クリタケのグラタンを作る

  急に気温が下がり、このところ冬のような寒い日が続いている。そこへ台風の接近だ。今日29日、台風は私たちが暮らす紀伊半島の東海上を北上している。影響が心配だったが、森の木々が少し強く揺れる程度で、雨もたいしたことがない。

 山小屋の中で所在なげに小説を読んでいると、女房が「薪ストーブでグラタンを作ろうか?」と言う。昨日収穫したばかりのクリタケを入れれば、食味も増すだろう。フーフー言いながら、熱々のグラタンを食べるのは、やはり寒い季節がいい。

 そのクリタケだが、栽培に失敗したと諦めていたのに、うれしいことに発生したのだ。コナラと山桜の原木にクリタケの菌を打ち込んだのは、3年前の冬だった。普通、キノコは2回の夏を過ぎた秋に発生するものだが、このクリタケだけは昨年の秋、沈黙したままだった。

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 今年はキノコが豊作といい、条件が良かったのかもしれない。原木は11本あり、そのうち9本から発生し始めている。名前のように、栗のような色合いで、姿もどこか似ている。

 クリタケを入れたグラタンはあらかじめ調理しておき、最後にチーズとパン粉を振りかける。ストーブの熾き火の上にホーローの鉄板を置き、その上にグラタンの容器を乗せる。

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 しばらくすると、ぷくぷくと煮立ってきた。チーズが焦げると美味しいので、懐中電灯で炉の中を照らしながら様子を見守る。10分ほどでいい具合に焦げ目がついたので、さあ出来上がりだ。

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 クリタケはキノコ独特の風味があり、とても食感がいい。クリーミーなグラタンとの相性が良く、美味しかった。
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コメント

完全ノックアウトです!!!
ハングリ~

(ごぶさたしております)

木の子の栽培には、気の遠くなるような月日がかかるんですね。
普通で2年、種類により3年もかかるとは、
なんとも言葉がでないです。
クリタケを見たのは初めてです。
多分、僕の住んでる辺りの一般のスーパには売ってないように思います。
どんな味がするのか、興味深々です。^^
きっと、三年越しでの栽培成功に成功の自我加味されたと思います。

   kumoki さんへ

 お帰りになったのですね。
北海道はいかがでしたか。
きっと、美味しいものをたくさん食べて帰られたのでしょうね。
 「ハングリ」とは帰国早々の駄洒落。はい、参りました。
相変わらず、このような生活をしています。

   たかたん さんへ

 キノコの栽培は簡単ですが、たまに失敗することもあります。結局、原木を置く場所の環境次第だと思います。
 まあ、キノコはびっくりするほど美味しいものではありませんが、風味で季節を感じることが出来ます。それに、食感もいいので、どんな料理にも合います。
 来年の早春も、木を倒し、菌を植えて2年後の収穫を楽しみにしたいと思っています。

くりたけ

今年、原木栽培デビューしました。

先が長いですねw
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