森に暮らすひまじん日記

第二の人生を歩む私たち夫婦は、和歌山の生石高原に近い森の中で暮らしています。豊かな自然の恵みにあずかりながら、有機栽培で野菜を育てたり、近くの渓流や海で魚を釣ったりする気ままな日々です。そんな暮らしぶりを綴っています。 
 

京都のエジプト展へ・・・ファラオの黄金のマスクと対面

 和歌山の山中から一時的に大津市の自宅に住居を替え、20日ほどが経った。森の生活は、野鳥を観察したり薪を作ったりして過ごし、日々飽きることがない。しかし大津での生活は、散歩したり図書館で新聞や雑誌を読んだりするくらいで単調だ。そんな退屈な日々を抜け出し、たまには京都へ行ってみたくなった。

 京都まではJRで二つ目の駅だから、自宅から20分かそこらで行ける。中京区の京都文化博物館では、「黄金のファラオと大ピラミッド展」が開催されており、これを見るのが京都へ行く理由でもある。京都駅で降り、バスや地下鉄で行けば楽だが、40分ほど歩いて久しぶりに京都の風に吹かれるのもいい。

 東本願寺の前を通りかかったので、境内に入ってみた。このところ何年もお堂に覆いがかけられ、工事中だったという印象が強い。しかし、御影堂に続き、隣に建つ阿弥陀堂もすでに改修工事が終わり、金色の金具も新しくなり、見違えるように美しくなっていた。

 御影堂は世界最大規模の木造建築で、朝早くからたくさんの外国人観光客が訪れていた。巨大な本願寺の屋根の向こうには、京都タワーがそびえている。開業50周年になるそうだが、京都の景観にそぐわない無粋なタワーだと思うが、外国人はどのようなに見ているのだろう。

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 烏丸四条に着いた。片側2車線の四条通は1車線になり、その分、歩道が随分広くなった。こうなる前は歩行者同士がぶつかりそうになり、前に進むのに難儀した。やっと歩行者優先になり、観光都市としては遅すぎたくらいだ。

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 大丸百貨店の裏手を歩き、錦市場を覗いてみた。ここへは女房と買い物によく来ていた。とくに、鍋用のアンコウの切り身を買うのが楽しみだった。当時でもかなり高価だったが、あの頃は結構ぜい沢な暮らしをしていたんだと思う。通りを往復してみたが、アンコウを売っていた店は1軒だけだった。不漁なのだろうか・・・。

 ここも外国人の観光客が多い。特に立ち食いをしている姿をよく見かけた。行儀の良い京都のイメージとは異質な風景だ。食べ物は座って食べるのが日本の文化である。かつて錦には市場らしい独特の匂いがあったが、今は外人に好まれる揚げ物などを売っているせいか、匂いに少し違和感があった。

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 ラーメン好きの私は、この界隈に来れば「一風堂」に立ち寄る。正午前だが長い列が出来ていた。ここも外人が多く、30分ほど待った。近年、ラーメン店の競争は激しく、どの店もそれなりに美味しくなった。京都のラーメン店と言えば、京大の近くにある「ますたに」が有名だったが、少し影が薄くなっているようだ。

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 錦市場からも近い京都文化博物館に向かったが、小雨が降り出した。レンガ造りの博物館別館は旧日本銀行であり、私が京都に勤務していた頃、建都1200年記念事業の一環として今の博物館がオープンした。余談だが、パリ帰りの従兄弟がここの一室で彫刻展を開いたが、作品は思うほど売れず、困窮している。

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 「大ピラミッド展」は、実に見ごたえがあった。エジプトの歴史や文化を何も知らないだけに、まだ見ぬピラミッドへの想像が膨れ上がり、何もかも興味深かった。特にファラオ(王様)やその夫人、子供の彫像から多くのことを知った。ファラオの腕に夫人が手を絡ませるいじらしい仕草が数々見られ、印象に残った。

 人の頭上にコブラの装飾が施されている像も多くあり、これも驚きだ。鎌首をもたげるコブラは神聖なものだったらしい。そして服装は実にお洒落である。思いもしなかったが、当時はカツラを愛用していたようだ。最後の展示は、ファラオの黄金のマスクだ。目もくらむような輝きである。これを見ただけでも値打ちがあった。死ぬまでにエジプトの神秘をこの目で見たいと思う。

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Comment
 
 イレグイ号 [URL] #-
以前、上司と取引先を訪問したあと、錦市場に寄ったことがありました。
突然、上司が串に刺したうなぎの肝の焼き物を食べようと言い出し、僕は当然歩きながら食べるのだろうと思ったら、この人は座れるところを探し始めました。
おじいさんが東大卒で宮内庁に勤務していたという噂のひとだったので、やはり育ちが違うということはこうなのか・・・と自主の卑しさを思い知らされました。

インカもエジプトも古代のロマンと謎が満載ですね。
来年の旅行はエジプトで決まりですね!!
 2016.12.22 (木) 18:46 [Edit]
 yoko87 [URL] #-
>     イレグイ号さんへ
>
>  今年もあとわずかですね。
> ところで、上司さんの行儀良さ、いいですね。
> ひとえに家庭教育ですね。
>  インカの次はエジプト・・・
> 正直言って、模索しています。
>  いい型の真鯛、うらやましいです。
> 私が買う養殖物と違って美味しいでしょうね。
> やはり、一晩、二晩、寝かせるのですか?
>  お互い、釣りという友を得たのは幸せですね。
> 「一生幸せになりたいなら、釣りを覚えなさい」
> 開高健センセイは流石、短い言葉で核心を突いてきますね。
Re: タイトルなし 2016.12.23 (金) 20:48 [Edit]






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