森に暮らすひまじん日記

第二の人生を歩む私たち夫婦は、和歌山の生石高原に近い森の中で暮らしています。豊かな自然の恵みにあずかりながら、有機栽培で野菜を育てたり、近くの渓流や海で魚を釣ったりする気ままな日々です。そんな暮らしぶりを綴っています。 
 

小さなイカの処遇に悩む・・・

 毎度、面白くもない釣りの話・・・。

 寒気の影響なのか、このところ紀伊水道では波の高い日が続いている。しかし、アオリイカ釣りの好機を逃したくないので、波が心配だったが、ボート釣りに出かけた。ところが予報に反し、由良湾はほぼベタ凪だった。スーパーコンピュータを駆使した予報も時たま外れる。

 いつものポイントにアンカーを下ろし、生きたアジを泳がせながらアオリイカが食い付くのを待つ。しかしイカのシーズンというのに、活性が悪い。1時間半ほど経った頃か、竿先が少し曲がった。イカにしては弱々しい。

 ゆっくりリールを巻いていると、海中に茶色のイカの姿が見えた。小さいながらも、10本の足でアジを絡め、しがみついている。どうでもいいことだが、イカの足は8本で、それに長い2本の触腕を足すと、見かけは10本となる。ちなみにタコの足は8本で、触腕がない。

 さて、この小さなイカをどうしよう・・・。ヤエンという掛け針で引っ掛け、持ち帰るかどうか迷うのだ。私は魚釣りを趣味としているが、無用の殺生は好まない。女房などは虫をひねりつぶすが、私はティシュでつまんで外に放してやるし、道を歩いていてもなるべく虫を踏まないよう心がけている。

 ところで小さいイカの処遇だが、結論から言うと、クーラーボックスに入れた。言い訳がましいが、最初からそこそこイカが釣れていたら、海に帰していただろう。とりあえず小さくても持ち帰るのは、釣れなかった時の保険みたいなものなのだ。その後再び小さな当たりがあり、同じようなサイズのイカが釣れた。後ろめたい気持ちはあったが、またもクーラーに入れた。

 この入り江で2時間余り粘ってみたが、小さなイカが2杯釣れただけだった。ここには小さなイカしか入っていないと判断し、場所替わりした。しかしそこでも当たりはなく、1時間ほど粘ってみたものの、また元のポイントにUターンした。

 すると、いきなり反応があった。竿先が曲がったまま静止し、やがてジーッという音を立てリールから糸が出た。典型的なアオリイカの当たりだ。しばらくして竿を立てるとイカが抵抗し、竿先をしならせ沖へ向かった。イカがアジを離さないよう竿を送り、アジにしっかり抱きつくのを待った。

 慎重にイカを引き寄せ始めたが、あの小さなイカとは比べものにならないほど強い引きだ。時々リールから糸を引き出し、逃げようとする。それには逆わらず、リールをフリーにして対応する。頃合いを見計らってヤエンを海中に送り込んだ。するとイカが抵抗した。針に掛かったかどうかは分からないが、竿の角度を測りながら小さく合わせてみた。

 大きな引きが手元に伝わった。イカが見える所まで寄せると、「ブシュ、ブシュ」という音を立てながら二度、三度、墨を吐いた。たちまち海面が黒くなり、しぶきが私にも飛んで来た。網ですくったイカは、この季節にしてはいいサイズだ。刺身にすれば食べごろである。

 その後も散発的に当たりがあり、あの小さいイカも含めて6杯が釣れた。最初はどうなるか心配したが、なんとか形にはなった。やはり天気予報通り、昼前から強い風が吹き、港に帰った。その夜、小さいイカの1杯は刺身に、もう1杯はバター焼きにして食べた。甘くて美味しかったが、少し後ろめたい・・・。

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