森に暮らすひまじん日記

第二の人生を歩む私たち夫婦は、和歌山の生石高原に近い森の中で暮らしています。豊かな自然の恵みにあずかりながら、有機栽培で野菜を育てたり、近くの渓流や海で魚を釣ったりする気ままな日々です。そんな暮らしぶりを綴っています。 
 

娘に蕎麦打ちを実演。その味は・・・

 深夜、娘が山小屋にやって来た。日ごろのストレスを癒すためか、それとも愛犬ぴーに会いたいためか・・・。もともとぴーは娘が飼っていたが、転勤先の住宅事情のため、私たち夫婦に押し付けて転勤して行った。

 以来4年経ったが、今はもうわれら夫婦の実子のような存在である。「生みの親より育ての親」という言葉があるが、娘が呼んでもぴーは私の股ぐらに体を預けたまま動こうとせず、育ての親に対する恩義と情愛を感じているのだ。遠路やって来た娘にはちょっと気の毒である。

 さて、娘には是非、美味しい打ちたての蕎麦を食べさせたいと思った。私たち夫婦が蕎麦打ちに入門したのは今年4月だから、もう3か月が経過した。この間、蕎麦道場で3回、自宅で4回蕎麦打ちを練習してきたから、そこそこ打てるようになった。

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 私たちが打つのは「二八蕎麦」というもので、蕎麦粉が8に対し、つなぎの中力粉が2という割合で、ごく一般的なものだ。女房がこの比率で軽量した粉を私がふるいにかけ、こね鉢で丁寧に混ぜ合わせる。

 続いて水を加えて練るのだが、この水加減が出来栄えを左右すると言われる。最後の微妙な所では霧吹きで加湿する技は道場で教えてもらった。次は練り込みだが、これはかなりの力仕事である。非力な私より、女房向きの工程だ。

 練り込んだ塊をのし棒を使って直径50センチほどの円形に延ばし、さらに薄くして長方形に形を整える。女房はこれが苦手で、作業を交代すると案の定、親指で生地に大穴を開けてしまった。修復不能だが、蕎麦の出来に問題はない。

 最後は専用の包丁を使って麺切りである。われら素人がやると、きし麺のように幅広になったり、素麺のように細くなったりする。まぁ、不揃いの蕎麦も愛嬌で、これが手打ちの味わいでもある。これを大鍋で茹で、私が釣ったアオリイカの天麩羅などとともに食卓に載せた。

 娘がどのような感想を述べるか、興味津々である。彼女は美味しいものを食べるため、時に外国にまで足を伸ばす。今時のグルメ女子だが、その分、理屈も多い。

 黒と言えば白、右と言えば左と答えるアマノジャクでもあり、いきなり「どうや、美味しいやろ」と、押し付けるような聞き方をしてはいけない。「忌憚のない意見を聞かせて欲しい」と厳粛に質問した。娘は蕎麦を噛みしめ、しばらくして小声で言った。「おいしい」。娘にしては最高の褒め言葉だった・・・。

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   08:47 | Comment:2 | Trackback:0 | Top
 
 
Comment
 
 nagahiroy [URL] #-
いや〜、これは美味そうですね!しかも、アオリイカの天ぷら!
つい最近、主な生活拠点を八ヶ岳へ移しました。こちらの蕎麦もなかなか良いですよ。是非、遊びに来て下さい(^^)
 2017.07.18 (火) 16:10 [Edit]
 森に暮らすひまじん [URL] #-
    nagahiroy さんへ

 お久し振りです。コメント有難うございます。
蕎麦打ちはまだまだ初心者ですが、打ちたての蕎麦は美味しいです。
 八ヶ岳が生活拠点とは羨ましいです。
八ヶ岳の原村には私の古い友人が別荘を持っていて、何回か遊びに行きました。
山岳、温泉など私の理想の地です。
ご近所なら、蕎麦の出前を致します・・・
 2017.07.18 (火) 18:25 [Edit]






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