森に暮らすひまじん日記

第二の人生を歩む私たち夫婦は、和歌山の生石高原に近い森の中で暮らしています。豊かな自然の恵みにあずかりながら、有機栽培で野菜を育てたり、近くの渓流や海で魚を釣ったりする気ままな日々です。そんな暮らしぶりを綴っています。 
 

和と義の政治・・・櫻井充、林芳正議員が語る

 先日、BSフジの「プライムニュース」を見た。この日スタジオに招かれたのは、民主党参院員櫻井充と自民党参院議員林芳正の二人だった。彼らは近く「日本型政治」を実現する議員グループを結成し、これには20人余りが参加の意向だという。

 櫻井議員は、「和」を尊び、「義の政治」を目指すと語った。日本にふさわしい「義の政治」とは、なかなかいいことを言ってくれるわいと思いながら耳を傾けた。その詳しい中身は分からないが、民主党の中にも骨のある政治家がいるのだなあと、少し感心し、少しホッとした。

 「義」は、日本人の精神的支柱の高みに光り輝くものだ。義は信義であり、義理であり、人情である。信義、義理は正義であり、人情は憐れむ心である。勝手な解釈かもしれないが、大きくは外れていないと思う。

 和を重んじ、義を貫くという櫻井議員の言葉はさして珍しいものではない。しかし、かくも新鮮に感じるのは今の政治状況が最悪だからだろう。日本の美徳を一人でぶち壊しているのは、言うまでもなく菅総理だ。

 彼の行動、言動を「和」と「義」に照らしてみれば、それが分かる。総理辞任を示唆しながら、嘘をついた⇒道義に反する。与野党が苦心してまとめた合意を「私は信じない」と言って反故にする⇒和の精神に反する。被災者優先の政策課題が差し迫っているのに、再生可能エネルギーの法案にこだわる⇒被災者を憐れむ心がない。

 ああ、見苦しいほどの権力欲だ。このような権力者は、歴史に名を残したいというケチなことを考える。そのためには、信義も義理も道義もへったくれもないし、与党民主党の和を乱しても平気である。日本の近年の政治土壌が、菅総理のようなモンスターを生み出してしまったのだと思う。

 一国の総理に失礼な言い方だが、学校に筋違いの無理を押し付けるモンスターペアレントに似てはいないか。政治家、ましてそのトップは、日本人の美徳の体現者であってもらいたいし、政治に「義」を貫く美しさも見せてもらいたい。子供たちに道理、義理、条理、人情の大切さを教えていかなければ、日本が誇ってきた精神の衰退がますます進むだろう。ならば一体、誰が手本を示すのか。

 一匹狼としてのし上がってきた菅総理に、人の和を説くのは空しいかもしれない。市民運動家だった彼にとって、「個」の開放こそ至上の命題なのだ。だから、共同体社会の中で培われてきた「義」は古臭い考えなのだろう。

 もし菅総理に、人情や信義、義理といった心があれば、ここまで追い詰められることはなかっただろう。野党時代の彼は、相手をとことん追い詰めた。猜疑心も強かった。野党との間に「武士の情け」のような情を通わせることもなかったので、「顔も見たくない」という事態を招いているのだ。

 ねじれ国会を克服し、まともな政治を取り戻すには、与野党を超えて信義を重んじなければならないと思う。櫻井、林両議院が唱える「和と義の政治」とはそういうことなのだろう。その反対側にいるのが菅さん、あなたですよ・・・。
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   19:03 | Comment:2 | Trackback:0 | Top
 
 
Comment
 
 アガタ・リョウ [URL] #-
こんばんわ。兄貴の記事に対する皆さんのコメントを読みたいのですが、皆さん、お忙しい様ですね。残念です。
櫻井先生は、確かお医者さんでしたよね。テレビなんかで何回か話を聞いて居て、この先生は信用出来ると思って注目している先生です。自民党の鴨下先生も一目置いて、聞いて居る次第です。医師出身の先生達には、好い意味での骨ぽい処が有りますね。
 
それに経済通で鳴らす林議員も、国会中継では一目も二目も置いて居る先生のお一人です。然しながら、経済の話は、私には難し過ぎます。父上も国会議員らしい先生でしたね。

 真っ当さを体現する政治家が主流を為して、政治家が選良の仕事に勤しんで欲しいと願って居ます。真っ当さを体現して居れば、パフォーマンスなんて道化役は、下品過ぎて遣らないのでしょうが、目立つ事ばかりに腐心する選良達であっては、社会は持たないのに、如何してそれが社会の常識として作動しないのか・・・実に嘆かわしい世の移り変わりです。

 骨ぽいのと我を押し通すのとでは、月とスッポン程の差が有ると思うのですが・・・へへへ、下品に傾き過ぎた世相にはウンザリしますね。
 2011.06.26 (日) 23:14 [Edit]
 森に暮らすひまじん [URL] #-
   アガタ・リョウ さんへ

 下界は暑いそうですね。え、へへ・・・。
こちらは風が爽やかで、涼しいですよ。
 それにしても、永田町を見ていると、馬鹿らしくなりますね。菅総理は自民党を怒らせて、一定のメドを遅らせる作戦でしょうか。そして、解散総選挙?もはや、好きにさせておくしかなさそうです。
 彼は親から信義の大切さを教えられなかったのでしょうか。
 2011.06.29 (水) 17:13 [Edit]






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