森に暮らすひまじん日記

第二の人生を歩む私たち夫婦は、和歌山の生石高原に近い森の中で暮らしています。豊かな自然の恵みにあずかりながら、有機栽培で野菜を育てたり、近くの渓流や海で魚を釣ったりする気ままな日々です。そんな暮らしぶりを綴っています。 
 

娘に鮎を食べさせようと奮闘する父親だが・・・

 先日来の度重なる雷雨で、鮎釣りのホームグランド紀州・有田川は増水している。それでも2日か3日に一度川に入っており、そこそこの釣果が得られている。ただ、増水している川は流れの押しが強いため足を踏ん張らなければならず、結構疲れるものだ。

 腰が少しだるいけれど、今日も川に入った。娘2人にわれら夫婦の4人で小旅行に行くことになっており、その際、子供たちに鮎を食べさせてやりたかったからだ。少なくとも一人2匹づつ食べるとすると、計8匹は釣らねばならないが、それくらいなら簡単に釣れるだろう。

 この日は、今シーズン初めてのポイントに入った。一抱えもある大きな石が入っているこの場所は、お盆過ぎから本格的に釣れ出すはずだ。午前10時に釣り開始。オトリを流れに入れるが、流れがきつくオトリが川底に落ち着かない。

 そこで、竿を出している反対側の岸に流れのたるんでいる場所があり、そこへ行って竿を出してみた。5分ほどすると目印が走り、18センチほどの鮎が釣れた。この鮎を持って元の場所に移動。これをオトリに流れに入れると、さすが野鮎である。スイスイと潜ってくれ、すぐに2匹目が釣れた。

 オトリの循環もまずまずで、元気なオトリが次々野鮎を連れてきてくれる。午前中に10匹余り釣れたので、午後はいつも行っている場所に替わってみることにした。釣りの前に昼ご飯にした。先日大阪の釣り友が送ってくれた明石ダコのタコ飯である。何と旨かったことか。女房の畑からたくさん収穫できるキュウリのヌカ漬けも、生気をもたらしてくれる。

 食後の休憩をしていると、「バシャッ」という大きな音がした。中年の男性が竿を持ったまま手をバタバタさせ下流に泳いでいる。何事かと思ったら、玉網を流してしまい、追いかけて回収しようとしたらしい。残念ながら玉網は無情にも流れの中に消えた。増水の川ではこういうこともあるので、注意せねばならない。

 午後からは一時入れ掛りもあり、計22匹釣れた。子供たちには分からないだろうが、1匹、1匹、苦労して釣ったものだ。石に滑って尻もちをつき、掛った鮎が石を巻き、糸が切れるトラブルもあった。このような時は、大金を落とした様な情けない表情になる。鮎釣りを知らない人が見ていたら、笑い転げるだろう。

 ともかく娘たちに食べさせる鮎は十分過ぎるほど釣れた。しかし、「親の苦労、子供知らず」・・・である。旅行の計画を相談している時、娘は女房に「えっ、お父さんも来るの?」と言ったらしい。何と言う親不幸の子供だろう。女房に「お前も同じ考えか?」と聞いてみると、複雑な表情である。

 「ワシは意地でも行くでえ」。その一言で、結局ご同伴させていただくことになったが、邪魔にならないよう心がけようと思う。肩で風を切っていた一家の大黒柱も、無収入になった今は、ああ、切ないなあ・・・。

   ↓ おい娘たち、鮎を釣る父親の苦労が分かるか?
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Comment
 
 タマモクロス [URL] #mQop/nM.
おはようございます

当方、僅かな収入を持ち帰る現役ですが、全く同感です
その原因は色々ありますが、まず給料が振込みになり、ペラペラの明細だけ入った封筒にあると思います(笑)
 2011.08.26 (金) 07:34 [Edit]
 亀丸 [URL] #-
ははは、男はつらいですねぇ。
でも苦労したといっても、ご家族は好きで釣っているのが分かっていますからね。

石に滑って転ぶことがあるとか・・・。
1ヶ月ほど前、家族を天川に川遊びに連れて行って、濡れた石に足を滑らせて転び、軽い首のヘルニアになってしまいました。
ひまじん師匠もお気をつけ下さい。
 2011.08.26 (金) 08:23 [Edit]
 nagahiro [URL] #-
私も娘が3人いるのですが、やはり似たような状況です。親父は辛いですね。
ところで、ご夫婦で山登りとは羨ましいです。
私の相棒はショッピングでは驚くほどの体力を見せるのですが、こと野良仕事やハイキングになると軟弱になります。今度、ゆっくりとひまじんさんのブログを読ませようと思ってます。
 2011.08.26 (金) 21:45 [Edit]
 さすけ [URL] #-
盆に里帰りしましたが、義父も娘2人からいつものようにボロカスに言われていました。
何もしなければしないで怒られ、すればするで「よけいなことを…」と煙たがられる。
父親に限らず、世の亭主はつらいですね。。。

