森に暮らすひまじん日記

第二の人生を歩む私たち夫婦は、和歌山の生石高原に近い森の中で暮らしています。豊かな自然の恵みにあずかりながら、有機栽培で野菜を育てたり、近くの渓流や海で魚を釣ったりする気ままな日々です。そんな暮らしぶりを綴っています。 
 

【夫の日記】 有田川の鮎はデカイぞ!

  まいど退屈なアユ釣りのレポートだが、あくびを噛み殺して読んでいただきたい。一匹のアユを釣るのに、どれほど悪戦苦闘しているか感じていただければ、幸甚にございます。好きでやっているのだから、ご勝手に!という声も聞こえてくるが・・・
 きのうも有田川へ。前日の雷雨で水位は上がっているだろう。愛車軽トラで山を下ること15分、川に出る。水位はそれほどでもなかった。オトリ店に着くと、20人くらいの釣り人が集まっている。その中に、名人と言われる旧知のO・Mさんがいるではないか。アユ釣り教室の指導者として来ているのだという。しばらく話し込んで、いざ出陣。
 いつも通り、まずは粟生地区の瀬で竿を出す。元気なオトリが確保できれば、下流に転戦して大型アユを狙う。これがこの日のシナリオである。と言っても、絶不調の有田川だから、そう簡単には掛からない。昼まで釣ってやっと中型5匹を確保できた。
 下流のオオセという場所に着いたのは午後1時前。雨が降り出した。それも大粒の雨で、軽トラの屋根をたたく音がすごい。おにぎりを食べながら雨がやむのを待ったが、やむ気配はなく、辛抱しきれずカッパを着込んで川に入った。
 水位は高く、腰近くまで立ちこんでオトリを送り出す。一発で掛かった。難なく取り込んだアユは18センチの中型だ。「今日は型が小さいなあ」と油断したのがいけなかった。これをオトリにして泡立つ瀬に誘導すると、目印が流芯を横切ってこちらに向かってくる。アユが掛かったのだ。竿を立てると下流に逃げる。ザーザー雨に加えて霧が濃いので、アユがどこにいるのか見えない。とにかく竿を倒してヘチに寄せるが、再び流れがきつい流芯に戻られた。もう30メートルほど川を下っている。引きに耐えていると、糸が切れた。2匹の損失だ。
 水中糸をナイロンの0.2号から0.25号に張り替えた。水中糸は流れの抵抗を少なくするため、0・074ミリという極細で、髪の毛の太さの何分の1なのだ。これでやり取りするのだから、下手をするとすぐ切れる。
 この瀬は竿が入っていないのか、入れ掛かりに近い。竿先にゴンという感触があり、目印は一気に対岸に向かう。30メートルほど下がって、強引に引き抜いてタモに収まったアユは22センチを超えている。この大きさではオトリに使えない。中型のオトリに替えて同じ瀬の泡立ちに沈ませた。
 すると、また掛かった。これは大きい。引きずられるようにジャブジャブと川を下るが、大きな石がゴロゴロし、コケが腐っていているので滑る。20メートルくらい下流で足が滑った。ドボーン。尻餅をついて首まで水没してしまった。ようやく起き上がったが、掛かりアユは付いていない。それも悔しいが、ずぶ濡れのわが身が哀れである。
 その後も順調に掛かるのだが、取り込みに苦労する。4、50メートルも川を下らなければならない。時には、アユが葦に引っかかってしまうこともある。尻餅も2度、3度。どうせ濡れたのだから、もうどうでもいい。アユさえ確保できれば苦労が報われるのだ。
 増水の川で、大型アユを釣るのは、大げさではなく、これ格闘技である。雨降る霧の中、4時まで頑張った。掛かった割には取り込んだアユは8匹。どれも22センチ~23センチ。中型を加えると計13匹の釣果だった。竿をしまうと、どっと疲労感が押し寄せたが、充実感も大きかった。
 なお、O名人の名誉を傷つけてしまうが、釣果は、小型1匹だったという。教えるのが忙しかったのでしょう。

