森に暮らすひまじん日記

第二の人生を歩む私たち夫婦は、和歌山の生石高原に近い森の中で暮らしています。豊かな自然の恵みにあずかりながら、有機栽培で野菜を育てたり、近くの渓流や海で魚を釣ったりする気ままな日々です。そんな暮らしぶりを綴っています。 
 

大河ドラマ「花燃ゆ」はつまらないなぁ・・・

 大津と京都を結ぶ琵琶湖疏水は明治時代の大いなる遺産だが、その何キロにもわたる疏水の沿道は桜の名所でもある。ポカポカ陽気に誘われて、まずは三井寺のあたりから京都へ抜ける小関越えを歩いた。

 峠の道はそこそこの上り坂で、シャツ一枚で家を出てきたのにもう汗ばんだ。道を左に折れ、小道を下るとようやく疏水に出た。桜並木はまだ三分咲きくらいで、関西の他の地域に比べるとかなり遅い。

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 やがて毘沙門堂へと続く安朱橋に着いた。このあたりは、JR山科駅に近いこともあって人が多い。中国の春節が終わったのに、中国人らしき観光客が目立ち、ベンチに座ってのんびり春風に吹かれている。海外旅行に出かける日本人に比べると、ゆっくりした時間を楽しんでいるようで少し見直した。

 ここから先になると、桜は五分咲きくらいになった。日当たりがいいのかもしれない。何を思うでもなく、花を眺めながらのんびり歩いた。疲れればベンチに座り、水筒のお茶を飲み、友人からもらった沖縄の黒砂糖をかじった。すると、唐突に「花燃ゆ」という三文字が頭に浮かんだ。

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 「花燃ゆ」は、もちろん今年のNHK大河ドラマのタイトルである。日曜の夜が来る度に、ドラマを見ながら「面白くない。くだらん」と愚痴っているのだが、目の前に広がる桜の花と重ね合わせ、ついドラマを思い出したのだ。そんなに嫌ならテレビを見なければいいのだが、民放はもっと見たくない・・・。

 大河ドラマファンに申し訳ないが、近年の作品はまったく面白くなくなった。「花燃ゆ」の主人公は吉田松陰の妹「文」で、禁門の変で自害した久坂玄瑞の妻だ。余程の歴史通でなければ知らない人物だろう。

 前年大河ドラマの主人公黒田官兵衛は秀吉の名参謀で有名だが、所詮は歴史の脇役だろう。その前の「八重の桜」の主人公山本八重は、会津の悲劇に心を寄せる人にとって有名人とはいえ、一般の人にはなじみがない。同志社創始者の新島襄の妻と言われてもピンとこないだろう。

 歴代の主人公は、第一回の井伊直弼をはじめ、義経、平清盛、徳川家康、竜馬、武田信玄、信長、足利尊氏、宮本武蔵、新撰組など錚々たる人物が登場してきた。主人公が小粒では面白くない。「大河」と銘打つからには、歴史的にそれなりの重きをなしている人物を描いてもらいたい。

 ドラマをつまらなくしているのは、何と言っても俳優の顔ぶれだろう。イケメンと呼ばれる若者のオンパレードなのだ。どいつもこいつもチャラチャラしていて、歴史上の人物とイメージが重ならない。視聴率を上げたいというNHKの本音が見え隠れし、不愉快千番だ。

 まぁ、そこまで怒らなくてもいいと思うが、年を取るとこらえ性がないので困ったものだ。大河ドラマをあれこれ思いながら歩き、疏水の最後のトンネルまで来た。そこでUターンし、天智天皇陵にお参りして帰途に着いた。

 そう言えば、歴代の大河ドラマでは古代の人物を取り上げていないように思う。天智天皇陵で思ったが、天智天皇の娘で女帝の持統天皇はどうだろう。壬申の乱など波乱の人生はドラマになると思うが・・・。余計なお世話か?

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   07:01 | Comment:2 | Trackback:0 | Top
 
 
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 イレグイ号 [URL] #-
僕も古代史のドラマというのには興味があります。
梅原猛の「隠された十字架」を読んで、これほど興味深々の物語があったのかと感じました。あの無味乾燥の中学、高校の授業はいったい何だったのかと・・・。

リアルに再現すると所作とか化粧とか衣装とか、今の俳優さんにとってはちょっとイメージダウンになってしまうかもしれないし、天皇家のいざこざをドラマにすると籾○氏あたりが、そんなことやっていいの?なんて横槍を入れるのかもしれませんが・・・。
 2015.04.03 (金) 21:29 [Edit]
  [URL] #-
    イレグイ号さんへ

 「隠された十字架」なんて、ミステリアスですね。
私も読んでみたくなりました。
 古代史は天皇と取り巻きの権力闘争の歴史なんですよね。
これをリアルに描くと、結果として皇室を傷つけるこになりかねません。
しかし歴史は歴史。天皇になろうとした道鏡。藤原一族なども大河ドラマにしたらどうでしょう。 
 2015.04.04 (土) 06:56 [Edit]






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