森に暮らすひまじん日記

第二の人生を歩む私たち夫婦は、和歌山の生石高原に近い森の中で暮らしています。豊かな自然の恵みにあずかりながら、有機栽培で野菜を育てたり、近くの渓流や海で魚を釣ったりする気ままな日々です。そんな暮らしぶりを綴っています。 
 

ナメコちゃん、こんにちは・・・

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 秋が深まると、そわそわする。変な意味ではない。早朝と夕方、山小屋裏の杉林に足を運んでいるのだ。杉林には、キノコのホダ木が200本ほどあり、キノコが顔を出しているかどうか気になってしようがない。まだ早過ぎるのは分かっていても、ホダ木を覗かずにいられないのだ。

 キノコは、シイタケ、ヒラタケ、ナメコ、クリタケ、タモギダケの5種類ある。菌を植えて2年目のタモギダケは、8月にほんの少し出たが、その後は別のキノコが出てきて全滅したようだ。雑菌に冒されたのか、桜の木が適合しなかったのか。しかし、他のキノコのホダ木はよく菌が回っていて、今年もたくさん発生するだろう。

 昨日の朝、ナメコの小さな粒が出ているのを見つけ、うれしくなった。マッチ棒の頭より少し大きめの小さなものだが、オレンジの粒はヌメリで艶めかしく光っている。きっと今年も豊作に違いない。

 昨年は10月半ばごろに次から次へと発生し、食べ切れないほどの量だった。山の仲間や知人に配り歩き、残った分は冷凍保存した。

 11月に入れば、ヒラタケ、クリタケが出てくる。ヒラタケは鍋や炊き込みご飯によく合うし、クリタケはピザやグラタンに入れる。どちらも薪ストーブの炉の中で熱すると、遠赤外線の効果というのか、うまい具合に焦げ目が付いて美味しく仕上がるのだ。

 女房も朝と夕方、畑の作物を見に行くのが日課である。見に行ったところで作物が大きくなる訳はないが、私がキノコの成長が気になるのと同じだろう。作物を自分の手で育て、やがて大きく育つ姿に胸をときめかせる。そして収穫する時の達成感。キノコや野菜の味が市販のものとそう変わらなくても、「やはりうちのは美味しいねえ」と確認し合う喜びがある・・・。

 こんなことを書いていると、東北の震災に遭われた農家のことを思い浮かべてしまう。手塩にかけた作物が放射能に汚染され、収穫しても出荷できない。その上、傷口に塩をすり込むような風評被害。何と無念で、むごいことだろう。東京電力や国は補償してくれようが、そういう問題ではないだろう。

 ささやかだが、野菜やキノコを栽培していると、そのような農家の人の気持ちが少し分かる。収穫の秋を迎えて、楽しみでもあり、被災地を思うと切なくもある・・・。
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