桃色吐息に囲まれて・・・

  高橋真梨子が歌う。  「咲かせて咲かせて 桃色吐息 あなたに抱かれて こぼれる華になる」

 ちょっと気恥ずかしいが、私は高橋真梨子のファンである。コンサートがあればいそいそと出かけ、かぶりつきであの甘い声に痺れたものである。手元には、真梨子ちゃんが投げてくれたサイン入りボールがある。家宝なのだ。

 「桃色吐息」・・・。歌を聞くと、年甲斐もなく体の芯がうずく。彼女のような女性から桃色の吐息をフッーと吹きかけられれば、目がくらみ、平常心ではいられないだろう。

 今、そんな桃色吐息に囲まれている。いえ、そんな色っぽい話ではなく、山小屋の敷地で咲き始めた花々の話である。「桃色吐息の息づかいをご覧いただきたい」と言いたいところだが、何分にも写真が下手なうえ、連日の雨に打たれて花が美しくない。桃色吐息もこれでは興醒めだ。

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 まずは、こよなく愛するササユリだ。今にも咲き出しそうに花が膨らみ、ポッと頬を赤らめる十五の娘のようである。ササユリは清楚な花に似合わず、強い香りを漂わせる。まさに桃色吐息だ。男を惑わせる女性の魅惑の根源が、この花にある。

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 京鹿子の花は、綿菓子のようである。フワフワしていて、この花で頬を撫でられればゾクッとするだろう。こちらも男を引きつける怪しげな雰囲気がある。女性に例えると、聡明ではないが少しとぼけた味というか、隙のあるところがいい。

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 下野国で最初に発見されたことからそう名付けられたシモツケも咲いている。桃色の美しい花だ。数ミリほどの小さな花が密集し、その集まりが一つの花のように見える。宝塚歌劇のラインダンスのように、集団で美しく見せている。つまらないこじつのようだが・・・。

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 山小屋の階段沿いに植えたサツキも桃色を競っている。何という種類か知らないが、どこにでもある平凡なサツキである。それはそれで親しみがわく。

 桃色吐息。美しい日本語だと思う。「あなたに抱かれて こぼれる華になる」。たった四文字が、男と女のほのかな情景を浮かび上がらせる。せめて、そんな白日夢に身を委ねたい・・・。
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コメント

昨日は大雨でした。そんな時の山小屋暮らしって、どうなんだろう?
などと、ふと、思いました。^^
ユリの花の香りは、ほんとにエキゾチックで好きです。生石高原でも、山の家おいしの裏手の木製の展望台への途中にピンク色のユリが咲いて思わずカメラに収めましたが、果たしてアップできる出来栄えかどうか^^(まだ、ちゃんと目を通せてない現状です。)
我が家も鉢植えですが毎年、咲いてくれてたのですが、どうやら今年はダメなようです。去年、土を入れ帰る時に球根を傷つけたようです。
シモツケの花、これからまだまだ楽しめますね。山野草は、なぜか優しい雰囲気がして好きなのですが、名前がいつも解らないのが玉に傷です。リュックに入れるハンドブックを持ってるのに何時も忘れてしまいます。

ひまじんさんはロマンチストですね

もしかして私の息づかいが伝わりましたか?
ってこちらは『青息吐息』ですが うふふ

たかたん さんへ

 雨が降ると、山小屋の中で本を読んだり、釣りの仕掛け作りをします。テレビは良く映りませんので、ほとんど見ません。たまの雨はいいですが、3日以上も続くと、イライラします。そんな時は、近くの日帰り温泉に行くのです。
 山野草の名前は私もよく知りません。本で調べてもすぐ忘れます。ト、ホホです。

お茶目さんへ

 青息吐息ねえ・・・。お茶目さんにはいつも一本とられますね。青息吐息とは私のことですよ。
 ロマンチストじゃありませんよ。私のさえない風貌と言動を見ればわかるでしょう?
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