森に暮らすひまじん日記

第二の人生を歩む私たち夫婦は、和歌山の生石高原に近い森の中で暮らしています。豊かな自然の恵みにあずかりながら、有機栽培で野菜を育てたり、近くの渓流や海で魚を釣ったりする気ままな日々です。そんな暮らしぶりを綴っています。 
 

【夫の日記】 森林セラピーでボケ防止

  女房の物忘れが心配になってきた。先日も、女房は私の大好物の鮒寿司を滋賀の自宅の冷蔵庫から山小屋に持って来るのを忘れた。それだけではない。外出する時は、何か一つ必ず忘れ物をする。いちいち車をUターンさせなければならなので、困ったものだ。

 そういう私も偉そうには言えず、関心のないことはすぐ忘れるし、都合の悪いこともすっかり忘れる、あるいは忘れたフリをするのである。頭のよい人、記憶力のよい人は脳が皺だらけらしいが、私の脳味噌はゆで卵のようにつるつるしているので、もともと記憶力はよろしくない。

 加齢による物忘れは誰にでもある。しかし、病気による物忘れだと、これは大変だ。ボケ、痴ほう症、アルツハイマーなどの言葉が浮かんでくる。最近では「認知症」などという難しい言い方をするそうだ。多分、「後期高齢者」と同じように官僚が考えた言葉だろう。

 女房の物忘れが、ボケの前兆だとしたら・・・。そして将来、本当にボケてしまったら・・・。夫としては誠意を尽くして介護しなければならないと思うが、お互い辛いことだ。

 まあ幸いというか、女房の減らず口、お小言、屁理屈は健在なので今のところ大丈夫と思うが、将来は分らない。老い始めると誰でもそんな不安を抱くように、私も内心恐れている。その恐怖と悲劇は、自分がボケていることに気付かないところにあると思うが、どうだろう。

 実はこのような事を書いているのは、先日の新聞記事がきっかけになった。記事によると、森林セラピーを通して、認知症の予防を図るプログラムが大阪で行われるという。

 癌患者を対象にしたこれまでのプログラムでは、免疫力の活性が高まるなど有効性を示す科学的根拠がそろってきたと言われる。今回は物忘れが気になる55~79歳の人を対象に30人を募集するらしい。

 この記事を読んで、大いに勇気づけられた。私たち夫婦は、森の真っただ中にある山小屋で暮らしている。一日中、ボケ防止や癌予防の有効物質が降り注いでいるのだ。ここに住み続ければ、都会の人よりボケも癌にもかかりにくいことになる。ああ、幸せ!

    ↓ 山小屋は深い緑に囲まれているが・・・

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Comment
 
 アガタ・リョウ [URL] #-
                 お早う御座います。
 老いと健康。肉体の健康と精神の健康。真面目に考えたら、誰にも来る老いの現実ですね。
92の母と一緒ですから、母の言動を観察している日々です。気丈な人ですから、頭は確りしています。三度の食事の時間は、極力親子漫才に徹しています。
 話をしている時の母と、一人椅子に座っている時の母は別人の様です。10も20も違って見えます。今まで、よく辛抱して来たものだと頭が下がり、申し訳なく胸が熱くもなります。
 私も歳をとり、馬鹿に徹する事を覚えて参りました。残された時間、馬鹿に為り切る事が親孝行と考えている次第です。・・・何か、変なコメントに為ってしまいました。御免なさいね。愚弟より。
 2009.06.06 (土) 09:18 [Edit]
 亀丸 [URL] #-
都合の悪いことをすぐ忘れるのは、精神衛生上よろしいんじゃないかと・・・。(笑)
先日、なにかのきっかけで女房とこんな話題になり、私が「もし、ボケたり寝たきりになったら殺してな、自分が知らんうちに家族に苦労をかけながら朽ちていくのは忍びない」と話したところ、「それ、紙に書いて残しといてな!」ですと・・・。
くそ、絶対長生きしてやる・・・!!
 2009.06.06 (土) 09:21 [Edit]
 釣りじいさん [URL] #-
ボケは個人差が激しい。わしのおふくろは91だが未だボケには至っていない。森林浴はええじゃろうが、やっぱ、日常生活が忙しく、人との交流が大切らしい。引退後すぐにボケに入る人が多いのは、責任感が薄くなり人との交流が少なくなるかららしい・・・。
 2009.06.06 (土) 11:26 [Edit]
 赤スペです [URL] #-
>最近では「認知症」などという難しい言い方をするそうだ。

