インカのジャガイモを試し掘り

 この春、女房がインカで栽培されていたジャガイモを植えた。通販で種芋を買ったが、毎年植えている「キタアカリ」よりも倍ほどの値段だった。「インカのめざめ」というブランドで、日本向けに改良された品種だという。

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 その成長を見守ってきたが、茎が細く、どこか弱々しい。ちゃんとした芋が収穫できるか不安だったが、昨日、試し掘りをしてみると、芋は意外と大きく育っていた。一つの種芋で平均4個くらいだから、キタアカリよりも収穫量は少ない。

 芋の表面は黄色味を帯び、断面はもっと黄色い。早速その晩、唐揚げにして食べたが、味は濃厚だった。ほくほくという表現がぴったりだ。まるで栗のようだった。

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   ↓ インカ芋の唐揚げ(鮎は昨年の冷凍もの)
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 ジャガイモの原産地は南米アンデスだ。16世紀、スペインがインカを征服した際、ジャガイモを持ち帰り、ヨーロッパに広めたとされる。

 昨年9月、夫婦でペルーを旅行したが、食卓に載ったジャガイモを食べながら、その時に見たアンデスの風景を思い浮かべた。

 インカの首都だった標高3400mのクスコからバスでオリャンタイタンボに向かい、ここでマチュピチュ村行きの列車に乗った。列車から見た風景は忘れられない。雪を頂いたアンデスの山々、その裾野にわずかばかりの畑が続いていた。多くはトウモロコシのようだったが、おそらくインカのジャガイモも栽培されていたに違いない。畑では牛が草を食んでいた。

 その翌日、マチュピチュに登った。遺跡の素晴らしさはもちろんだが、天空に延びる段々畑に圧倒された。ガイドによると、そこではトウモロコシとジャガイモが栽培されていたと言う。雨が豊富で、寒暖差のあるここでは、甘くて美味しいジャガイモが育ったのだろう。

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 私の友人はパリに数日滞在しただけですっかりパリにかぶれて帰国したが、私たちもペルー旅行でとことんインカにかぶれてしまった。インカのジャガイモを栽培したのも、インカかぶれである。ジャガイモをほうばりながら、アンデスの風を感じたいと思う・・・。
 
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コメント

お家で採れたおいしいインカのジャガイモと、ご自分で釣った鮎の食卓、すばらしいですね。

こちらではスーパーで最低3種類ぐらいのジャガイモが売っていて、そのうちの一つが Yukon gold というインカのジャガイモから改良された種類のじゃがいもです。ひまじんさん宅で今回栽培なさったインカのめざめと似ていて、黄色くて皮が薄くてツルツルした感じの芋で、味も濃くて美味しいです。もちろん自家製のひまじんさん宅のジャガイモはスーパーで売っているものとは比べ物にならないでしょうが。

クスコに滞在中、街のスタンドで売っていたジャガイモのマッシュの野菜詰めのような、楕円形の皮なしコロッケみたいなものを買って食べましたが、おいしかったです。ジャガイモを食べたのはその一度きりだったかも。それよりコーンは何度も食べました。あの段々畑でコーンやジャガイモを作っていたんですね。コーンとジャガイモは、ペルーの重要な食材なんですねー
ペルー、また行きたいなぁ。アンデスの風に当たってインカを感じたいです。

    ボーダさんへ

 こちらは梅雨の末期です。
今日は祇園祭の巡行日で、コンチキチンの祭囃子がにぎやかでしょう。
 インカのジャガイモは美味しかったです。
先日立ち寄った道の駅(地元産品を売るお店)で、このジャガイモが売られていて、意外に思いました。
 以前のコメントでも書きましたが、私たちツァー客はそれほどアンデスのトウモロコシ、ジャガイモを食べることが出来ませんでした。
その点、個人旅行のボーダさんが羨ましいです。
せいぜい、ジャガイモを食べてあの旅行を思い返しています。
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