森に暮らすひまじん日記

第二の人生を歩む私たち夫婦は、和歌山の生石高原に近い森の中で暮らしています。豊かな自然の恵みにあずかりながら、有機栽培で野菜を育てたり、近くの渓流や海で魚を釣ったりする気ままな日々です。そんな暮らしぶりを綴っています。 
 

和泉葛城山へ・・・炎暑の登山

 年寄りの冷や水と笑われそうだが、夫婦で真夏の「耐久登山」に挑戦した。耐久と言えば大袈裟だが、1日で6時間か7時間歩き続けることが出来るかを試そうという訳だ。

 この夏、北アルプスに登る予定にしており、そのためのトレーニングでもある。北アの途中で引き返してくることもあり得るので、今から大きなことを言うと恥をかくかもしれない。

 トレーニングに選んだ山は「和泉葛城山」だ。和歌山と大阪の中間を東西に走る紀泉山脈にあり、標高は850メートルほどである。山頂付近にブナ林があり、ブナが生育する南限地として知られる。大正時代、国の天然記念物に指定された。

 朝8時、軽トラでわが山小屋を出発、紀泉山脈の峠を越えて登山口「犬鳴」に向かう。犬鳴は信仰の地であり、温泉も湧き出ている。9時半、美しい渓流に沿って不動信仰の犬鳴山を目指す。気温は30度を超えており、汗が噴き出す。

 犬鳴山の不動明王に手を合わせた後、しばらく急坂を登ると舗装された林道に出た。ここには、葛城山頂まで約7キロの表示が出ていた。だらだらとした上り坂を黙々と登るが、目に入る景色は杉林だけで、何の面白味もない退屈な登山だ。

 歩き続けて3時間、展望台がある五本松に着いた。ここの食堂で冷たい飲み物にありつけるのを楽しみに歩いてきたが、食堂は土日しか営業しておらず、がっかりした。ペットボトルのお茶は半分しか残っていないので、熱中症が心配だ。

 バイクで来ていた地元の人に聞くと、五本松から葛城山頂まで「30分くらいで行けるよ」と言う。しかし、なかなか山頂に着かない。「山頂まで30分」が頭にあるので、それ以上歩き続けるのは辛い。結局、山頂まで45分もかかったが、余分に歩いた15分が辛かった。

 山頂には竜王神社があり、その周りに立派なブナも見られた。しかし山頂は木立に囲まれていて、和歌山方面の山が少し見られるだけ。私たちが暮らす生石山は360度の展望が開け、紀伊水道も見渡せる。葛城山はブナが生えているだけの魅力のない山だった。

 帰りは急な山道を下るショートカットコースを歩いた。これで大幅に時間短縮、2時間で登山口に着いた。少し足のつま先が痛かったが、筋肉の疲労もほとんどなく、6時間余り歩き続ける事が出来た。女房も思ったより健脚だった。

 この行き帰り、女房は3匹も蛇を見つけて悲鳴を上げた。日頃車で山道を走っていても、女房は道路に横たわる蛇をよく見つけるのだ。決して蛇を見つける名人ではなく、蛇がいるのではないかとキョロキョロし過ぎるので、蛇と遭遇するのだと思う。道に落ちている木の枝も落ち葉も蛇に見え、いつも怯えている。

 ともかく、老いぼれの耐久登山はまずは無事に終えることが出来た。翌朝も筋肉の張りや痛みはなく、少し自信が持てた。北アは気象の急変もあり、ガレ場も多いので、このようには行くまい。退却するかも・・・予防線を張っておこう。

     ↓ さあ、お不動さんの犬鳴山を経て和泉葛城山へ
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     ↓ 美しい渓谷を見ながらの登山はしばし炎暑を忘れさせる。
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     ↓ 犬鳴山の不動明王
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     ↓ 変化のない林道を延々と歩くのは退屈だ。
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     ↓ 山頂付近の森には、南限のブナが見られた。 
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     ↓ 頂上には龍王神社。涼しい風が吹いていた。  
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     ↓ 神社の脇に、天然記念物ブナの碑が建っていた。
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     ↓ 帰りは、木漏れ日の道を下った。
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   10:10 | Comment:2 | Trackback:0 | Top
 
 
Comment
 
 登山ですか。遣りますね。体力の確認は、大事な事ですからね。北アの登山行は、ボチボチ遣って下さいよ。夫婦で競争しちゃ駄目ですよ。

 労わり合いながら、労わり愛ながら、草臥れた身体は、のんびり湯に浸かって、日本の自然を愛でて来て下さい。気負らずに、夫婦二人三脚の確認行して来て下さいね。ウッシッシ~。
 2011.07.27 (水) 21:26 [Edit]
 森に暮らすひまじん [URL] #-
   アガタ・リョウ さんへ

 はい、ぼとぼち登ろうと思っています。まして、女房と競争などしませんよ。お尻を押してあげます。
 潔く、途中下山も覚悟しています。楽しければいいと思っています。
 来年も北アに行く予定ですが、穂高のどこかでアガタさんの家に向かって手を振りますから、見てて下さい・・・。
 2011.07.28 (木) 18:10 [Edit]






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