さて、今季の鮎釣りも終盤にさしかかってきました。
こちらも連日の夕立で増水・濁りと難しいですが
今日も早くから起きて、夏休み最後の週末をどう過ごそうか思いめぐらせております。

先日高知の川で80歳の元気な鮎師に会ったんですが
弟子の女性を連れて、河原を動き回り
「夏が済んだら次はゴルフだ!コレでもエージシュートしたんだぞ、はっはっは。。。」
と、嬉しそうに言っておられました。
話を聞きながら、お会いしたこともないひまじんさんの姿を思い浮かべていました。。。







心中お察しいたします。。。 2011.08.27 (土) 07:06 [Edit]
 森に暮らすひまじん [URL] #-
   タマモクロス さんへ

 現役を退くと、ホント、情けないですよ。
出来ることなら、退職後も自分の小遣いくらいを稼ぐと、少しは違うと思うのですが・・・。当方は、釣りなど遊んでばかり。反省です。(謙虚な釣行記にいつも感心しています)
 2011.08.29 (月) 08:18 [Edit]
 森に暮らすひまじん [URL] #-
   亀丸 さんへ

 はい、本当は好きで釣りに行っています。まあ、子供たちは分かっているでしょうね。
 石に滑って首のヘルニアですか。大したことがないようで、少し安心しています。川の石はよく滑りますから私も気を付けていますが、それでもスッテンコロリ。情けなくなります。
 2011.08.29 (月) 08:22 [Edit]
 森に暮らすひまじん [URL] #-
   nagahiro さんへ

 秋風が吹いてきましたね。そちらはどうでしょう。もうすぐストーブが恋しくなりますね。
 夫婦で登山が出来るのは、健康のお陰です。歩けばまた健康という贈り物をいただくことができます。ぜひ、低い山から挑戦してみて下さい。奥さまも次第にやる気が出て来るのではないでしょうか。頑張って下さい。
 2011.08.29 (月) 08:36 [Edit]
 森に暮らすひまじん [URL] #-
   さすけ さんへ

 9月1日から網が入る川が多いので、鮎は終盤ですね。しかし、網の入らない和歌山の川はこれからです。有田川では一番面白くなるのが9月、10月です。20センチを超す鮎が、強烈な引きを楽しませてくれます。今日も川に入ろうとネットで調べると、増水でとても釣りが出来ません。2、3日は絶望的です。機会があれば、有田川で竿を出してみて下さい。期待を裏切りませんよ。
 2011.08.29 (月) 08:43 [Edit]
 夕焼けトンビ [URL] #-
始めまして、時々訪問させて頂いてる夕焼けトンビです。
有田川は、私も河口に(ルアーで遊び程度ですが・・)何度か釣りに行って気に入った川なんです。
夜釣りがメインなんでそう感じたのでしょうが、龍が横たわって寝てるような感じを受ける迫力のあるドロッとした河です。
その河の側で暮らしたいと考えて有田川町で情報を集め海南市に店を構えチャレンジしましたが見事玉砕し、今の住居で営業してまた稼げたら何時か解りませんが其方に辿り着く予定です。
その時は、別荘になるか終の棲家になるか判りませんが、その時まで森に暮らすひまじんさんには頑張って頂きたいと思ってます。
コレからも楽しみに覗かせて頂きます。
 2011.09.02 (金) 22:45 [Edit]
 森に暮らすひまじん [URL] #-
   夕焼けトンビ さんへ

 こちらこそ、始めまして。コメントをいただき、有難うございました。
 そうですか、有田川の河口でルアーですか。夜釣りだとスズキとかメバルなのでしょうか。
 有田川町はいいところですよ。別荘のような使い方なら、300万円ほどで畑付きの広い農家の物件を聞いたことがあります。
 いつの日か、こちらに住まれることを期待しています。ブログを拝見しましたが、立派なことが書かれていて、驚きました。また訪問させていただきます。
 2011.09.03 (土) 17:55 [Edit]






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