森に暮らすひまじん日記

第二の人生を歩む私たち夫婦は、和歌山の生石高原に近い森の中で暮らしています。豊かな自然の恵みにあずかりながら、有機栽培で野菜を育てたり、近くの渓流や海で魚を釣ったりする気ままな日々です。そんな暮らしぶりを綴っています。 
 

【夫の日記】 小グレ、豆アジが釣れた/大引の波止

 「豆アジが釣れ出したらしい」。「そうなの?」。女房の返事はそっけなかったが、目がキラッと光ったのを見逃さない。今日の釣りは、まんまと「豆アジの撒き餌」に食いついた女房が同行した。
 朝5時前、生石高原を出発、延々と続くミカン畑の中を走る。今、ここ有田はミカンの花の盛り。

     ♪みかんの花が 咲いている  想い出の道 丘の道
      はるかに見える 青い海    お船が遠く かすんでる

 道中、由良湾の島々が見えるから、この童謡そのままの光景だ。大引の波止に到着すると、釣り人は一人だけ。明日、新婚旅行に行くというその青年はぼちぼち豆アジを釣っていた。女房は早速5・4メートルののべ竿にサビキ仕掛けを付けて釣り開始。しかし、地合いが過ぎたのかほとんど釣れず、毎度のことだが、軽トラでお休みになる。
 私はヌカ切りという釣り方でグレを狙う。ヌカダンゴを放り込むと、わーっと小グレが乱舞する。釣れるには釣れるが、ほとんど20センチに満たない。私たちの釣りはタンパク源の確保という大きな目的があるので、卑しくもそこそこの大きさであれば、スカリに入れる。
 2時間ほどして刺身サイズの27センチほどのグレが釣れた。これくらいになると、引きは強い。時折、20センチ前後のバリコが竿をしならせる。
 今度はボラが食いついた。でかい奴だ。腕が痛くなるほどやりとりし、やっと玉網ですくった。60センチはありそうだ。大抵の人は捨てるが、私たちは持ち帰る。大阪にある料亭の料理長に食べ方を教わり、とてもおいしかったので、1匹だけ犠牲になってもらうのだ。
 その食べ方はごく簡単。三枚におろして味塩をすり込み、ラップをかけて冷蔵庫で一晩寝かす。味塩がミソ。あとは刺身にしてポン酢など柑橘類で食べると、もっちりしておいしい。お試しあれ。
 女房は後から来た地元の釣り人と話をしている。どうやら、アジのポイントを教えてもらったらしい。そこは、港の奥まった所。竿やクーラーをかついで姿を消した。しばらくして様子を見に行くと、20センチくらいのアジや、豆アジを結構釣っていた。
 私のグレ釣りは、休むことなく釣れ続け、釣ってはポイ、釣ってはポイ。こましなグレだけスカリに入れる。1匹でも30センチを釣りたいとの願いは叶わなかった。
 結局、持ち帰った小グレは約40匹、バリコ8匹。女房の豆アジは181匹。女房は匹数を数えるのを無上の喜びとしており、四谷怪談ではないが、ひとつ、ふたつ、みっつ・・・。これまでの豆アジ最高記録は647匹で、これだけ数えた女房に敬意さえ覚える。
 グレとバリコは一夜干しに。この作業に時間がかかり、遅い晩ご飯となったが、豆アジの唐揚げ、グレの刺身(皮を焼いて氷水で身をしまらせる)をおいしく食べた。

         白崎海岸へと続く海べりからの風景は素晴らしい
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         デカイぞ! なーんやボラか。
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         わが家の当分の食材ずらり
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         晩ご飯のおかず。ちょっとさみしいかな?
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Genre : 日記  日記
   09:23 | Comment:9 | Trackback:0 | Top
 
