【夫の日記】 梅雨明け、すぐにボートを出す

  あっけなく、唐突に、和歌山の梅雨が明けた。気象予報士は「梅雨のような天気は当分続き、ずるずると秋を迎えるかもしれない」と言っていた。その舌の根も乾かないうちに梅雨明け宣言とは、これいかに。

 気象レーダーをいっぱい配備し、宇宙からも観察するという最新の気象予測も、自然相手となるとなかなか難しいらしい。気象予報士に文句を言っても始まらないが、まあ、やっと夏が来たのだから栽培している野菜にも元気が出てこよう。

 ボート釣りも随分とご無沙汰である。悶々と梅雨が明けるのを待っていた。さあ今日こそ、ボートを出そう。もちろん魚を釣るのが目的だが、買ったばかりの高圧電動ポンプを確かめてみたかったのだ。

 当ブログを訪ねて下さるほとんどの人にはポンプなどどうでもよいだろうが、でも、書かずにいられない。実はゴムボートに空気を入れる度に必ず夫婦喧嘩になるのだ。ポンプが「喧嘩防止装置」になるかを書いておきたい。

 実際、空気を入れるのは大変な作業である。最初の8分目くらいは車のシガレットからコードを引き、おもちゃのような電動ポンプで入れるのだが、残りの2割は足で踏むフットポンプで入れ、ボートを指で押さえてもへこまないくらいかんかんにしなければならない。

 私は釣り具の積み込みなどで忙しく、フットポンプは女房に任せるのだが、すぐに「しんどい」と言って真剣に取り組まない。目を離すとサボっている。空気が入らないと出港が遅れるので、私は焦るのだ。「やる気があるのか!」と怒れば、「男の仕事やろ」と言い返され、喧嘩になる。

 朝一番の足踏み運動は美容にもいいと思うのだが、そうも言っておられない。しかも、自分一人でボートを出す時は、女房のしんどさがよく分かる。やはり、高圧電動ポンプを買うしかない。少ない小遣いをはたいてバッテリーも併せて買った。

 使ってみると、なんと便利なことか。今まで2、30分かかっていた空気入れが5分くらいで終わる。今回の釣りに女房は「シミが出来る」と言って参加していないが、これからはこの文明の利器によって喧嘩することなく、すんなりと出港出来るだろう。

 さて釣りの方だが、アジ、ガシラ以外は目ぼしい釣果はなかった。大サバを釣るのが目的で、懇意にしている漁師に教えてもらった沈み根のあるポイントに向かうと、漁船3隻がサバを釣っていた。邪魔をする訳にはいかないので、すぐ近くにボートを止め、しばらく見物していた。漁師は「今日はあんまり釣れやんよ」と言っていた。

 いったんその場を離れ、漁船がいなくなってその場所に行き、魚群探知機で沈み根を探したが、どうしても見つからない。山立てという漁師独特の位置を知る方法を勉強するか、GPSを付けなければならない。結局、1匹も釣れなかった。

 余りの暑さに根を上げて正午には釣りをやめた。漁港に戻ると、例の漁師が近付いて来て、「シオが回っている。ボート釣りするならシオを狙いなよ」と言う。

 カンパチの子のシオはまことにおいしいらしい。独特のルアーのようなものをボートで曳きながら釣るのだそうだ。仕掛けの作り方も教えてもらった。9月からが本格シーズンで、ハマチも釣れるという。「シオなら10匹くらいなら釣れるよ」という漁師の言葉が耳に残ったが、とりあえず1匹でいい・・・。

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        ↓ 電動ポンプだとすぐボートを膨らませ、水洗いも簡単だ
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コメント

キスは足で・・・。
広範囲に探ってポイントを見つけ、そこを集中的に投げる。これが投げキス釣りの基本でやんす、にゃは!
ボートごときには負けまへんで~。
後は、1~2kmは砂浜を歩く、歩く、歩く・・・やれやれ。

おめでとうございます。高圧電動ポンプは一度手にしたらもう手放せなくなります。空気圧も調整出来るので安全ですし・・・。
シオは本当に美味しいですよ。
脂の乗った刺身も勿論ですが、アラと卵を煮付けるとちょっと驚きの美味しさでした。良く引くので釣り味も最高です。
また今度は狙って釣りたいと目論んでいるんですが・・・。
漁師直伝のシオ釣りの方法、是非教えてください。挑戦してみたいです。

相互リンクお願い

突然のコメント失礼致します。
失礼ながら、相互リンクしていただきたくて、コメントさせていただきました。
http://sirube-note.com/weathermen/

もしよろしければ、こちらのページから相互リンク登録していただけましたら幸いです。
http://sirube-note.com/weathermen/link/register/
今後ともよろしくお願い致します。
2h3N7iwD

良かったですね!

良い物を購入されて良かったですね。やはり山で住むにも文明の利器は必要なんですね、私は山暮らしを考えていると、出来るだけ都会で使っている者は無視しようと考えてたんですが、人間1度楽をすると機械に頼るんでしょうね。夫婦円満の為にも。

いろいろと物入りですよねぇ・・・・

なんだか毎週工具や道具がいるような気がするのですけど・・・・

山の生活・海の生活もお金がかかりますよねぇ。と、主婦は考える。

奥様の言い分が正しいと思います。よいお買い物でした。

今日あたりお帰りですかv-236

森の生活は

お二人のそれぞれの言い分に納得しつつ、
味を感じます♪

ボートに魚群探知機に電動ポンプ。
森の暮らしは意外と物いりかも・・と思ってしまいました(笑)

釣りじいさん へ

 足で釣る・・・。そうですね。アユ釣りも同じです。どうも私が釣っているキスポイントはダメですね。釣れても小さいし。新しいポイントを魚探で探しましょう。

亀丸さんへ

 いやー、便利ですね。高圧電動ポンプは。手放せませんね。
 シオの仕掛けを作っています。かなり大きな、太い仕掛けです。ただ、ボートで曳けるのですかねえ。漁師は釣れると断言しますけど。
 もう少し詳しく漁師から取材しなければ・・・。ゴムボートでトローリングしているのかどうか、また教えて下さい。

ぼっちゃん様へ

 山の暮らしには文明の利器は本当に必要です。例をあげると、必需品はチェンソー、草刈り機です。これらに加えて、ボートのエンジンやモノラックも混合ガソリンを使いますので、いつも作っているのですよ。そういえば、蜜を採取するのに遠心分離機のようなものを使うのですよね。

まるまるさんへ

 ちょこっと滋賀に帰り、まるまるさんに連絡せずに、逃げ帰りました。暑くて、暑くて・・。
 まあ、力仕事を女房に任せるのはいけませんね。ポンプを買ったので、穏やかに出港できそうです。

ちゃみさんへ

 コメントありがとうございます。いやー、森の暮らしとはいえ、結構お金がかかります。食費は少ないのですが、道具類が必要なのです。特に私は道具好きの性格ですからすぐ買います。その度に、女房からお小言でございます。
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