森に暮らすひまじん日記

第二の人生を歩む私たち夫婦は、和歌山の生石高原に近い森の中で暮らしています。豊かな自然の恵みにあずかりながら、有機栽培で野菜を育てたり、近くの渓流や海で魚を釣ったりする気ままな日々です。そんな暮らしぶりを綴っています。 
 

山の達人が教えてくれた蔓人参

 若芽が出てくるこの季節、散歩の楽しみは蔓人参を見つけ、その蔓の先端部を食べることである。蔓をちぎると、その断面から真っ白のお乳が出てくる。タンポポから出る乳液と同じだ。少し癖はあるが、乙な味である。

 この植物は、山の斜面に自生している。葉はきれいな四葉になっていて見つけやすい。根は朝鮮人参に似ているらしいが、そのような強い薬効がある訳ではなく、辞書には「滋養強壮、疲労回復」とだけ書いてある。蔓には、顕著な効果はないらしい。

 しかしわれら夫婦は、蔓人参の薬効を信じている。と言うのは、これを食べるよう薦めてくれた人物を信じているからだ。その彼は「植物の茎から乳液が出るものは、何でも体にいいんだ。タンポポも同じだよ」と言う。

 彼は、私たちが暮らす生石山に時々やって来る。72、3歳のはずだが、顔や肌には張りがあり、目には高齢と思えない光がある。アスリートのような筋肉の持ち主でもある。その歳で、精力絶倫のようにも見える。

 彼は山そのものを良く知っているし、山の幸の効用も利用法も熟知している。蔓人参はその一つで、理屈ではなく経験で健康に役立つことを知っているのだ。食前酒として欠かせない蔓人参の焼酎が、彼を元気にしているのだろう。

 以前、出身地を聞いたことがある。「甲州の山奥だよ。奈良田温泉って知っているかなあ」と言っていた。秘湯で名高い奈良田温泉なら行ったことがある。南アルプスを源とする川沿いにあり、まさに秘境のような場所だ。

 あの奈良田の生まれなら、彼が山の幸を良く知っているはずで、信用も出来る。小さいときから山菜や薬草を採取したり、薪を作ったりして小遣いを稼いでいたのだという。

 彼はマムシ捕りの名人でもある。マムシの頭を踏んづけて首根っこつかみ、ビンに入れてマムシ酒を造る。これが蔓人参プラスαの元気の素に違いない。二つの食前酒を毎日続けているのだから、肌の艶、炯炯と光る目、絶倫そうなオーラも納得がいく。私なら鼻血ブーで、昏倒しそうだが・・・。

 マムシは遠慮したいが、山の達人推奨の蔓人参は体にいいはずだ。その四葉の若芽を探す散歩は、楽しい・・・。

     ↓ きれいな四葉になっている蔓人参。
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     ↓ 若芽をちぎると、乳液が出てくる。
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2012.05.05 09:28
 
 
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