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能年玲奈をいじめる芸能界を一喝

 図書館で月刊誌の「文芸春秋」新年号を拾い読みしていると、女優能年玲奈さんについて書かれた記事が目に入った。「あまちゃんからの4年半」というタイトルである。いい年して気恥ずかしいが、私は彼女のファンである。

 パソコンを置いている机の引き出しに、郵便局からもらったかんぽ生命のメモ帳をこっそりしまっている。その表紙には、能年さんの写真が印刷してある。ツンと上を向いた鼻、清純な瞳、そして透き通るような白い肌。完璧に美しい。

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 2013年、能年さんがNHKの朝の連続ドラマ「あまちゃん」に登場すると、たちまち国民的ヒロインになった。彼女の演技は初々しく、少し猫背のところも、おどけた表情も、彼女にしか出せない味だった。毎朝ドラマを見ないと、私の一日が始まらないほどはまってしまった。

 文芸春秋の記事の筆者は、ノンフィクション作家の小松成美さんである。能年さんへのインタビューは数度にわたっているが、「あまちゃん」の頃のことは一切語らない約束だった。その裏に、所属事務所との契約問題がこじれた複雑なj事情があるらしい。

 そもそも「能年玲奈」は彼女の本名だが、事務所との契約で本名を名乗ることが出来なくなった。そこで「のん」に名前を替えることになったのだが、村八分同然で芸能界からはじき出されたことに、われら応援団は怒り、切歯扼腕していた。

 ところが昨年11月、「のん」さんに再びスポットライトが当たった。アニメーション映画「この世界の片隅に」の主人公すずの声優として見事に復帰したのだ。すぐ映画を観に行ったが、「のん」さんの代わりは誰にも務まらないほど見事な演技だった。国内外の数々の賞に輝いたし、記録的なロングラン上映も続いている。

 映画監督の片淵さんは「すずの声優はのんさんしかあり得ない」という思いで出演を交渉しようとしたが、村八分にされたのんさんの所在は分からなかった。さらに、スタッフの間からも事務所ともめている女優を主役にすれば映画制作が危うくなる、という意見が噴出した。 

 こんな状況に片淵監督の怒りは頂点に達し、次のように怒鳴りつけたと、著者の小松さんは書いている。「どこまで一人の若い女優をいじめれば気が済むんだ!才能ある女優をいったいいつまでないがしろにして放っておくつもりなんだ!」

 のんさんをいじめ続ける芸能界の偏狭さ。プロダクションに気兼ねして声を上げないマスコミたち。片淵監督の一喝がもやもやした私の気持ちを晴らしてくれた。そして、大いに溜飲を下げた・・・。
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コメント

僕もクリアファイルを大切に保存しています。
芸能界といい、相撲界といい、極端にお金が集まって極端に狭い世界というのは純粋に生きたい人たちにとっては窮屈なせかいなのですね。

    イレグイ号さんへ

 かんぽ生命の写真もいいでしょう?
この透明感は何とも言えませんね。
変な話ですが、以前は沢尻エリカ様が良かったです。
報道陣に「それがどうした」と言うような発言がありましたが、あれはなかなかのものでした。
大津に帰ってもう2週間。退屈しています。    
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