森に暮らすひまじん日記

第二の人生を歩む私たち夫婦は、和歌山の生石高原に近い森の中で暮らしています。豊かな自然の恵みにあずかりながら、有機栽培で野菜を育てたり、近くの渓流や海で魚を釣ったりする気ままな日々です。そんな暮らしぶりを綴っています。 
 

【夫の日記】 大プロジェクト?始まる

  かれこれ2か月くらい前になるだろうか。女房が同じ森に暮らすドイツ人Pの山小屋へ遊びに行き、裏の雑木林に突き出た屋根つきテラスを見せてもらった。帰ってくるなり、「あれ、なかなかよく出来ているわ」と、盛んに感心しているのだ。

 そして、私たちの山小屋の裏手にも同じ手法で雨除けのひさしを出して欲しいと言い出した。私が不器用なことを知りながら、「男なら作れるでしょう」と無理難題を吹っ掛ける。「まあ、今年中なら・・・」と言葉を濁しておいた。

 1週間ほど前、Pが遊びに来てコーヒーを飲んでいると、女房が猫なで声を出して、「ねー、Pチャン、うちの山小屋にひさしを出したいの。手伝ってくれるよね」と、Pの大きな肩をゆすっている。

 そう言われてPはえらく張り切ってしまい、「いいよ、すぐやろう」と言い出した。私には色々やることはあるし、まだ寒いので、すぐにやる気はない。迷惑な話なのだ。

 それ以来、Pから毎朝電話がかかってきて、「兄貴、間伐材を取りに行こうぜ」と急きたてる。重い腰を上げ、先日、許可を得ている山へ出かけた。Pは100キロを超える巨漢なので長い丸太を軽々と運ぶが、ひ弱な私はよろけながら運び、何度も転んで泥だらけになる始末だった。

 ともかく、支柱となる杉、檜の間伐材8本を山小屋まで運んだ。2日ほど雨だったので作業が出来なかったが、雨がやむとまたPがやって来て、「さあ、木の皮むきをするぜ」とケツをたたく。作業に慣れているPは、もたもたする私を「ダメだよ、そんなやり方!」としかりつける。まさに、棟梁と弟子の間柄である。

 女房がひさしを出して欲しいと言うのは分かる。軒下には洗濯機があり、雨が降ると洗濯が出来ないし、草木染めも炉が濡れて火が燃えず、煮出し液が作れない。

 しかし、この大工仕事は結構おおがかりなのだ。幅が8メートもある。支柱を建て、棟木を何本も渡し、波板を張り付ける。ノミを使って穴を彫ったりもする。考えただけでも気が遠くなる。

 Pがやる気を出しているので、その気持ちを挫く訳にもいくまい。ドイツ人気質は律儀である。もはや後に引けない。「兄貴、完成するまで釣りはダメよ」とも言われている。

 今後、この工事については節目ごとにレポートするつもりだが、どんなことになるやら・・・。今日は雨なのでPからの催促はないが、天気が良くなれば必ず電話がかかってくる。あー、怖い、怖い。

     ↓ 皮むきが終わった間伐材の支柱
vcm_s_kf_repr_468x351_20090304170743.jpg
 

 
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   17:09 | Comment:10 | Trackback:0 | Top
 
 
Comment
 
 釣りじいさん [URL] #-
にゃははは~、こりゃ当分釣りはお預けでやんすね~、ご同情申し上げますです、はい。

奥様~~~、長い間お待ちかでやんした。もうすぐ立派なテラスができやすよ~。
 2009.03.04 (水) 17:59 [Edit]
 マダム半世紀 [URL] #-
私は奥様と一緒に、出来上がるのを楽しみにしていま~す♪
また、DIYの腕があがっちゃいますね~。^^
外にヒサシがあったら、そりゃあもう、便利です!
うふふ・・・ 2009.03.04 (水) 18:41 [Edit]
 つとりん [URL] #-
梅雨時期の完成を目指しての大プロジェクトですね!しかし大変なことが始まってしまいましたね~。ケガされないように!v-22
ちょうど 2009.03.04 (水) 21:08 [Edit]
 アガタ・リョウ [URL] #-
兄貴、分かります。その巨漢のドイツ人P氏は、100%私の弟タイプです。本日分の記事を拝見していて、まるで私が打っている様な錯覚すら覚えます。全く、不謹慎にもクックと必死でショウを堪えて読み進めて居りました。
P氏には、一切悪気が無いのでありまする。これも、すべからず相性の問題なのであります。P氏は、兄貴が好きなんでありまする。クック・・・兄貴、堪える腹筋が、悲鳴を挙げて居りまする。ギァハハ・・失礼!! 勘弁して下さい。出直して参ります。
 2009.03.05 (木) 19:45 [Edit]
 森に暮らすひまじん [URL] #-
 来週前半には完成予定です。雨の日もいろいろと作業ができるので、便利になります。釣りはお預けですが、このところずーっと波が高く、竿を出すことが出来ません。いい時期の作業です。 
釣りじいさんへ 2009.03.07 (土) 06:24 [Edit]
 森に暮らすひまじん [URL] #-
 ドイツ人Pチャンからは学ぶことが多く、そのうちマイスター並みの技量を身につけるでしょう。いずれ、丸太小屋の離れを建ててしまうかもしれませんよ。ご期待下さいよ。
マダム半世紀さんへ 2009.03.07 (土) 06:27 [Edit]
 森に暮らすひまじん [URL] #-
 いやもう、大変なんです。支柱の丸太がやたら重く、持ちあげると足がもつれるのです。年をとると、馬力がなくなります。
 
つとりんさんへ 2009.03.07 (土) 06:31 [Edit]
 森に暮らすひまじん [URL] #-
 Pチャンはやもめ暮らしで、毎日時間を持て余しているのです。私の山小屋の工事は、暇つぶしなのかもしれませんが、それにしても献身的なんですよ。怠ける訳にはいかんのです。もう、節々が痛くて・・・
アガタ・リョウさんへ 2009.03.07 (土) 06:40 [Edit]
 birdy [URL] #SFo5/nok
うんうん、こういう生活に憧れます。
どういうものができるか楽しみですね^^
また、見に来ますね^^

楽しそうですね^^ 2009.03.08 (日) 01:12 [Edit]
 森に暮らすひまじん [URL] #-
 訪問して下さり、ありがとうございます。長く都会で働いてきましたので、森の生活は刺激がいっぱいで楽しいですよ。また、遊びに来て下さい。
birdy さんへ 2009.03.12 (木) 13:40 [Edit]






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