森に暮らすひまじん日記

第二の人生を歩む私たち夫婦は、和歌山の生石高原に近い森の中で暮らしています。豊かな自然の恵みにあずかりながら、有機栽培で野菜を育てたり、近くの渓流や海で魚を釣ったりする気ままな日々です。そんな暮らしぶりを綴っています。 
 

白馬三山を行く・・・③

 登山3日目。白馬岳直下の白馬山荘は、午前3時過ぎからざわつき始めた。ご来光を拝もうという人たちが起き出し、準備を始めたのだ。私も出かけることにした。日の出は5時前だが、4時過ぎには山荘を出てビューポイントに登った。

 ↓ 三角の白馬山頂。空が赤く染まり出した。ご来光はもう間もなくだ。

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 ↓ 午前4時53分、ご来光の始まりだ。
   私の横にたたずむ若い女性は、カメラを向けるでもなく、
   胸の前で手を合わせていた。
   何を祈るのか・・・。赤く照らされた彼女の横顔が美しかった。
   私は健康長寿、家内安全を願う。月並み・・・。 

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 ↓ 真正面に峻険な剱岳がそびえている。

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 ↓ 左に目を向けると、彼方に尖がった槍ヶ岳も見えた。

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 ↓ 朝食を食べ、6時半ごろ山荘を出発した。
   歩いてすぐ頂上が見えてきた。

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 ↓ 標高2932mの白馬岳。これで白馬鑓ケ岳、杓子岳の白馬三山を踏破した。
   360度の大展望である。
   異次元とも言うべきこの景観を見るために登ってきた。

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 ↓ キノコの形をした巨石は、新田次郎の直木賞作品「強力伝」に登場する。
   富士山で強力をしていた男が、50貫のこの巨石を担ぎ上げた。
   槍ヶ岳に殺生小屋を建てた喜作、
   北穂高岳に小屋の資材を担ぎ上げた小山義治。
   小説にもなった彼らのパワーは人間業ではない。

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 ↓ お賽銭が供えられた巨石の方位盤。
   その向こうには、これから行く小蓮華山。
   
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 ↓ 白馬岳を後にして下山開始だ。
   振り向けば、三角の山頂が見え、別れを惜しむ。

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 ↓ 小蓮華山への長い道が続いている。

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 ↓ 雪倉岳からの道が合流する三国境。
   美しく、迫力のある山岳風景を眺めながら歩き続ける。 

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 ↓ 小蓮華山の頂上が見えてきた。
   2766mの頂上には剣の形をした標柱があった。
   ここは長野県と新潟県の境にあり、新潟県の最高峰だそうだ。

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 ↓ 小蓮華から下る途中、白馬大池が見えた。
   しかし、もうひと山越さなければ池には行けない。

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 ↓ うまく撮影できなかったが、雷鳥のメスが1羽いた。

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 ↓ 高山植物の女王とも言われるコマクサ。
   ピンクの花は女王にふさわしいが、
   コマ(駒=馬)、つまり花が馬面の形をしているのでそう名付けられた。
   少し気の毒な名前の由来だ。

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 ↓ やっと白馬大池に到着した。
   登山3日目、さすがに疲れ、池のそばでリュックを下ろした。
   標高2,379mの池は火山でせき止められたとのこと。
   水は青く、澄んでいる。魚は棲まず、サンショウウオがいるらしい。

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 ↓ 正直、下山の終盤は疲れた。 
   乗鞍岳(2436m)に着いたが、先はまだ長い。

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 ↓ ストックをしまい、大きな岩を越えて行く。

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 ↓ 天狗原の木道に出た。
   木道は疲れた足の裏に優しい。
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 ↓ 栂池へのロープウェー駅に着いた。

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 ロープウェーの駅を目にした時は、あぁ、もうこれで歩かなくていいと思った。白馬三山の縦走はなかなか厳しい3日間だった。このまま和歌山のわが家へ向かってもいいが、もはや私にそんな余力はなかった。八方尾根の温泉宿で湯につかり、特別に注文した馬刺しを食べながらビールを飲んだ。ほろ酔いになると、登山の辛さをケロッと忘れ、絶景だけが蘇った。いい性格である。
                                          
                                            (終わり)
                                              

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