元、福祉屋の赤スペです。

これは、老年医学界の方が提起して、厚生労働省が中心に、「一般公募」で決まった言葉です。

痴呆、って言葉だと、抵抗感があって、
医療機関に受信してくださらない方もいました。


痴 (し) れる、意味は、愚かなさま。
呆(あき)れる。

字面上、好ましくない、とのことで名称変更しました。

と久しぶりにコメントなのに、つまらないことですみません。


森に暮らすひまじんさまの暮らす環境は、とても人間的、で
ストレスを原因とする、病気とも無縁でしょう。
自作の家具や、燻製など、頭も体も適度に使う、自然な生活です。

でも、怪我や、チェーンソーなんかでの振動障害には気をつけてくださいね。
 2009.06.06 (土) 17:28 [Edit]
 森に暮らすひまじん [URL] #-
 お母様の介護、会話などを読ませていただき、いつも羨ましく思っています。頭がしっかりされているとのこと、幸せですね。私など、もうボケているのかもしれません。そのうち、このブログで理解不能のことを書くかもしれません。
アガタ・リョウさんへ 2009.06.07 (日) 19:17 [Edit]
 森に暮らすひまじん [URL] #-
 まったく同じです。日頃から女房に「ボケたら殺してくれ」と言っています。ただし、証文を要求されることはありませんが・・・。
 明日月曜日、ボートを出します。女房はこの前、イワシが良く釣れたので夢よもう一度と一緒に行くことになりました。さて、どんな釣りになりますか・・・。レポートを書きますので、読んで下さい。
亀丸さんへ 2009.06.07 (日) 19:21 [Edit]
 森に暮らすひまじん [URL] #-
 毎日、ボーっとしていますから間もなくボケると思います。しかも、山にはほとんど人がいませんし、社会とのつながりもありません。せめて、夫婦ケンカではなく、論争をしてボケ防止に努めます。
釣りじいさん へ 2009.06.07 (日) 19:26 [Edit]
 森に暮らすひまじん [URL] #-
 へえ~、福祉のお仕事をしておられたのですか。てっきり、武道家かと思っていました。いや、失礼しました・・・・。
 認知症は一般公募で決まったのですね。知りませんでした。言葉狩りの一種かと・・・。
 なーんか、ボケそうな予感がするのですが・・・。ま、それまではチェンソーで怪我などしないよう心がけます。それに、赤スペさんの切れ味鋭い文章を読みながら、頭の体操をさせていただきます。
赤スペさんへ 2009.06.07 (日) 19:36 [Edit]
 kumoki [URL] #-
二枚目の写真の白いものは、ふわふわしていて空気中にやたらに舞う植物でしょうか? 名前も知らないのですが、スウェーデンで少し前にたくさん飛んでいました。
森林で自然と交流して暮らしていれば、ボケるということは考えにくいですよね。それは森で暮らしている人間はみな知っていることだと思います。たとえ森の中で過ごしていても、都市生活の精神性を持ち続けていたならば… ボケるのかもしれません。
ふわふわ 2009.06.10 (水) 02:57 [Edit]
 森に暮らすひまじん [URL] #-
 コメントありがとうございます。夫婦ともども、森にどっぷりつかっています。散々都会で働いてきましたので、もうたくさんです。今は安らか過ぎて、緊張感もなく、ボケるのが早まるのではないかと心配しています。
 ふわふわした白い花はタンナワサワフタギです。霧が深い所に自生するのだと思います。この森に来て初めて目にした木です。とてもきれいな花ですよ。
kumokiさんへ 2009.06.11 (木) 18:43 [Edit]






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