FC2ブログ

「排除」のどこが悪いのか・・・

 今回のブログは大きな非難を浴びるかもしれないが、あえて書きたいと思う。

 私は、希望の党を立ち上げた東京都知事の小池百合子氏が大嫌いである。典型的なポピュリズム政治家であることが最大の理由だ。耳障り良い言葉を並べ立て、注目を集めようとする。例えば、希望の党を立ち上げた時の「12のゼロ」がそれである。

 (1)原発ゼロ(2)隠ぺいゼロ(3)企業団体献金ゼロ(4)待機児童ゼロ(5)受動喫煙ゼロ(6)満員電車ゼロ(7)ペット殺処分ゼロ(8)フードロスゼロ(9)ブラック企業ゼロ(10)花粉症ゼロ(11)移動困難者ゼロ(12)電柱ゼロ

 この中で、国民の反対を招きそうな項目があるだろうか。しかし逆に、実現可能なものがあるだろうか。もはや、花粉症ゼロは笑うしかない。どのようなスケジュールでゼロのにするのか、財政の裏付けがあるのか・・・。これに何も答えていない。これがポピュリズムの正体なのだ。小池氏の正体でもある。

 しかし、誤解を恐れずに言えば、総選挙の際に彼女が明言した「排除します」のどこが悪いのか、私にはまったく分からない。排除とは、希望の党の安全保障政策や理念、政策に同調できない候補者は受け入れないという趣旨なのだ。

 この一言が希望の党の退潮につながったとされているが、私は彼女が珍しく正論を語ったと思っている。。確かに、「排除」はきつい言葉だが、「ご遠慮願います」とソフトに言えば良かったのか。事の本質は、政治の世界において政治理念や政策をあいまいにすることなく、明確化することなのだ。

 安倍一強を許し、野党を駄目にしたのは民進党だろう。そもそも民進党には、かつて社民党にいた辻元清美さんを始めとする左寄りの人、その対極として自民党より右寄りの人たちもいる。だから憲法問題、安全保障政策などは意見がまとまらない。内部矛盾を抱えた政党は、なかなか国民の支持を得られてこなかった。

 小池さんの「排除」発言によって民進党は分裂し、個々の候補者の色分けがはっきりした。未だに煮え切らない人や、今更恨み節を言う人もいるが、それでも中道の希望の党と、左派の立憲民主党が生まれ、政治が分かりやすくなった。その意味で、小池発言にはインパクトがあったと思う。

 ただし、「排除」は政治の世界にだけ通用する言葉だ。弱者を排除するのは許されないし、人種も宗教も同じだろう。今回の総選挙で、世論は「排除」の言葉に過剰に反応し過ぎたと思うが、どうだろう。批判覚悟の駄文でした。
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

カレンダー

11 | 2018/12 | 01
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

月別アーカイブ

ブログ内検索

全記事表示リンク

訪問者数

ランキング参加中!

PR

PR

PR