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お盆、子供や孫が山小屋に集合

 波が引くように、山小屋は静かになった。14日に息子夫婦と孫が大阪に帰り、15日には娘2人が東京と大阪にそれぞれ帰って行った。にぎやかだったお盆は終わり、われら夫婦に静かな山の暮らしが戻った。

 「虫がいる」「蛇が出る」「遠い」・・・。娘たちは生石高原の山小屋行きを嫌がっていたが、今年はどういう風の吹き回しか、山小屋にやって来た。最初の夜は山小屋裏のテーブルを囲み、バーベキューに興じた。

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 子供や孫を迎える側としては、みんなに喜んでもらいたいと知恵を絞るが、急ごしらえの妙案はない。翌朝、「海でボートに乗って遊んではどうか」と誘うと、「お父さんが行きたいなら、付き合ってもいいよ」と、どこか気合の入らない返事だったが、ともかく行くことにした。

 時間はすでに朝の9時半。あわてて軽トラにボートを積み、由良湾に向け、みんなより一足先に出発した。子供たちが到着するまでにボートに空気を入れ、いつでも出航できるようにしておかなければならないのだ。

 高圧電動ポンプでボートに空気を注入したが、右側から空気が漏れていた。ぺしゃんこだから、もうどうしようもない。穴が開いていたのは水面より上で、貝殻などで傷ついたものではない。修理器具を持ってきていないので、さてどうするか・・・。

 もしかしたら、ホームセンターで自転車のパンク修理の器具を売っているかもしれない。迷っている場合ではない。近隣の御坊市のホームセンタに向かった。幸い、修理器具が売っていたが、すぐに高圧の空気を入れても大丈夫なのか、不安だった。

 ともかく説明書通りに修理してみた。修理した場所がはがれてはいけないので、1時間ほど乾燥させた後、電動ポンプで空気を入れた。修理箇所に水を垂らしてみたが、空気漏れの兆候はない。これならボートが使える。大げさだが、九死に一生を得るとはこのことだ。

 ともかく、娘二人と孫を乗せ、由良湾の砂浜にボートを横付けした。ここはお盆なのに海水浴客は少なく、まるでプライベートビーチのようだ。娘たちはここに来る途中の衣料品店で水着やサンダルを買い、準備していた。娘は甥の手を取りながら、海水浴を堪能したようだ。

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 続いて、島巡りの遊覧だ。最初に息子夫婦を乗せ、由良湾の真ん中にある蟻島を一周した。この島は小さな無人島で、岩礁が変化に富んでいるため釣り人が多い。私たち夫婦が釣りをするのもこの島の周辺だが、島は磯渡しをしている人の個人所有で、余り島に近づくと怒られる。

 次は娘二人の番である。20分余り走り、蟻島の波静かな入り江でボートを止めると、末の娘がライフジャケットを着たまま派手に海に飛び込んだ。鼻に水が入ったのか、むせていた。安全のためボートのロープを手にしながら、気持ちよさそうに泳いでいた。娘は元体育会系女子で、天真爛漫である。

 孫には釣りをさせた。堤防でサビキ仕掛けを下ろすと、黒い魚影が乱舞した。外道のスズメダイだ。そのうち赤い色に見える小アジの群れが湧いてきた。孫は歓声を上げ、何匹も釣り上げた。時おりスズメダイも釣れ、強い引きに興奮していた。夏休みの日記に書くだろうか。

 孫が釣りをしている間、女房や娘たちは近くの温泉「みちしおの湯」で汗を流した。ここは海に近い温泉なので、少々、塩っ辛い。これでお盆のイベントは終わった。みな満足そうな表情をしていたので、パンク騒動で苦労しただけにホッとした。このようにして、親から子へ、子から孫へお盆の楽しみがが引き継がれていく・・・。
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コメント

ひまじんさんにしかできない家族サービス、大成功ですね。
バーベキューにボート遊びに海水浴に釣り。
お孫さんは盆が来る度にまた連れて行けとせがむんじゃないですか?
楽しく賑やかな盆休みの記事に、私も楽しくなりました。

No title

読んでとってもうらやましくなりました。これってパーフェクトな状況じゃないですか。いいなぁー 羨ましいです。

No title

   亀丸 さんへ

 子供や孫の接待で疲れました。
まぁ、それなりに喜んで帰りました。
思えば、私の父母なんか、接待してくれたことはありません。
昔はそんなものでした。

No title

    ボーダ さんへ

 パーフェクトと言っていただいて有難うございます。
ただ、てんてこ舞いして疲れました。
早く子供や孫に接待してもらいたいものです。 

No title

ご接待お疲れさまでした。
僕には最高の贅沢に思えます!

スズメダイはそこそ大きければ内臓だけ取ってウロコごと丸焼きにするとかなり美味しいそうですよ!(僕の港の人が言っていました。)

僕の船は8人乗りです。来年はぜひともご家族いっぺんに乗りに来てくださいませ!!

No title

    イレグイ号さんへ

 スズメダイのことを「おせん」と言ってバカにしていましたが、美味しいのですね。
でも、それほど大きいのが釣れないので、つい捨ててしまうのでしょう。
 それにしても、どうして関西では「おせん」と呼ぶのでしょうね。
 イレグイさんの漁船で、遊覧すれば楽しいでしょうね。ゴムボートと違ってダイナミックです。機会があれば是非・・・。

No title

昔話で、「お仙さん」という女性がこの魚を食べたところ、骨をのどに詰まらせて死んでしまったので、「お仙殺し」と呼ばれるようになって、それが略されて「おせん」になったそうですよ。確かに骨がきつそうですよね。

この季節はやっぱりキスですよね~。来年はぜひ皆さんでキスを釣りに来てください!!

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このコメントは管理人のみ閲覧できます

No title

ひまじんさんみたいな人がお父さんだったらいいなぁ!と思いながら読みました。
子供さんやお孫さんのために陰で奮闘されて、すっごく愛を感じます~

No title

   イレグイ号さんへ

 お仙さんが喉に骨を詰まらせた・・・そんなエピソードから名づけられたのですね。

 おせんと言えば、「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」しか思い浮かべません。なるほど、短文の秀作ですね。

 

No title

    TAKEさんへ

 私はMさんのいい加減な対応に腹を立てています。別荘地が何たるかを理解せず、こんなことを言っては何ですが、問題意識が低い人だと思います。
 これからどう対処するか難しいですが、とりあえず直接被害を受ける方々が、談判すべきと思います。もちろん、私どもも立ち合い、相手に断念させるよう説得したいと思いますが、Mさんの最初の対応を持ち出されれば、ここは頭が痛いところです。
 最初の一歩は、Mさんに仲介の意思があるかどうかでしょうね。はっきり言って、期待は出来ませんが・・・。知恵を絞りたいと思います。

 

No title

    Mayさんへ

 いいお父さんなんて褒めてもらうと、恥ずかしいです。子供たちはそれぞれ自己主張が強いので、奮闘するしかないのです。有難うございました。
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