土間の踏み台を作ったが・・・ぼろかす

  女房から散々ぼろかすに言われている私の大工仕事だが、それを見返すチャンスがやって来た。

 先日、大工さんに玄関の土間にドアを取り付けてもらった。ドアを開けるとすぐ上がりかまちと土間との段差があるので、女房は「踏み台があった方がいいわねえ」と言う。

 よし、任せておけ。女房が畑仕事をしている間に、あり合わせの材木を使って踏み台を作り、オイルステンを塗って完成させた。これを土間に据えてみると、なかなかの出来栄えである。悦に入っていると、女房が畑から帰って来た。

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 「どや、これなら便利だろう?」

 「何よこれ、けつまずいて危ないわよ! ない方がいいっ。そもそも台が低過ぎるのよ」

 「お、おのれ、言うたな。俺は、お前を喜ばせようと思って作ったのに・・・」

 ああ、またも失敗してしまった。その夜は寝つきが悪かった。それにしても折角作った踏み台、「ない方がいい」とは何たる言い草か。ともかく作り直すしかない。翌日、山小屋裏のベンチに座って思案していると、焚き火サイトのそばに置いている椅子代わりの丸太に目が止まった。

 そうだ、これを土間の高さに合わせてチェンソーで輪切りにすればいいではないか。下手な大工仕事をする必要がない。早速、チェンソーの刃をヤスリで研いでいると、山の仲間のピーターが愛犬と一緒にやってきて、「ヘ、ヘ、ヘ、兄貴、何を切るの?」とニヤニヤしている。

 女房が運んできたコーヒーを飲みながら、事情を説明した。ピーターは「グッドアイディアだけど、真っすぐ切るのは難しいねえ」と渋い顔をする。女房は「ピーターに切ってもらった方がいいわよ」と、またも私をコケにするようなことを言う。

 ここでピーターに切ってもらえば、私の信用回復にはならない。丸太は最大直径50センチで、片方を1・5センチの幅で切り取らなければならないのだ。同じ厚さで薄く切るのは、そう簡単でない。

 慎重に刃を合わせ、高速回転で切り進む。「兄貴、うまいね」と言いながら、ピーターは刃の方向が狂わないか見つめている。女房も「いい感じ」と言っている。当たり前だ、チェンソー歴17年だぞ!

 煎餅のように薄く、均一にうまく切り落とした。切り口をグラインダーできれいにすると、昔の家の土間にあったような立派な踏み台が出来た。なかなか使い勝手がいいし、どっしりとしていて見栄えもいい。

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 女房も絶賛である。「最初からこうしておけばいいのに。失敗作は砕いて、焚き火の時の焚き付けにしたら?」

 「お、おのれ、また言うたな!」・・・。

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   フォンちゃんのパパ、ママさんへ

 とりあえず、難関突破おめでとうございます。
これで自由の身ですね。
 生石山は涼しいですよ。折りを見て遊びに来て下さい。お待ちしています。 
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