森に暮らすひまじん日記

第二の人生を歩む私たち夫婦は、和歌山の生石高原に近い森の中で暮らしています。豊かな自然の恵みにあずかりながら、有機栽培で野菜を育てたり、近くの渓流や海で魚を釣ったりする気ままな日々です。そんな暮らしぶりを綴っています。 
 

節々が痛い・・・重労働の森林伐採は中盤へ

 ここ生石山の中腹で進めている「薪作りプロジェクト」は、序盤から中盤にさしかかった。伐採するクヌギが太く、高さは15メートル以上もあり、悪戦苦闘の連続だ。

 4日間で伐採したクヌギは15本。計算通り倒れることもあれば、幹の傾きや枝の張り具合でうまく行かないケースも多い。しかし、木を引っ張る強力な機械に助けられて、一応順調に進んでいる。

 この機械は、エンジンの力でワイヤーを巻き取るウインチのようなものである。伐採はまず倒す方向にV字の切り込みを入れ、その反対側からチェンソーで切って行く。「ミシッ」という木が割れる音がしたら安全な場所に逃げ、後は機械でワイヤーを引っ張り、倒すのだ。

 私は、ひと際大きな木の伐採にかかった。「こっちに倒せ」と、仲間のMが方向を指示する。ウインチで引っ張り、指示通りの方向に倒れた。ところが思ったより木が高く、Mの頭上に覆いかぶさって来た。間一髪、Mは逃げることが出来たが、踏みつぶされたカエルのように這いつくばっていて、気の毒だが笑ってしまった。

 最も厄介だったのは、倒す方向とは逆に倒れ、しかも隣の木に寄りかかったままになってしまった。幹の下を切ってみたが、それでも倒れない。ウインチで方向をかえようとしたら、鋼鉄のワイヤーがあっけなく切れてしまった。もう一度試みたものの、また切れた。太いワイヤーに張り替え、やっと倒すことが出来たが、この間、2時間もかかった。

 これまで毎年木を伐採し、薪を作ってきた。しかし、そんな経験は知れたものである。伐採のリーダーKさんは、長年炭焼きのためおびただしい木を倒してきた。生石山で暮らす仲間のピーターは、かつてアラスカかカナダで森林の伐採に携わった経験の持ち主である。この二人の知識と経験は奥が深い。

 木を倒す、これを引き揚げるという一連の作業にも学ぶべきノウハウが多いが、しかし彼らは「身の安全」をすべてに優先させるのだ。われらは全員が還暦を過ぎた老いぼれである。若い人に比べて動作は緩慢だが、リーダーたちのお陰で今のところ死傷することなく作業を進めることが出来ている。

  きのう金曜日から雨が降り始め、今日土曜日は雨足が強まっている。この二日間は、疲れ切った体にいい骨休みだ。節々の痛みも少しほぐれてきた。来週からは天気が良さそうで、伐採作業の再開だ。

 こうしてパソコンのキーを叩いていると、腰のあたりが重い。体を動かすと、方々が痛い。老骨に鞭打つ伐採は先が長い。痛っ、あいたたたっ・・・。

     ↓ 樹高20m近いクヌギを倒す
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     ↓ まずは倒す方向にV字の切り込みを入れる
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     ↓ チェンソーで首の皮一枚を残して手動のウインチで引っ張る
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     ↓ 木が倒れる瞬間だ
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     ↓ 強力なエンジンが付いたウインチ
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     ↓ 私が持ち帰った丸太。1か月半くらいの燃料になる
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   08:31 | Comment:4 | Trackback:0 | Top
 
 
Comment
 
 kimoto [URL] #6urEx/7U
少し笑えるけど、お怪我もなくて(?)よかったですね。
昨日、サークルの例会に行ってきました。
先生がお休みで、気楽な雑談会となりました。話題は残りの人生についてばかりだったので、このブログを紹介しておきました。
お大事に 2011.11.19 (土) 11:40 [Edit]
 亀丸 [URL] #-
こういう時って仲間の存在が有り難いですね。
Kさんとピーターさん、頼りになります。
でも、あれだけの丸太が1ヵ月半で燃えてしまうんですか?
この冬は昨年と同様、かなり寒いらしいですから、イカ釣りの時間を惜しんでもたっぷり薪作りに励まなければなりませんね。
奥様にサロンパスでも貼ってもらって下さい。(笑)
 2011.11.20 (日) 08:52 [Edit]
 森に暮らすひまじん [URL] #-
   kimoto さんへ

 取りとめもないブログですが、紹介いただき有難うございます。知性あふれそうなお仲間は、苦笑しながら読ん下さっているかもしれませんね。
 われら山の仲間も、集まればこれからの老後について話すことが多いですよ。今作業をしている薪作りも、いつまで続けられるか。これが出来なくなれば、滋賀の自宅に帰ろうと思っています。せめて、あと10年は・・・。
 2011.11.20 (日) 12:56 [Edit]
 森に暮らすひまじん [URL] #-
   亀丸さんへ

 薪を作るのは長い時間がかかりますが、燃やすのはすぐです。でも、薪ストーブを宝なの持ち腐れにしないため、作り続けるしかありません。
 この作業のため、イカ釣りに行けません。一段落するのはいつのことだろうと、焦ります。季節風が強くなってきたので、なおさらです。
 2011.11.20 (日) 13:00 [Edit]






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