薪ストーブはドブレ760CB

  残暑お見舞い申し上げます。この暑苦しい中、飛び切り暑苦しい話題で恐縮です。  

 16年間使ってきた薪ストーブが壊れ、買い替えなければならなくなった。どの機種がいいのか、ネットで調べたり、専門店に電話で問い合わせしたりしているが、なかなか決断出来ないでいる。9月になれば寒い日もあるので、いつまでも迷ってばかりいられないのだ。

 薪ストーブは、コンバスターという触媒で2次燃焼させる方式と、炉の構造を工夫して2次、3次燃焼させるクリーン・バーン方式がある。触媒方式は長時間運転が出来、薪の量も少なくて済む。クリーン・バーンはその逆だが、メンテナンスが簡単という利点がある。

 今回壊れたストーブは、ダッチウエスト社製の触媒方式だが、この際、世界の流れになっているクリーン・バーン方式に乗り替えようと思っている。この先進技術を取り入れたメーカーはヨーロッパに多いので、その中から選ぶことになる。長持ちを考えると、ストーブ本体に使われている鋳物の精度も高くなければならない。

 主なメーカーは、ヨツール(ノルウエー)、ドブレ(ベルギー)、コンツーラ(スウェーデン)、モルソー(デンマーク)、アンデルセン(オランダ)などがあり、それぞれがいい製品を出しているので、目移りしてしようがない。

 山小屋はそれほど広くないので中型ストーブがいいと思っている。ストーブは大は小を兼ねるという訳ではなく、値段が高い大型は薪を大量に食うだけで、ほど良い暖かさが得られないのだ。値段、性能、姿、形などを総合すると、ヨツール社のF400に心が傾いていった。

 ところが、あるブログの写真を見て、そのストーブにひと目惚れしてしまった。ドブレ社製の760CBという機種である。ごてごてした飾りがなく、すっきりしたスタイルだ。特に、炎の美しさが堪能できるガラスが超ワイドで、ヨツールやバーモントのような格子もない。ガラスに映る炎は、まるでオーロラのようでもあり、水族館の水槽に揺らめく不思議な生き物のようでもある。

 女房に見せると、「これ、いいねえ」と同じ意見だ。寒くなれば、私たち夫婦の薪ストーブライフが始まり、多くの時間を炎とともに過ごす。それだけに、お互いが納得する機種でなければならないと思っている。

 日本では代理店の関係で、ヨツール、ダッチウエストが圧倒的なシェアを占めている。しかし、ドブレがマイナーかと言えばそうではなく、ヨーロッパでは名器として知られているそうだ。元はノルウエーの会社だったが、ベルギーの広大な土地に引っ越した。鋳物の精度はトップクラスという。

 このドブレは、重さが210キロと大型力士並みである。これまでのストーブに比べると、ふた回りくらい大きい感じがする。1日に燃やす薪の量も2割か3割は多くなるだろう。しかも、値段が高く、貧しい年金暮らしには贅沢かもしれない。

 しかし、これからの人生はそれほど長くはない。大きなガラスに揺らめく炎を眺めながら、ゆったりと時間を過ごす贅沢は許されよう。えーい、どさくさまぎれにシングルモルトのウイスキーも買ってしまおう。ストーブの前でチビリチビリやるのだ。女房には悪いが、新しい嫁さんを迎えるようで、わくわくする。


 * 下の写真は、岡山の写真家「ヒゲMac」さんのブログから拝借した。ドブレ760CBについて詳しく紹介されており、逡巡する私の背中を押してくれた。写真の無断拝借をお詫びします。

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コメント

 いや~、素晴らしいですね。正しく、一個の生き物の様ですね。
 これだけ、重量感が有ると、目の保養を超越して、語り合う仲間然として来る物でしょうね。好いじゃないですか、休まずに働いて来た、ご褒美で有りまする。ストーブを磨く手にも、語り合い、労わり合いが、通う事でしょう。
 好い物を長く使うと云った、日本人が忘れ掛けて居る本物の味・北欧の匂いが、香って来る様ですよ。

