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台風24号で避難したが・・・

 台風24号が接近する9月30日は夜明け前に起き、テレビに映し出される進路予想図に見入った。点線で表示される中心線は、私たちが暮らす生石高原の真上に重なっていた。和歌山に影響が出るのは、この日の午後から夜にかけてという予測だ。

 高原のわが家に留まるのか、大津の自宅にいったん避難するのか、判断を急がなければならない。9月4日に紀伊半島を直撃した台風21号の悪夢が蘇った。

 裏の杉林では何本も木が倒れたり、途中で折れたりし、うち1本の大木がわが家の屋根に倒れかかった。幸い木の枝がクッションになり、それほどの被害にはならなかった。しかしまともに倒れていたら、屋根に穴が空いていても不思議ではなかった。

 木が倒れる少し前から停電になり、湧き水をポンプアップしているモーターも止まり、断水した。停電だけならヘッドランプやロウソクでしのげるが、水がなければどうにもならないので、3日後には大津の自宅に逃げ帰った。

 さて、24号はどのような影響をもたらすのだろう。21号の進路と酷似しており、1週間も続いた停電、断水の再来があるとすれば、もはや高原の家に留まる理由はないし、森の一軒屋だから危険でもある。

 朝食を済ませ、半時間ほどで避難の準備をし、大津に向かった。大津も台風の進路と重なっていたが、停電が起きても県庁所在地なので復旧は早いはず。生石高原のような山奥での復旧作業はどうしても後回しにされるから、やはり避難は賢明だろう。

 大津には昼過ぎに着いた。テレビを見ていると、和歌山県南部の市町村に出される避難指示や避難準備情報を伝えていた。しかし、進路予想図は当初よりも少し東側になり、生石高原は直撃を免れそうだった。

 翌朝、高原で暮らしている外人のPに電話すると、「風、吹かなかったよ。電気もついているよ」という意外な言葉が返ってきた。なるほど、反時計回りで風が吹く北半球の台風は中心線より東側で被害が大きくなるので、Pの話は納得できた。

 その翌日、生石高原に帰った。家の周辺を見回ってみたが、落ち葉が少し多いくらいで被害はなかった。台風が西を通るか、東を通るかでこれほどの違いがあるのかと、改めて思い知った。

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     ↑ キノコの原木に降りかかった葉や枝はこの程度で済んだ

 21号の時は、飛んできた木の枝や葉っぱを取り除くのに何日もかかった。家の裏の杉林では、何種類ものキノコを栽培しているが、スギの葉が原木を覆い、これを取り除くのに苦労した。今回はそれほどでもなく、間もなく収穫期を迎える。

 20号、21号、24号と相次いで和歌山を襲った台風。もう大概にしてほしいものだ・・・。

 

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コメント

No title

今回は僕のところも事なきを得ました。
でも、田辺から南のほうはすごい被害があったそうです。たった100キロほどの距離の違いでこれほどなのかと思うほどでした。

被害に遭われた人たちには申し訳ないですが、とにかく何事もなくてよかったです。

No title

    イレグイ号さんへ

 ほんの数十キロ東にそれただけで、被害がこんなにも違うものか、驚きました。大した被害がなく、大津に避難したのが少し恥ずかしかったです。
このあたり、21号では木がボキボキ折れています。わが家からは、木の葉がちぎれ、今まで見えなかった高原の頂上が見えます。裏の杉林からも空が丸見えです。
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