森に暮らすひまじん日記

第二の人生を歩む私たち夫婦は、和歌山の生石高原に近い森の中で暮らしています。豊かな自然の恵みにあずかりながら、有機栽培で野菜を育てたり、近くの渓流や海で魚を釣ったりする気ままな日々です。そんな暮らしぶりを綴っています。 
 

禁煙の波紋・・・

 人の噂は、面白くもあり、恐ろしくもある。半月ほど前、近くのパン屋さんで、久し振りに知り合いのご夫婦に出会った。その奥さんは、私が太っているのに驚いた様子だった。後で分かったのだが、彼女はその時の印象を友人の主婦に話し、それが回り回って生石高原で暮らす私たちの仲間にも伝わった。

 さっそく、この話を聞いた仲間のピーターから電話があった。「兄貴、病気らしいね」。「とんでもない、ピンピンしてるよ。そんな噂があるの?」・・・。

 ピーターから話を聞いて、おおよそのことが分かった。つまり、「太って顔が丸くなっていた」という目撃証言が、どこでどう間違ったのか、「顔がむくんでいる」となってしまった。話はさらに飛躍し、「あの顔の腫れ方は病気に違いない」と尾ひれがつき、とうとう病人にされてしまったという訳である。

 確かに、体重が2、3キロ増えた。そのほとんどが顔に集中したような太り方である。顔がまん丸だった幼少の頃に戻った感じであり、自分でもびっくりだ。五十路を超えてからは特に顔の肉が削げ落ち、貧相だった。それがここひと月の間にみるみる福々しくなり、周囲が不審に思ったのも無理はない。

 実は、禁煙を始めて太り出したのだ。煙草を吸わなくなって50日になるが、その直後から口卑しくなった。まず三度のご飯の量が2割ほど増えた。口が寂しくなると、間食をする。夜中トイレに起きると空腹に襲われ、炊飯器から手づかみでご飯を口に入れることもあった。自分でもおかしいくらい、異様な食欲である。

 煙草は「百害あって一理なし」と言われるが、愛煙家にとっては余計なお節介だろう。煙草を吸う、吸わないは人生観の問題だ。煙草は気持ちを楽にしてくれるし、朝の一服、食後の一服は格別である。体に悪い、癌を誘発するなどと言われているが、それでも吸い続けるのは、それもまたその人の人生観なのだ。

 私もそのように強がりを言って吸い続けてきた。しかし悔しいが、もっと早くやめておけば良かったと思っている。禁煙して良かったことはいくつかあるが、何といっても山歩きや階段で息切れしなくなったことである。

 山を歩くのが趣味であり、日課でもある。わが山小屋から生石高原の生石ケ峰(876m)の頂上までは半時間ほどのコースだが、これまでは急坂の途中で1回休憩しないと苦しかった。しかし禁煙してからは、一気に登り切れることが出来るようになった。大袈裟ではなく、劇的と言ってもいいほどなのだ。

 禁煙はまだ道半ばだから偉そうなことは言えないが、思いもよらない新しい世界が開けつつあるのは確かである。息切れしない、空気がおいしい、ビールの風味が分かるようになった。もちろん、食事もおいしい。小遣いが減らなくなった。

 ただ、食欲が旺盛になり過ぎたのは困ったものである。まぁ、あちらの欲がなくなったわが身にとって、その代わりの食欲くらい、許されると思うのだが・・・。
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