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アサギマダラの楽園に一歩近づいた

 今回もしつこくアサギマダラのこと・・・。この蝶は、日本列島から九州や南西諸島、遠くは台湾まで1000㌔、2000㌔もの長距離を旅する。その旅の途中、わが山小屋にも立ち寄ってほしいと思い、この蝶が好むヒヨドリバナやフジバカマを植え、草刈りではアザミを残すなど環境作りに取り組んできた。

 そもそも私に蝶の知識はなく、名前を知っているのは、アゲハチョウかモンシロチョウ、はたまた夜の蝶くらいのもので、ここ生石高原に近いわが山小屋に飛来するひときわ美しいアサギマダラの名を知ったのは、ほんの5、6年前のことだった。

 NHKの特集番組で、アサギマダラが旅する珍しい蝶であること、全国規模でマーキング調査が行われていることなどを知った。毎年、夏から秋にかけて庭先に姿を現すアサギマダラの詳しいことを知るにつれ、にわかに親近感を覚えるようになった。

 3年前の秋、山小屋前の山の斜面にヒヨドリバナを3株植えた。翌年には白い花が咲き、8月1日にアサギマダラがこの花に止まっているのを確認した。朝から夕方まで蜜を吸いながらここで過ごしていたから、喜びもひとしおだった。

 今年はヒヨドリバナが一層大きく育ち、花もたくさん咲いた。今年初めてアサギマダラを見たのは、6月26日だった。それから7月初旬まで毎日飛来、多い時は7匹が乱舞した。数は少ないながらも、私が目指している「楽園」に一歩近づいた。

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 ところで、蝶を数える時、どう書けばいいのだろう。受け売りだが、「匹」は間違いで、牛や馬のように「1頭、2頭」と書くらしい。何だか変な話だが、西洋の動物園では、飼育している蝶も含めて種類に関係なく、「HEAD」で数えており、日本語に直して「頭」となったのだそうだ。でも、やはり変だ。

 アサギマダラの姿は、大雨以後、どこへ行ったか見かけない。おそらく北上を続けているのだろう。気まぐれなのか、何かの法則で行動しているのか分からないが、これから秋にかけてもっと飛来してくると思う。花が増えれば、やがてアサギマダラの楽園にもっと近づくだろう・・・。
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コメント

No title

アメリカ大陸にはモナーク蝶(オオカバマダラ)という蝶がいるそうです。アサギマダラと同様、渡りをして、植物からアルカイロイド系の毒物を蓄えるそうです。(見た目もそっくりです。)
メキシコ(アステカ王国の時代)では11月初旬に渡ってくるこの蝶を死んでいった子供たちの魂が戻って来たと信じて大切にしたそうです。
ゆらゆらと風に乗るようにして飛ぶ姿が霊が舞っているように見えるのでしょうね。

レイチェル・カーソンもその渡りに生命の神秘を感じたそうです。

アサギマダラが渡ってくる時期がもう少し遅ければ日本人もその姿に先祖の霊を重ね合わせたのかもしれませんね。

No title

    イレグイ号さんへ

 暑いですねぇ。でも、夕方の今は寒いくらいです。ちょっと嫌味ですかねぇ。

 オオカバマダラのことを調べてみました。なるほど、旅する蝶なのですね。写真を見ましたが、オレンジ色がかっていて、きれいです。

 わが家のアサギマダラはこのところ、ずっと居ついています。「ゆらゆらと風に乗るようにして飛ぶ」というイレグイさんの表現がぴったりです。先ほどは4匹が花にぶら下がっていました。、
 
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