森に暮らすひまじん日記

第二の人生を歩む私たち夫婦は、和歌山の生石高原に近い森の中で暮らしています。豊かな自然の恵みにあずかりながら、有機栽培で野菜を育てたり、近くの渓流や海で魚を釣ったりする気ままな日々です。そんな暮らしぶりを綴っています。 
 

甘利大臣の疑惑・・・不気味過ぎる証拠

 週刊文春が甘利・経済再生担当大臣の政治資金疑惑を報じた。場合によっては、贈収賄事件に発展するかもしれない。すかさず野党各党は記者会見し、徹底追及の拳を振り上げた。とくに民主党は「疑惑追及チーム」を立ち上げ、総力戦の様相である。

 記者会見に臨む野党幹部たちは、一様に厳しい表情を見せた。しかし私には、奥歯で笑いを噛み殺しているように見えた。今国会は野党に追及する材料が乏しく、与党ペースで進むと見られていた。そこへ降って湧いたのが今回の疑惑報道だ。手詰まりの野党が、内心大喜びするのも無理はない。

 報道から何日か経って、私は図書館で週刊文春を読んが、何とも奇妙な印象を受けた。

 この事件は、千葉県の建設会社が独立行政法人都市再生機構(UR)との間で道路建設の補償をめぐりトラブルになっていた。そこで建設会社の総務担当者は、URへ口利きしてもらうため、甘利大臣側に献金やら接待やらで総額で1200万円を支出したというものだ。

 文春に情報を持ち込んだのは、この総務担当者である。甘利事務所の第一秘書が現金の入った封筒を受け取る写真、秘書との会話を録音した50時間に及ぶテープ。さらに、甘利大臣に直接渡したとされる50万円は、全ての紙幣番号が事前にコピーされていた。

 総務担当者は実名を公表しており、これらの「証拠」も本当なら完璧に近い。なぜこのような周到な準備をしていたのだろう。もし口利きがうまくいかなかったら、暴露するつもりだったのだろうか。ネットで流布されているのは、第一秘書がたかりの常習者とされ、騙されないために備えていたとも受け取れる。

 それにしても、これは恐ろしいことである。人間関係、信頼関係とは一体何なのかということだ。誰かにものを頼む時、ある程度相手を信頼しているからこそ、頭を下げるのだ。なのに、最初から相手に疑いの目を向け、あらかじめ動かぬ証拠をそろえておくというのは、倫理観としてどうだろう。何とも、殺伐とした風景である。

 今の段階で、事件の全容も、文春に持ち込まれた事情もはっきりしない。証拠をそろえておいた理由も分からない。甘利大臣は近々説明するとしているが、国民を納得させられるだろうか。真実の解明は国会と司法の手に委ねられるとしても、出処進退の決断は刻々と迫っている。

 TPPの立役者、アベノミクスの推進者、安部政権の屋台骨・・・。飛ぶ鳥を落とす勢いの彼に、金をめぐる死角、あるいは弱点があったのだろうか。それとも、追い落としの罠にはまったのか。古今東西、出る杭は打たれるのが世の習い。これから、ひと波乱もふた波乱あるだろう・・・。
 
スポンサーサイト
   17:32 | Comment:2 | Trackback:0 | Top
 
 
Comment
 
 イレグイ号 [URL] #-
宜野湾市長選挙で候補が翁長知事と戸別訪問したという動画がNHKで放送されたそうですが、これもかなりハメられた感があるように思ってしまいます。
政治の世界には策謀と謀略を受け持つ忍者集団のようなものが存在するのでしょうか。
ボロを見せる方も見せる方ですが、陥れるほうがもっと上手なんでしょうでね。
 2016.01.24 (日) 21:26 [Edit]
  [URL] #-
    イレグイ号さんへ

 おはようございます。
昨日は和歌山でも雪が降ったそうですね。
阪和道で通行止めのテロップが出ていました。
 甘利大臣は明日、自身の金について説明するとのこと。
どのような内容になるか、注目しています。
おそらく、はめられたという内容になるんじゃないでしょうか。
どちらにしても、国民を説得するのは難しいでしょうね。
 2016.01.26 (火) 08:31 [Edit]






(編集・削除用)

 

管理者にだけ表示を許可
 
 
Trackback
 
http://yoko87.blog74.fc2.com/tb.php/1120-7f12ba37
 
 
カレンダー
 
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
 
月別アーカイブ
 
 
カテゴリー
 
 
ブログ内検索
 
 
全記事表示リンク
 
 
 
訪問者数
 
 
ランキング参加中!
 
 
リンク
 
 
PR
 
 
PR
 
 
PR