 
Comment
 
 釣りじいさん [URL] #-
いくら狩猟民族だからと言って、こんなに欲ばらんでも~。
でも、釣れると嬉しいからね~。
それにしても、奥様の貪欲なこと!!
これだから、女性は恐い、にゃは!
これで、当分タンパク源は確保ですね。
それにしても~、ええ光景ですね~。
 2008.05.22 (木) 11:57 [Edit]
 森に暮らすひまじん [URL] #-
 これ、ぜーんぶ、食べるんじゃありません。
大半は、山暮らしの仲間におすそ分けするんですよ。
そうすると、野菜やなんかで返ってきます。
欲張った魂胆はないんですけど。それもうれしいことです。
釣りじいさん 2008.05.22 (木) 12:11 [Edit]
 kinsan [URL] #-
森のひまじんさん こんにちは

うわ~大漁ですね~^^ 海の旬、山の旬、カントリーライフの満喫ですね。
ボラとのアクションなかなかのものです^^ 
由良湾の入り口の「蟻島」むかしは大物がよく釣れましたが、今はどうでしょうか?
この際ですので、男の磯料理にも挑戦は如何?グレの鍋なんて最高です。
夏場は多少臭うので、どて鍋…^^

では、また…


こんにちは 2008.05.22 (木) 17:37 [Edit]
 まるまる [URL] #-
647匹なんてすごいですね。v-11

お料理も大変だったことでしょう。

大漁・豊漁うらやましいな。思わずト~~レトレ♪♪ピチピチ♪♪の歌が出てきてしまいました。
 2008.05.22 (木) 21:41 [Edit]
 森に暮らすひまじん [URL] #-
 釣りで食材はたっぷりです。
南蛮漬け、一夜干しをたくさん作りました。
 さて、まるまるさん、失った眼鏡は岡山で?
時系列がよく分かりませんでしたが、滋賀で失ったのかと思いました。
そうか、岡山か。これは出てきませんよね。
なんで、そんなもん持って行くのかねえ。
 もうすぐ、帰ります。Yさんのコンペでお会いするの楽しみにしています。
これで10日は安泰です 2008.05.22 (木) 21:57 [Edit]
 森に暮らすひまじん [URL] #-
 kinsan、コメントありがとうございます。
蟻島、行ったことないんですよ。どうなんでしょうね。
ただ言えることは、私が周参見や串本に通っていた頃に比べると、
魚の数は明らかに減っています。
魚料理は私の担当ですが、ぜひ、グレ鍋挑戦してみます。
Heikeiクラブ、女房はまだバリバリ(?)ですが、入会したいと言っています。
kinsan、女房よろしく 2008.05.22 (木) 22:07 [Edit]
 タマモクロス [URL] #-
釣った魚が野菜に替わる
「金」なんかない時代(縄文時代?)の共同体のようでいいですね~
そのころは、今のように殺伐とせずおおらかなんでしょうね♪
それを実践されるとは!すばらしい・・・
 2008.05.23 (金) 07:30 [Edit]
 sato [URL] #-
こんばんは
久しぶりにおじゃましたら、大漁ですねえ。
すごい、すごい!
おめでとうございます。
気持ちいいでしょうね、これだけ釣れると。
それと「物々交換」って、いい感じ。
でも
「うみじゃ 豆アジ 小グレ の とむらいだ」
と、金子みすずがうたいそうですね。v-7

ところで、こちらで拝見したイタドリの「ポキンポキン」に刺激されて、私も採取してきて、料理してみました。
友人や実家家族にすごく好評で、友人のオネエさんには採取場所や下ごしらえ、調理法まできかれてしまいました。
ちなみに、新潟ではイタドリはほとんど食べません。
遍路では、高知でよくいただいたので、なつかしかったです。
でも、山菜料理って、フツーの野菜料理をつくるのとはひと味ちがったワクワク感があるのはどうしてなんだろ?と思いました。
ありがとうございました。
 2008.05.23 (金) 22:22 [Edit]
 森に暮らすひまじん [URL] #-
 ブログ見ていただいて、ありがとうございました。
イタドリって、ほんと、おいしいでしょう。
食糧自給率が低下する昨今、ぜひ、新潟でも広めてください。

 お遍路特集、用意しといてね。
ときどき、良寛さん 2008.05.24 (土) 11:53 [Edit]






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