マダニに愛されて・・・

 朝起きると、洗面台の前に立ってヒゲを剃るのが1日の始まりである。その際、顔を鏡に映し、容姿に衰えがないか確かめることにしているが、落胆してはため息を漏らす日々である。

 電気カミソリの刃を顎の下に入れるため、顎を上に向けた。すると、喉仏の下約2センチ付近の所が赤く腫れ上がっている。縦1センチ、横3センチほどの大きさで、その赤さと腫れはまるで明太子のようだ。

 前日か前々日、藪の中に入ったけれど、私は幼少期からウルシに対する免疫力があり、負けるようなことはない。虫に刺されるのはしょっちゅうだが、このように明太子状態になるのは初めてだ。

 女房を呼んで見て貰ったが、「小さくてよく見えな」と言い、老眼鏡を取りにいった。しげしげと見入った女房は「ダニかもしれんよ」と恐ろしいことを言った。胡麻粒ほどの黒いものがくっついているらしい。

 毛抜きを持ってきて黒い物体を引き抜こうとするが、何度試みても取れない。「ちょっと痛いわよ」と言って皮膚ごとつかんで引き抜いた。痛かったが、取れたようだ。女房は「いっぱい足が付いているから、やっぱりダニやねえ」と言った。

madani01[1]

 女房は爪でダニをつぶそうと何回か試みたが、なかなか死なない。そのうち、「プチッ」という音がしてやっと死んだ。私も姿を見たが、何本も足が出ており、ネットで見たダニそのものだった。その種類まで分からなかったが、姿や生態などからマダニにほぼ間違いがないと思った。

 マダニは茂みや草むらに生息しており、葉っぱの先などに身を隠して待ち構え、それに触れた人間や動物にくっつくそうだ。人間に寄生し、死に至ることもあるから、軽く見てはいけないらしい。棘を完全に抜くためには医者に行くことだそうだ。

 実は、女房にダニを取ってもらった翌日もかゆみと腫れが引かなかった。棘が残っている可能性があり、女房にもう一度刺された付近を大胆につかんでもらい、皮膚ごと取ってもたらった。腫れは少し引いたが、皮膚の赤味は首より下に拡大した。医者に行くか迷っている。

 そう言えば、生石高原の入り口に「マダニ注意」という看板があるのを思い出した。ススキの葉などにもマダニが潜んでいて、人間に飛び移る機会を伺っているのだろう。今回は、ワラビを採りに行った時、植物の葉が首筋に触れのに違いない。思い出しただけで寒気がする・・・。

  ↓ 山菜の生石高原にはマダニが待ち構えている
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コメント

あらら・・・
この前、ご一緒いただいたときに憑りつかれたのでしょうか?
大事なければいいのですが・・・。

開高健曰く、ダニというのは湿り気があって暖かくて柔らかいヒダヒダのあるところ、すなわち、ちょっと恥ずかしいところに憑りつくのだそうです。そこまで侵攻されていなかったのは不幸中の幸いというべきなのでしょうか?

美味しいワインを盗まれ続けた蔵主が、「ここには悪魔が棲んでいる。」という噂を流して守ったというところから名付けられたワインが売られていますが、生石高原にももっとたくさん看板を立ててくれたら僕たちの取り分が多くなったりしませんでしょうか・・・。

     イレグイ号さんへ

 いつ、どこで、やられたのか分かりません。
今日は痒みが少しとれ、快方に向かっていると思います。
 それにしても、藪には小さい頃から入っていますが、こんなことは初めてです。
 ダニの看板・・・。これは事実ですからいいと思いますが、レストハウスの食堂にはマムシの写真が置いてあり、注意を呼びかけるためかもしれませんが、私には山菜採りを排除するような底意があるように思えます。
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