森に暮らすひまじん日記

第二の人生を歩む私たち夫婦は、和歌山の生石高原に近い森の中で暮らしています。豊かな自然の恵みにあずかりながら、有機栽培で野菜を育てたり、近くの渓流や海で魚を釣ったりする気ままな日々です。そんな暮らしぶりを綴っています。 
 

水温が低い・・・ガシラ釣りは苦戦

 女房は近頃、釣りに行きたくて仕方ない様子だ。しかし、「ねえ、連れてって」と下手に出るほどの可愛いさはない。自分から言い出さないのは、何か夫に従うのが癪なのかもしれない。亭主関白だった私が仕事を辞め、次第に女房が自己主張を強めたここと無関係ではないように思う。

 しかし私は、「そろそろ魚が釣れる季節やなぁ」と水を向け、雰囲気を作ってやる。あくまでも大人の対応である。4月末に大型のアオリイカを3杯釣ったばかりで、今はその余韻に浸っているのだが、あえて女房を釣りに誘うのは、女房への心遣い、思いやりなのだ。

 という訳で、由良湾へガシラ釣りに向かった。ブログのタイトル「ひまじん」と言えども、それなりに用事がある。さらに、当日の天気、海の状況の三拍子がそろわないといけない。やっとそんな日が巡ってきて、今年初めての夫婦釣行と相成った。

 湾内のポイントを目指してボートを走らせた。海水を手ですくうと、少しひんやりしていた。今年は春の気温が低く、山菜の生育も1週間以上遅れたのだが、海も同じような傾向で、魚の活性も芳しくないだろう。

 20分ほどでポイントに到着した。ボートにパラシュートのようなシーアンカーを付け、流し釣りをすることにした。微風なのでボートはゆっくり風下に流れる。餌はサバの切り身。10mほど飛ばし、魚の食い気を促すように誘いながら引き寄せる。しかし、まったく当たりがない。餌取りの当たりさえもない。

 魚はのべつ釣れる訳ではなく、「ジアイ」という魚の活性が上がる時間帯があるものだ。だからそのジアイを待つのだが、1時間以上も反応がなければ、場所を替わりしたくなる。

 波が静かなので、遠出することにした。湾の奥から紀伊水道に面する防波堤の「沖の一文字」という場所まで走った。ここには磯が点在し、アオリイカやイサギなどが釣れる人気ポイントだ。私たちは一文字のテトラ近くで竿を出した。

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 まずは女房が中型のガシラを釣った。しばらくすると、今度はひと回り大きいサイズを釣り上げた。さらに1匹を追加したが、私には何の反応もなく、3対0の釣果だ。ここ2年ほど、釣果では女房に負け続けており、顔では笑っているが内心穏やかでない。

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 しかし幸い、私に2匹連続で釣れた。うち1匹はいい型だった。ただ、長く釣りをしていると、釣れるか釣れないかは何となく分かるものだ。そこでこのポイントを諦め、移動しながら竿を出すことにした。3か所で試してみたが、まったく反応がなかった。

 最後に港の近くで竿を出し、私がガシラ1匹を釣って竿を納めた。結局釣果はガシラが二人で6匹、ベラが5匹。女房とは3対3の引き分けだった。貧果ではあったが、これからは水温が上がり、もっと釣れるだろう。近いうちにまた女房を誘ってやろう・・・。

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