【夫の日記】 ブナの若葉

 滋賀の自宅の庭に、3本のブナがある。和歌山の山小屋で生活していると、時々、そのブナのことが気になる。ブナは寒い所、高い山の中腹に育つから、こんな場所で生き続けることができるか、心配なのだ。 
 ちょっと用事があって、和歌山の山小屋から自宅に一時帰宅すると、今年もブナがみずみずしい若葉を出していた。ひと安心だ。
 京都の北部に「芦生の森」という手つかずの自然林がある。京都大学の演習林になっている。15年ほど前、ブナの原生林でもあるこの森を歩いた。ブナの実がいっぱい落ちていた。数年に一度、たくさん実をつける。実をつけない年も多い。だから、実を拾えたのは運が良かった。
 この実を5、60個持ち帰り、庭の片隅に埋めておいた。翌年の春、いっせいに芽を出した。しかし1年経ち、2年経ち、結局生き残ったのがこの3本なのだ。わが家の庭に根付いたブナは、親近感があり、いとおしい。
 今では背丈が3メートルくらいになっている。幹の太さは直径2~3センチ。ブナの成長がいかにゆっくりしているか、実感する。
 両手で抱えきれないような立派な木は200年、300年の歳月を生き抜いている。だから人々は、ブナの大木を前にすると、厳かな気持ちになる。
 以前、木に詳しいひとに聞いたところ、庭先でブナが生き続けるのは、木の中に虫が入ったりして難しいかもしれないというのだ。私の山小屋は800メートルほどの高さにあり、ブナが生きるにはいい環境のはずだ。ここに植えなおすことも考えているが、移す時、根をいくらか切ることになるので、それも心配。いとおしいがゆえに、なおさら悩ましい。

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アマダナ

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コメント

凄いですね~。ブナがご自宅に植えてあるなんて!!

多少の犠牲はあるかも知れないし、いとおしさがあるかもしれませんが、
やはり別荘の方がブナには優しいかも知れませんよ。
是非植え替えてもっと増やしてあげて下さい。
ま、人間さまは200年も生きられないかもしれませんが・・・。

釣りじいさん

 このブナの子孫を残したいのですが、
ブナが実を付けるまで何十年もかかるといいます。
実を付けるころ、すでに、ひまじんは天国(地獄かも)です。
釣りじいさんの言うこと聞いて、やはり植え替えましょうかねえ。

また芹生へ行って実をひらってきましょう。

一杯植えてブナ林を作ると素敵だと思います。

あじ・山蕗、ありがとうございました。こんなにおいしい鰺は、生まれて初めていただきました。ほんとにおいしかったです。感謝v-22

奥様にまるまるからのお礼をおっしゃって下さいね。



まるまるさん!

 こちらこそありがとうございました。
アジが、ニシダやのしば漬けになって うれしいです。
山小屋に いらしてくださいね!


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