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愛犬ぴーちゃんの逆襲

 親バカという言葉があるけれど、自分の犬を過剰に褒めるのは何と呼ぶのだろう。まさか「犬バカ」とは言わないだろうが、愛犬を自慢したくなる気持ちはよく分かる。私もそんな人種の一人である。

 わが家の犬はシーズという種類で、オスの9歳だ。名前は「ぴー」。元は娘が飼っていたのだが、転勤でペットを飼えない住居に住むことになり、娘はぴーの養育を放棄し、私たちに押し付けてすでに6年が経っている。

 今年は戌年で、ぴーは年男である。実は先日、その彼がちょっとした騒動を引き起こしたのだ。詳しくはもう少し後で書くが、その前に自慢話を少々・・・。

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 ぴーは私が引きこもっている部屋で一日の大半を過ごしている。私のまたぐらやソファの上で寝そべり、大きないびきをかいたり、意味不明の寝言を発したりしている。夜は家内の布団で眠り、家内にも甘えている。そんなバランス感覚に優れ、如才のない性格である。

 なかなか聞き分けもよく、「待て」も「よし」も理解している。外出が好きだが、「お留守番」と言えば観念し、悲しげな表情で見送ってくれるのだ。水が飲みたい時、コタツの中に入りたい時など前足でちょいちょいとシグナルを送る利口者でもある。

 さてその騒動だが・・・。私の部屋で新聞を読んでいると、視野の片隅に異物が目に入った。よく見ると、それは犬のウンチであり、ゴルフボールほどの大きさだ。散歩の時以外にウンチをすることはなく、体調がおかしいのかもしれない。ともかく、始末してもらうため、家内を呼びに行った。

 すっ飛んできた家内は「ぴーちゃん、何したの。だめじゃない。あほ」と言葉汚く糾弾した。これくらいでやめておけばいいのに、ウンチをした場所にぴーの顔を近づけ、執拗に罵倒し続けた。すると、穏健で人懐っこい彼もついに態度を豹変させ、「ウー」と唸って歯をむいた。それがまた家内の怒りに油を注いでしまった。

IMG_8385.jpg

 まぁ、それだけのことならよくある話だが、さらに強烈な続編があった。

 騒動のあった晩、家内はいつものように自分の部屋でぴーと同じ布団で眠った。家内の話によると、午前2時ごろ、ふと目が醒め、何気なく布団から手を出すと、顔のすぐそばで柔らかい物に触れた。電灯をつけると、何とまぁ、彼のウンチがとぐろを巻いていたのだ。

 慌しい音で私も目覚め、家内の部屋を覗いてみた。家内は布団の上にへたり込んでゲラゲラ笑っていた。自分の鼻先に大量のウンチをされ、気付かなかったのだから怒る気力も失い、ただあきれ返っていたのだ。そのそばでピーは、何事もなかったようにキョトンとしていた。

 賢いぴーがなぜこんなことをしたのだろう。家内からこっぴどく叱られたことへの仕返しに違いないが、しかしもう一つ。新年は娘や息子夫婦、孫が来てにぎやかだったが、逆にぴーをかまってやれず、淋しい思いをさせた。ウンチをして振り返ってほしかったのだと思う。今はそれに気付き、ぴーをひしと抱きしめている・・・。
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コメント

No title

遅ればせながら・・・
新年明けましておめでとうございます。
今年もブログを楽しみにしております^^

ぴーちゃん、なんてめんこいんでしょっっ!
女の子のような雰囲気で、優しそうなお顔立ちですね^^

うんP事件・・・申し訳ないのですが
笑ってしまいました(笑
いつもと違う生活だったり、かまってあげられないと
こういった事ががありますよね(汗
それに気がついて欲しくてという想いを考えるだけで切なくも愛おしいです
ぎゅぎゅぎゅ~ってしてもらえてよかったです^^

No title

    てんママさんへ

 こちらこそ、遅ればせながら新年おめでとうございます。
猫ちゃんも「かまってあげられない」と何かを引き起こすことがあるのですか?
確かに、犬より猫のほうが賢いし、人の心を読む術にも長けていると思います。
ウンチをして反抗するというのは、余り賢くないかもしれませんね。
今コメントを書いていますが、うちの犬は、てんママさんとこと同じように、コタツの中で丸くなっています。
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