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山小屋へ様子見に行く

 各地から桜の便りが聞かれると、紀伊山地の山小屋に帰る日が近付く。間もなく始める山の暮らしを思うと、心が浮き立ち、そわそわするのを抑えられない。引っ越しの下準備を兼ねて、2泊3日の予定で大津の自宅から和歌山に向かった。

 いつも書いているが、私たちが暮らす紀伊山地は標高が高く、厳しい寒さにさらされるので、冬の間だけ大津に住まいを移している。たまには都会の生活も悪くないが、しかしやはり、自然の中の暮らしは五感を刺激してくれて楽しい。

 和歌山に向かう場合は、無料の京奈和道路を走ることにしている。道路沿いに設置してある温度計は17度で、日差しも強い。すっかり春のようだ。桜の開花は例年より1週間以上も早いというから、生石高原で山菜が採れるのも早まるかもしれない。

 紀の川沿いを走り、桃の産地の桃山町に入った。畑では、すでに桃の花が咲き始めていた。鮮やかな桃色の花を見ると、一段と気持ちが高ぶる。ここから1時間ほど走れば生石高原だ。高原ではすでに山焼きが行われ、ススキの草原は黒くなっていた。

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 山小屋には夕方着いた。気温は10度を切っており、結構寒い。薪ストーブに火を入れ、水道や給湯器など山小屋の周りを点検したが、特に問題はなかった。

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  この後、キノコのホダ木を置いている裏の杉林に行ってみて驚いた。何と、早くも原木からシイタケがいっぱい出ていたのだ。例年より3週間も早い。昨年秋はいまひとつ収穫が少なく、その反動かもしれない。キノコは割りと神経質で、気候の変化で収穫が左右されるから、やはりこの春は例外的な暖かさなのだろう。

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 翌日の早朝、ウッドデッキに出て10回ほど口笛を吹いた。すると、ヤマガラが一目散に飛んできて、餌台に置いたヒマワリの種をついばんだ。4か月のブランクがあったのに、私の口笛をちゃんと覚えていたのだ。

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 今回の山行きは、引越しの荷物を運ぶのと、野鳥の巣箱を取り付けるのが目的だった。杉の木に取り付けた巣箱2個はすでに取り外し、熱湯で消毒しておいた。巣箱はヘビに狙われるので、ヘビが登れないような太い幹にくくり付けなければならない。作業が終わって半時間もしないのに、早くもヤマガラが巣箱の穴から中を下見していた。

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 気になるのは山菜の様子だ。コシアブラは先端が少し緑色になっていたが、タラの芽はまだまだ硬い。しかしそれでも、今年の春はかなり暖かいので、山ウドやワラビ、ゼンマイなどもいつもより早く芽を出しそうだ。山小屋暮らしは、例年より少し早め再開させようと思う・・・。

              ↓ コシアブラ
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              ↓ タラの芽
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コメント

No title

ふもとのほうでは桜が満開になりタラノメもワカメも大きくなって春の第一弾が終わってしまった感じです。
生石山はこれからですね。第二弾の幕あけを楽しみにしています!

No title

 イレグイ号 さんへ

 そうです、生石高原の春はもう少し先だと思います。
まだ朝晩は寒く、ストーブなしでは過ごせません。
ただ、シイタケが早く出たように、山菜も早そうです。
また、採りに来て下さい。
頃合いを見て、採り頃をお知らせします。
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