山小屋の暮らしを再開

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 生石高原の山小屋に帰ってきた。昨年12月以来4か月ぶりだ。翌朝、山小屋のロフトで目覚めると、自分が今どこにるのか分かるまでに、しばらく時間がかかった。夢の続きと勘違いすることがよくあるが、私に限ったことではないかもしれない。

 布団の中から窓の外を見ると、見慣れた山桜の梢に小さな野鳥がせわしなく行き交っていた。「ツツピー、ツツピー」という鳴き声からしてシジュウガラだろう。大津の自宅近くにも野鳥はいるが、このように様々な野鳥の大合唱を聞くと、山の暮らしが始まったのだと実感する。

 生石高原で暮らす知人によると、今年は特に、気温の低い日が多かったという。西日本の桜の開花が遅れたように、間もなく迎える山菜の季節も例年より1週間ほどは遅れると思う。生石に来る途中、桃山町の桃の農家の人に聞いても、開花は1週間以上遅かったと言っていた。

 山小屋に上がってきてまず観察するのは、階段脇にあるタラの木だ。その芽の状態は山菜の季節の進み具合を教えてくれるバロメーターなのだ。今年は、やっと薄い緑色の芽が顔を出したばかりで、食べられるのはまだまだ先。山菜も随分遅れているようだ。

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 昨年は確か4月10日ごろ山小屋に帰ったが、タラはすでに大きな芽を付けていたし、高原の日当たりのいい斜面ではワラビの初物が採れた。山ウドもコシアブラもわずかだが芽を出し、胸を時めかせてくれたものだ。これが標準的な季節だろう。

 このところ生石高原も連日の雨で、まさに菜種梅雨の風情だ。今朝デッキに出て‘下界’を眺めると、紀淡海峡が雨に煙っていた。デッキの野鳥の餌台にヒマワリの種を置き、口笛を吹き続けていると、ヤマガラが一目散に飛んで来た。4か月ぶりの再会なのに、私の口笛をよく覚えてくれていた。

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 朝の気温は4度。日中でもそれほど気温が上がらないので寒い。伸び放題になっていた愛犬「ぴー」の毛を大胆に散髪してもらったので、寒くて震え上がっている。体にバスタオルを巻いてやったが、薪ストーブの特等席を譲ろうとしない。

 と言う訳で、夫婦と犬1匹の山の生活が始まった・・・。

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