山小屋暮らし再開、胸弾む・・・

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 ツツピー、ツツピー、ツツピー・・・。シジュウガラがせわしく鳴いている。ウグイスも美声を響かせている。早朝に目覚めて野鳥の鳴き声が聞こえてくると、生石高原での山小屋暮らしが始まったことを実感し、うれしくなる。窓を開けると、紀淡海峡に雲海が広がっていた。

 昨年12月中旬、いったん山小屋を引き払い、大津の自宅に帰って4か月。その間、実に退屈な日々だった。そして今日、山小屋で今シーズン最初の朝を迎えた。山の暮らしは忙しい。釣りに行きたいし、山菜もたくさん採ろうと思う。女房の畑を手伝い、山の斜面に新たに階段を作らなければならない。毎日が忙しいのは幸せだ。

 私は女房に「山小屋へ帰ろう」と言う。しかし女房は「帰るんじゃなくて、行く」でしょうと反発する。「帰る」も「行く」もどちらでもいいが、私にとって山小屋は帰る場所なのだ。ここでの生活は7年目に入るが、女房はまだ仮住まいの気持が強い。

 生石へ帰る前日、琵琶湖岸を歩いた。湖面を埋めていたカモたちの姿は、めっきり減っていた。すでに大半が北へ帰ってしまったのだろう。カモは盛んに潜って水草をついばみ、長い旅に備えて栄養を蓄えているのだろう。カモやハクチョウが北へ帰る頃、私たちは紀伊山地へ帰る。渡り鳥のような行動パターンなのだ。

 春が遅い生石高原だが、木々は米粒ほどの若芽が出ていた。山ザクラも満開だ。敷地の山ウドの枯れた根元を見ると、地中から5センチほどの芽が出ていた。いよいよ山ウドのシーズンかと思ったが、日当たりのいいここだけの現象のようだ。タラの芽はみずみずしい芽が頭をもたげ、コシアブラもあと1週間ほどで食べられそうだ。

 冬の間、山小屋に大きな異変はなかった。薪が1か所だけ崩落していた。風の強いここでは毎度のことである。仲間に聞くと、今年の冬は過ごしやすかったと言い、わが家の水道管も破裂することはなかった。敷地ではスイセンがきれいな花を咲かせ、われらの復帰を歓迎してくれているようだった。山小屋暮らしに胸が時めく・・・。

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        ↑ ウドの芽が出てきた。他の場所では気配なし。

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         ↑ コシアブラも芽吹く。

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         ↑ タラの芽は1週間ほどで食べられそう。

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         ↑ 朝一番、カケすが飛んで来て、ヤマガラの餌を横取りした。
 
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         ↑ 薪が倒れた。積み直すのがめんどうだ。
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コメント

山小屋生活に戻ってこられたのですね~!
おかえりなさ~い!でしょうか笑
奥様の「行く」という表現もわかるような気がします。

時折、帰省する際に「実家に行く」と表現をしてしまう自分に
ちょっと寂しい気持ちになります。
いずれにしても、「ただいま~!」と言える場所が
数か所ある事は幸せですね^^
これから芽吹く、春の知らせを楽しみにしています♪

前記事のバッグの中身を見て
私も声を出して笑ってしまいました笑

     てんママ さんへ

 コメント有難うございます。
改めまして、ただいまー。
なるほど、「実家に行く」と言った時の寂しい気持ちがよくわかります。
 トイちゃんの利尿剤がとれて、良かったですね。
それより、トイちゃんを抱いている鼻筋の通った女性は誰でしょう。
男は年をとっても、つい女性に目が行きます。

お帰りなさいませ。
ことしも楽しい日々が送れるといいですね。
週の半ばには一度生石山を訪ねてみようと思っています。

去年はお誘いできませんでしたが、サバをいっぱい釣りましょう。
燻製作りが楽しみです。
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