森に暮らすひまじん日記

第二の人生を歩む私たち夫婦は、和歌山の生石高原に近い森の中で暮らしています。豊かな自然の恵みにあずかりながら、有機栽培で野菜を育てたり、近くの渓流や海で魚を釣ったりする気ままな日々です。そんな暮らしぶりを綴っています。 
 

ネパールの惨状に胸が痛い

 ネパールの大地震から10日が経った。この国へは、昨年10月末に旅行したばかりで、テレビの映像を見て胸が痛む。たった1回の旅行でネパールを知ったことにならないし、ネパールの人からすれば一介の旅行者が嘆き、悲しむのに空々しさを感じるかもしれない。

 多くの海外の大災害を報道で知る度に、私はひとしく暗澹たる思いにさせられる。しかし、今回の地震災害は、一度訪ねたことのある国という親近感からだけではなく、それ以上に私の胸に突き上げてくるものがあるように思う。

 それが何かはうまく表現できないが、海外旅行経験に乏しい私にとって、首都カトマンズの混沌とした風景に大きな衝撃を受けたことは事実だ。人々のヒンズーへの深い信仰心、生命への強いエネルギーが渾然一体となった街。そんな風景を目の当たりにするのは初めての体験だった。それが一瞬にして瓦解したのだ。

 ヒマラヤを見上げる丘の上までトレッキングしたが、そこの小さな寺院で会った村の少年や少女。体をぶつけるように私たちに寄ってきた親近感は何だろう。澄んだ瞳、屈託のない笑顔・・・。あの時の少年や少女は無事だろうか。山の斜面に張り付いていた農家は崩壊しているかもしれない。水や食べ物、テントは足りているのだろうか・・・。

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 瓦礫の山と化したカトマンズの街は目を覆うばかりだ。倒壊したダルバール広場、ニャタボラ寺院、旧王宮など見覚えのある世界遺産がテレビに映し出されると、悲鳴を上げたくなった。生き仏の少女クマリは無事だったのだろうか。私たちが泊まったホテルは大きなひび割れが出来ていた。

 私たちのネパール旅行は、エベレストやアンナプルナなどヒマラヤ山脈を観望するのが目的だった。目もくらむような山群が素晴らしかったのは言うまでもないが、帰国してみるとネパールの人々や風土、文化をひっくるめた国そのもののとりこになっていた。もう一度訪ねようと計画していたが、もう、その気になれない・・・。

                カトマンズ市内
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               世界遺産                
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               農村
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   07:28 | Comment:4 | Trackback:0 | Top
 
 
Comment
 
 ボーダ [URL] #QoAa5NeQ
ネパールの写真がたくさん! 見てて本当に懐かしい気持ちになります。
今回の地震は本当に心が痛みます。たぶん、ニュースにも出ないような、ネパールの人も把握できてないような被害が、山間の村などで起きていると思われます。鉄筋なんか入ってない建物だらけだし… でも、こんなことを言ったらいけないかもしれないんですが、停電とか水がないとか、不便なことには慣れている、強い人たちが多いとも思います。
亡くなったり、怪我をされたかたたちがたくさんで、もちろん本当に大変だろうと思います。でも、私が住んでいた時も、出産で亡くなる女性や赤ん坊、病院にいかない(いけない)人たち、行っても私は見てもらえてもカーストなどのせいで見てもらえない人たちがたくさんいました。世の中は不公平だなー と思ってしまいます。
 2015.05.08 (金) 22:56 [Edit]
  [URL] #-
      ボーダさんへ

 私も写真を見ながら、ため息をついています。
おっしゃるように、山岳地帯の人たちの正確な情報はなく、食料もない状態でしょうね。もちろん、犠牲者の正確な数がはっきりするのは、ずっと先のように思います。
 先日のテレビで、ボーダナートが映っていました。ここは無事なようでした。
 復興はいつの日になるでしょう。心が痛みます。
 2015.05.09 (土) 09:35 [Edit]
  [] #
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管理人のみ閲覧できます 2015.05.09 (土) 14:56 [Edit]
  [URL] #-
     福岡のKさんへ

 コメント有難うございます。
あの時は、旅の良い友とご一緒でき喜んでいましたが、まさかこんなことになろうとは・・・。
報道で震災に接する度に胸が痛みます。
そのような心理状態で、海外の被災地を思ったことは初めてでした。
ユニセフに募金され、心が和みました。
私たちも何か出来ないか考えています。
 2015.05.10 (日) 17:59 [Edit]






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