 末永く、可愛がって下さいよ。兄貴・姉貴。

素敵なのが見つかりましたね。

我が家も暖炉があるのに、お客様がお見えの時だけしか燃やしません。勿体ないけど・・・・

ひまじんさんは毎日必需品だからいいものがいいですね。結局いいものは永く使えます。奥様とイッショだわ。

団体戦は惜しいことに11位でなんにも当たらず。まるまるは蛍になりませんでした。及川さんは73でまわらはりました。さすがでしょ。

師匠がいなくなったから、下手になる一方です。v-12

女房には悪いが、新しい嫁さんを迎えるようで、わくわくするなんて、あんな素晴らしい奥様が居ながら許せませんぞ!!
でも、確かに素晴らしいストーブですね。
窓も大きく、まるで観客席から焔のダンスを見ているようで、それは最高の酒の肴です!!
この焔には、焼酎ではなくシングルモルトのウィスキーが似合いますね。
開高健になった気分ですね。

ヨーロッパの名器

写真を拝見すると正にヨーロッパの名器という感じで、
うっとりされる感じがわかりました。
ヨーロッパの鋳物は、世界最高水準の精度ですから、
その中でもトップ水準ということは、
もうトラブルは起きないでしょう。
薪作り頑張ってください。

ひまじん様
略してすいません。笑
素晴らしい嫁さんじゃないですか。
いつか、いつかですよ、必ずisshyもこんな嫁さんと再婚、あ、いえ、重婚したいものです。
シングルモルトは旨いはずです。

アガタ・リョウ さんへ

 ご無沙汰でございます。お盆休みをいただいていました。コメントの返信が遅れました。
 薪ストーブは馴染みの専門店と交渉に入りました。高い買い物ですが、これがなくては折角作った大量の薪が無駄になりますから・・・。本当に、北欧の雰囲気が漂っていると思います。

まるまるさんへ

 お盆はいかがお過ごしでしたか?お孫さんのお守りでしょうね。団体戦11位とは惜しい!もうひと頑張りでしたね。それにしても及川さんの73は相変わらずお上手ですね。私が出ていたらホタル間違いなしですね。
 14、15日だけ大津に帰りました。クールにも行かず、娘の買い物に付き合っていました。

亀丸さんへ

 10月になればストーブの季節です。同時にアオリイカの季節です。赤い炎とシングルモルトを楽しみにお越し下さい。
 お盆の間、大阪を中心にうろうろしていました。暑いやら、娘の買い物やらで疲れました。川の海も人がいなくなれば釣りの再開です。

あんこ さんへ

 薪ストーブの多くは、結構飾りがごてごてしていて、シンプルな製品は少ないのです。ドブレはその点すっきりしていて気に入りました。
 とにかくこちらの冬は強烈ですから、今年はワンランク大きいストーブが暖かくしてくれると思います。大切に使いたいと思います。

isshy さんへ

  isshy さんのライフスタイルを思うと、いずれ薪ストーブは必要でしょうね。最近のストーブはほとんど煙が出ないので、住宅街でも苦情は来ないと思いますよ。
 ぜひ、近い将来、新婚気分を味わってほしいものです。もちろん、男は黙ってシングルモルト・・・。 

いよいよ、決まったようですね。
写真をみただけでも、その重量感がと暖かさが伝わって来そうです。
冬は、この前で読書にシングルモルトの楽しみが解るようなきがします。^^

あこがれの薪ストーブ

今回新築にあたり薪ストーブの購入に決めました。しかもドブレ、スタイルに一目ぼれ。
かなりいろいろな店も回りましたが、やっぱりドブレに落ち着きました。
私は山林を所有しているため何とか生かしたいと思いました。
実は子供のころから、かまど、薪風呂の生活だったせいかもしれませんが、あの炎が忘れられません。
まだ40代ですが仕事にも疲れそろそろゆっくりストーブの前で炎を見ながらスローライフを送りたいのが本音です。来年の完成が楽しみです。
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