 大型と中型では、大きさがこれくらい違うのです。

IMG_0690.jpg

 
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   18:55 | Comment:7 | Trackback:0 | Top
 
 
Comment
 
 釣りじいさん [URL] #-
どうせならふんどし一丁でやればよかったのに~(笑)。ってか、もうこれはわしのキス釣りきちがいどころではないですね~。滑って転んで腰を痛めたり、鉄砲水に流されないようにご注意くらはいよ~。趣味に命をかけないようにね~、にゃは!
それにしてもま~、4~50mも歩いて追うなんて、こりゃ体力勝負でやんすね~、わしにはできまへん。
 2008.07.10 (木) 11:47 [Edit]
 まるまる [URL] #-
食べたいを通り越して釣りたいv-10

ご指導下さいませねv-238
 2008.07.10 (木) 21:18 [Edit]
 さすけまさすけ [URL] #-
こんばんは。
追い星くっきりのいい型の鮎ですね。しかも8匹も!
ホントうらやましいです。。。
瀬に放り込むと、すぐに囮を弱らせてしまうので
滅多にいい型にお目にかかれないのですが、
たまに流木引っかけたんじゃないかってくらいの大物を掛けたときは
アドレナリン出まくりですもんね。

ところで、ひまじんさんはどんな道具や仕掛けを使っておられるのでしょうか?
私の使う道具はほとんどがもらい物or安物で、竿なんてほぼ10年前にもらった
知り合いの予備竿をひたすら使ってます。
仕掛けも市販の天糸に水中糸直結。鼻カンも掛けバリも市販のものばかりです。
仕掛けの作り方や道具の善し悪しなども紹介していただければありがたいです。
なんと言っても、年に数日しか行けないペーパー鮎師ですので…v-410
よろしくお願いします。
おっ! 2008.07.10 (木) 22:58 [Edit]
 森に暮らすひまじん [URL] #-
 そうです、アユ釣りは体力勝負なんです。大きなアユが掛かった場合、河原を小走りに下らなければ、竿が伸び切って糸が切れるのです。
あと何年続けられるのでしょうね。
死なないよう、頑張ります。
釣りじいさん、こんばんは 2008.07.11 (金) 19:19 [Edit]
 森に暮らすひまじん [URL] #-
 もちろんご指導しますが、22センチ以上のアユを取り込むことに成功したら、全財産を差し上げます。それくらい難しいので、食べるほうが気楽で、いいですよ。
まるまるさん、食べる方が楽ですよ 2008.07.11 (金) 19:23 [Edit]
 森に暮らすひまじん [URL] #-
 アユの仕掛けは、村田満直伝のものですが、とくに変わったものではありません。シンプルですよ。ただし、すべて自分で作ります。
 上から説明しますと、天井糸は0・8号~1・0号。水中糸はナイロンを主に使います。0・15号から0・25号で、アユの大きさに合わせます。鼻カンは6号です。サカサ針をつなぐ糸は1号ですが、遊動式ではなく、鼻カンに直接結び付けます。針は基本的に4本イカリで、ハリスは0・8号~1・5号で、これも釣れるアユの大きさで決めます。
 多分ご存知だと思いますが、結びはすべて8の字結びです。電車結びも憶えておくと、便利です。
 なかなか、うまく説明出来ませんが、要するに、仕掛けを自分で作ることですね。そうすると、釣りのイメージが沸いてきて、楽しいですよ。豊漁を期待しています。
さすけさん、こんばんは 2008.07.11 (金) 19:36 [Edit]
 さすけまさすけ [URL] #-
なるほど。
以前から仕掛け作りに挑戦しようと思っていたのですが、
不器用で横着者なので、なかなか出来ずにいました。
鮎用品置いてる釣具屋も見つけたし、今度行くまでに挑戦してみます。
ありがとうございました 2008.07.12 (土) 23:42 [Edit]






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