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雨上がり、山の蕗を採る

 雨が降った翌朝は、何はさて置き山菜採りに行く。水分をたっぷり吸った山菜は、柔らかくて美味しいはずだ。「雨後のタケノコ」という言い方もあるが、要するに雨の翌日は山菜が一段と成長する。

 先日、一日中雨が降ったので、次の朝、今が旬のフキを採りに行った。腰を痛めている家内が軽トラを運転し、私が山道沿いに自生しているフキを採りながら移動するのだ。森の中なので木漏れ日が差し、腐葉土に水分が蓄積されている。

 「あんた、フキ採り上手やなぁ」--。以前、フキを農協に出荷している農家の人から褒められたことがある。私は鎌やハサミを使わず、フキの根元を持って弾みをつけるように、一気に摘み取る。これだと根ごとを引き抜くことはないが、取れてしまえばその場に埋め戻すことにしている。

 中腰で採るのは腰が辛いので、群生するフキの前に座り込む。長くて太いもを選んで摘み取り、左手で持ち替え、右手の親指と人差し指で葉を落とす。この間、2秒もかからない。その間に次に採るフキを見定めておくのが肝要で、われながら手際が良いと思う。

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 実は、私が通っていた中学校では、学年(2クラスだけ)ごとに、フキ採りに行くのが行事の一つになっていた。採ったフキは佃煮業者に売り、これを図書購入費に充てていた。とんでもない田舎の中学校であり、貧しい時代でもあった。

 ちなみに夏休みの宿題は、薬草のドクダミを採り、乾燥させて学校へ持っていくのだ。ノルマも決められており、蛇やマムシにも出くわすなど、現代では考えられない宿題だった。

 それはともかく、1時間ほどで作業は終わった。家内の友人で、毎年、旬のフキを待ちわびている女性がいる。それに私の友人にも送ってやりたい。残りは、熊本県人吉市から取り寄せている醤油で佃煮風に炊く。寒暖差のある山で採れたフキは、独特の風味があって美味しい。

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コメント

No title

かなり大きなフキですね~!!
フキについては帰りの道中、無人販売所で一束100円のものを買って帰るのが常でした。というのは、自生しているフキは栽培のものより大きくならないものだと思っていました。

今年はいろいろあって山菜採りは終了のような感じですが、来年はフキ採りにも行かねばなりません!!

No title

    イレグイ号さんへ

 そうなんです、今年のフキは長く育っています。 こちらは、寒暖差が大きく、風味も豊かだと勝手に決めつけています。たくさん採ってきて、キャラブキにして小分けにし、冷凍して1年中食べています。
 来年はぜひ、今頃高原へ採りに来てください。
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