまつわる面白いエピソードがある。知人の読書ブログで初めて知ったのだが、フランス国王ルイ16世の王妃マリー・アントアネットは、ジャガイモの花を好み、夜会にはその花で作った髪飾りを付けて華やかに振舞ったという。フランスにジャガイモを普及させようという思惑もあったらしいが・・・。

 ただ、この花はどこか素朴な味わいがある。豪奢な生活を好んだという王妃にしては、意外な感じがする。18世紀のフランス革命。王権に対する悪意と憎悪が渦巻く中、王妃はギロチンで処刑されたことで有名だ。

 彼女の真実の姿はよく知らないが、この花を見つめていると、王妃の知られざるかわいい一面を見るような思いがする。


     ↓ セロリも大きく育った。わが家の健康ジュースになる     
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     ↓ ラッキョは間もなく収穫だ。
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     ↓ 枝豆は順調に育っている。もちろんビールのつまみ
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     ↓ レタスの苗は毎年仲間がくれる 
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     ↓ 珍しく大きく育っている玉ネギ
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     ↓ 知人からもらった白ネギの苗
             初めて植えてみた
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二人静の花・・・そろそろ若鮎の季節

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 散歩の途中で女房が足を止め、「二人静が咲いている」と言った。四枚の葉の真ん中に、白い花が二列になって咲いている。昔の人は、二人の静御前が舞っているように見えたのだろう。「二人静」とはうまいこと名付けたものである。

 そんな草花をはじめ、生き物、季節、自然現象など花鳥風月を言い表す日本語の数々は、何と豊かなんだろう。それらの言葉には、自然に抱かれ、自然とともに生きようとしてきた日本人の感性があふれていると思う。

 6月初めの今は、麦が実る麦秋である。麦藁イサギという言葉もある。ミカンの花が咲き、ここ生石山ではもうすぐ白いウツギの花も咲く。近くの有田川では、河口から遡上した若鮎が反転しながら石の珪藻を食んでいる。

 若鮎は夏の風物詩である。釣れる鮎は胸の追い星が黄色く、瓜の香りがする。鮎が成長するそんな時期を見計らって、6月1日ごろに鮎漁を解禁する川が多い。

 和歌山の河川では、5月26日を解禁日として足並みをそろえてきた。しかし、私が通う有田川は3年前から、解禁日をまだ肌寒い5月1日に繰り上げた。「日本一早い解禁」などと宣伝し、割高の年間遊漁券を売っている。

 何と愚かな・・・。怒りが込み上げてくる。5月初めに釣れる鮎は放流間なしの成魚で、姿かたちも香りも真の鮎と呼べるものではない。田植えを始める前から鮎を釣らせるなんて、日本の自然に対するある種の冒涜だと思う。

 鮎釣りファンの期待に応えるなどときれいごとを並べているが、所詮は有田川漁協の金儲け主義である。漁協幹部の顔を見てみたいと思っていたら、今年3月、漁協組合長らが恐喝容疑で警察に逮捕されたのだ。さもありなんと言うのが、正直な感想だった。

 川の上流で行われていた道路改良工事をめぐり、組合長らは建設業者に対し「泥水が出て漁業権に影響が出る。協力金を払え」などと脅し、約600万円を組合名義の口座に振り込ませた疑いだという。この他にも、同じような手口で建設業者から協力金をせしめていたという報道があった。

 川は流域の人たちなど国民の財産である。漁業権を持つ漁協だが、だからと言って川を私物化していい訳がない。川の自然を守る役割があるはずだ。なのに、自然に逆らって解禁を早め、釣り人を早くから川に入れる。しかも犯罪にまで手を染めた漁協幹部たち。嘆かわしい。

 私は鮎釣りを愛する一人である。早くから年間通しの遊漁券を買い、仕掛けを作り、いつでも釣りに出かけられるようにしていたが、我慢してきた。しかし6月に入った。そろそろである。近いうちに若鮎と遊ぼう・・・。

      ↓ 鮎の仕掛けは準備万端
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