森に暮らすひまじん日記

第二の人生を歩む私たち夫婦は、和歌山の生石高原に近い森の中で暮らしています。豊かな自然の恵みにあずかりながら、有機栽培で野菜を育てたり、近くの渓流や海で魚を釣ったりする気ままな日々です。そんな暮らしぶりを綴っています。 
 

ウグイス、福寿草・・・春はもうすぐ

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 ウグイスが鳴いているのを聞いたのは、雛祭りの3月3日の朝だった。図書館へ行こうと家を出たとたん、児童公園の森の方から聞こえてきた。初期のころのぎこちない鳴き方ではなく、「ホーホケキョー」と正調で鳴いていた。

 私が気付いていなかっただけで、もっと前から鳴いていたのかもしれない。2年前から冬の間だけ和歌山の小屋を引き払い、大津の自宅で過ごしているのだが、自然の少ない町の暮らしを続けているうち、季節の移ろいに鈍感になっているのだと思う。

 生石高原の森の中の暮らしは、野鳥との距離も近い。ウグイスが初鳴きすればすぐわかる。ブログにはその度に書いているが、初鳴きは例年2月26~28日の間で、3月にずれ込むことはない。まるでカレンダーを見ながら鳴いているように思える。

 これも迂闊だったが、庭の片隅に福寿草が咲いているのも、女房から教えられるまで知らなかった。10年ほど前、女房が苗をひと株だけ買ってきて庭に植えておいたのだが、今では十数株に増えた。

 それにしても、福寿草とはいかにもおめでたい名前である。「元日草」との別名があり、新春を祝う花らしい。黄色い花には気品が感じられる。背丈が低いので、どこか高山植物の趣もある。食べると毒らしい。

 福寿草は1年の半分以上を地中で過ごし、この季節、春を告げるように地上に顔を出す。開花は東大寺二月堂の修二会の頃と重なる。満行となる今月15日を過ぎれば、一気に春めくだろう。うれしい・・・。
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