森に暮らすひまじん日記

第二の人生を歩む私たち夫婦は、和歌山の生石高原に近い森の中で暮らしています。豊かな自然の恵みにあずかりながら、有機栽培で野菜を育てたり、近くの渓流や海で魚を釣ったりする気ままな日々です。そんな暮らしぶりを綴っています。 
 

【夫の日記】 高原のJAZZコンサート

仲秋のコンサート 034

  きのうは中秋の名月。ひまじん夫婦が暮らす生石高原では、宵の口まで薄雲がかかり、おぼろ月だったが、次第に雲がとれてすっきりと満月が見えるようになった。まさに、お月見日和だった。
 高原にはススキの草原が広がり、この時期には赤みを帯びた穂が一斉に波打っている。ススキを見に来る人は多く、これから高原が最もにぎわう季節なのだ。
 草原のかかりに「山の家おいし」があり、地元の産品が売られ、食事もできる。NPO「生石高原の大草原を守る会」が運営している。このNPOが13日から15日までの3日連続、山の家で恒例の「観月コンサート」を開いているのだ。

仲秋のコンサート 032

 きのうはピアノ、ベース、ドラムによるジャズコンサートが催された。ジャズ、いやJAZZ!が好きなひまじんは女房を伴って聞きに行った。まだ明るいうちから高原への山道を登って続々と人が集まり出す。京都、大阪、神戸など遠くのナンバーが多く、駐車場は満杯だ。

仲秋のコンサート 001

 ひまじん同様、山小屋で暮らしている仲間10数人も姿を現し始めた。一応コンサートなので、少しは服装にも気を使ってもらいたいが、畑仕事をしてきたばかりにしか見えない作業服姿が多い。山の家から4、500メートルほどの近場なので、サンダル履きも目立つ。アーティストに失礼だろう、不謹慎な!
 午後7時、コンサートの始まりだ。心地よいJAZZのリズムが流れ出す。ひまじんは学生時代、よくJAZZ喫茶に出入りし、とぐろを巻いていた。そんな若い頃を思い出し、血が騒いだ。

仲秋のコンサート 020

 しばらくして外に出ると、山暮らしの仲間たちはコンサートなどそっちのけ、野外テーブルを囲んで、おしゃべりに夢中である。
 彫刻家はすでにほろ酔いだ。ドイツ人は「カントリーウエスタンしか興味ないよ」といい、農夫は「やっぱ演歌や」などとほざいている。女房ら女性陣は競って亭主の悪口を言い合い、音楽をまったく聞いていない。なにしに来たん?
 ひまじんはアーティストの皆さんに山暮らしの住人を代表して、彼ら、彼女らの無礼な振る舞いを詫びたい気持ちだった。棒を持って蛇を追いかけ、サイレンが鳴れば意味なく走り回り、イノシシが出たぞと囁き合う輩にJAZZなど分かるはずはない。
 まあ、ひまじんも同じ穴のムジナで、今やプレイヤーや曲名などはすっかり忘れてしまった。JAZZかぶれをしていた遠い昔を夢のように思い出す仲秋の宵だった。
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   15:47 | Comment:8 | Trackback:0 | Top
 
 
Comment
 
 まるまる [URL] #-
一枚目のお写真、とても素敵。

26日にお帰りとか、楽しみにしています。でも、またすぐにお帰りになるのでしょう。

ちょっとは上手になったしね。v-224
いいお写真です。 2008.09.15 (月) 22:48 [Edit]
 umitomo [URL] #BKdNfE/Q
私は40年ほど前に、この編成プラスギターの4人編成で太鼓を叩いてました。スタンダードが主でしたねえ日野さんのペットを聞いてモダンジャズ(当時はそう言っていた)拒否に(笑)。ジャズって日本の民謡と類したところがあって、良いんですけどなかなかメジャーにはね♪
音楽聴くのに格好は気にしなくてもいいのでは?飲みながらでも食べながらでも喋りながらでも楽しめればいいと思いますがね(笑)
良い環境です。 2008.09.16 (火) 08:28 [Edit]
 森に暮らすひまじん [URL] #-
 1枚目の写真は生石高原らしく見えますでしょう?うん、納得の1枚です。
 競技委員コンペに向けて、早めに帰り、練習します。今のままでは、笑われますからね。26日までに2ラウンドくらいするつもりです。平日ですが、行きませんか。
まるまるさん、帰りは20日ごろです 2008.09.16 (火) 10:26 [Edit]
 森に暮らすひまじん [URL] #-
 音楽を聴くのにあまり服装は関係ないのですが、物には程度というのがあります。泥だらけの服装はちょっと・・・
 そうですか、ドラマーでしたか。憧れますね。ひまじんは中学時代、ブラスバンドでトランペットを吹いていましたが、息が続かないのでやめました。あとはハーモニカで童謡を・・・
umitomoさん、こんにちは 2008.09.16 (火) 10:32 [Edit]
 dejavuewords [URL] #hdScUxTA
私もジャズが好きで5spotへよく行ってました。
もっともそこはニューヨークではなく、東京は自由が丘のジャズ喫茶でしたけど・・・
ジャズは黒人たちから発生し、それがやがては芸術として形成されていきましたが、元をたどれば貧しい黒人たちの魂の叫びとでも言うのでしょうか・・・
否、逆に豊な心を持っていたからこそ、人々に感動を与えるジャズを奏でたのかもしれません。
野良着でも作務衣でも、ジャズを聴きたい気持ちがあるならいいと思いますけど・・・
If jazz entered their mind・・・
It never entered my mind. 2008.09.16 (火) 19:46 [Edit]
 つとりん [URL] #-
いいですねー。
観月コンサートしかもジャズ。お洒落です~。私もフォークギターをぽろんぽろんと弾いていた時期がありましたが、今はコードすら忘れてしまいました。これから秋にかけて金色に輝くススキが楽しみですね。秋キャンプには延び延びになっていた曽爾へ行く予定ですのでススキが楽しみです。v-22
月夜のススキも 2008.09.16 (火) 23:43 [Edit]
 森に暮らすひまじん [URL] #-
 モダンジャズと言っていたころが懐かしいですね。今でも、そう呼んでいるんですか。
 レコードやCDはいっぱい持っていますが、もう蓄音機はどこかえいってしまい、愛車の軽トラにはCDを再生する機械がついていません。
dejavuewordsさん、今もジャズですか? 2008.09.18 (木) 07:39 [Edit]
 森に暮らすひまじん [URL] #-
 つとりんさん、おはようございます。秋キャンプ、楽しみですね。曽爾高原は近畿最大のススキの草原で、ひまじんも一度行ってみたいと思っています。
 生石高原には無料のオートキャンプ場がありますので、来年の観月コンサートにはどうぞ!
曽爾高原、いいでしょうね 2008.09.18 (木) 07:46 [Edit]






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