FC2ブログ

この春初のボート釣り

 なかなかいい日和がなく、この春初のボート釣りは延びのびになっていた。しかし先日、やっと海が穏やかになるとの予報が出た。急いで仕掛けを作り、半年ぶりになるのでエンジンの調子も点検した。軽トラにボートを積み込み、翌朝の出発に備えた。

 初釣りはウキウキするものだが、気持ちはパッとしない。というのも、釣具店や漁師らから情報収集した結果、芳しい話が入ってこないのだ。特に私が狙う大型のアオリイカは、さっぱり釣れないという。

 そんな不安を抱えながら、由良湾に向かった。途中の餌店でイカ釣りに使う生きたアジを買うことにした。親しくしている店員にイカの情報を聞くと、「釣れやん」と完璧な和歌山弁で即答した。いつもなら20匹ほど買うが、10匹だけにしておいた。

 午前6時ごろ、いつもの漁港に着いた。湾内はほとんど無風で、油を流したような海面を滑るように走った。20分ほどで岩礁帯のポイントに着いた。途中の漁港の堤防には釣り人の姿が見えなかったので、やはり魚もイカも釣れていないのだろう。

IMG_0101.jpg

 自慢話で恐縮だが、このポイントでは昨年春に3回ボートを出し、3~2キロのアオリイカを5杯、一昨年はも3回で同じクラスを6杯釣った。実績はあるし、縁起のいいポイントだから、いくら状況が悪いといっても1杯くらいは何とかなるという甘い考えがあった。

 欲張って竿を2本出して、広範に探った。海底にはホンダワラのような長い海藻が揺らいでおり、イカはここへ産卵にやって来るはずだ。しかし、1時間が過ぎても竿先はピクリともしない。餌店員の「釣れやん」という断定的な言葉が蘇ってくる。

 いつまでもアオリイカにこだわっていては、早くガシラを釣りたがっている家内に悪い。ここは潔くイカを諦め、沖の一文字のポイントに向かった。一文字に近付くと、2人だけが釣りをしていたが、うち1人は堤防に寝転んでいた。この一文字に2人というのは珍しく、それほど状況が悪いということだろう。

IMG_0098.jpg

 ガシラ釣りも不調で、餌が付いたまま上がってくる。家内は「早く場所を替わろう」とせっつくので、ここも見切りをつけ湾内に戻った。いつも釣っているポイントなのでボートを流す要領も心得ている。1匹目は私にきた。中型である。次は家内に同じサイズが釣れた。

IMG_0103.jpg

 その次は私が釣り、家内を焦らせた。しかし後が続かない。いつもはこんなものではなく、半日もやれば10~20匹は釣れるのだ。しかも家内はここ数年で腕を上げ、いつも師匠の私を打ち負かしている。

 突如、私の竿が海中に引き込まれた。力強い当たりだ。合わせを入れると、底掛かりしたようにリールが巻けない。しかし魚は付いている。ぐいぐいと竿を絞り込んでくる。水深10m以上の海底から釣り上げるのだから、釣り応えは十分だ。やがて5mほど沖で魚が海面を割って出た。家内は「ガシラや。大きい」と叫んだ。このあたりでは最大クラスで、30cmほどはある。

 それから1時間近く粘ったが当たりはなく、早々と港に帰った。結局、釣果はガシラ4匹で、私の3匹に対し、家内は1匹だけ。いつも家内に負けている私だが、珍しく勝ち越したので、「釣れない時に腕の差が出るわな」と言っておいた。一瞬、家内の表情が引きつたように見えた・・・。

IMG_0108.jpg
スポンサーサイト

コメント

No title

今年は黒潮の蛇行で紀伊半島はどこも厳しいようですね。
黒潮がどこを流れようともあまり関係のない僕にとっては、まあ、ちょうどよい言い訳ができたと少しだけ喜んではいるのですが・・。

No title

   イレグイ号さんへ

 イレグイさんのブログでは、びっくりするほどの釣果が余り見られないので、やはり紀伊半島のの状況は悪いのでしょうね。
大蛇行と言っても、カツオなら分かりますが、ガシラは関係ないと思います。
結局、水温が低いということで無理やり納得しています。
非公開コメント

カレンダー

11 | 2018/12 | 01
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

月別アーカイブ

ブログ内検索

全記事表示リンク

訪問者数

ランキング参加中!

PR

PR

PR