山小屋に大挙8人のお客が・・・

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 兄の友人たち男女8人が生石高原のわが山小屋にやって来た。一昨年に続いて2度目の訪問である。一行は東京や愛知など都会で暮らしており、自然と温泉を楽しむ旅の途中に立ち寄ってくれた。

 日ごろ静かに暮らしているわれら夫婦にとって、大挙8人ものお客は珍しくもあり、楽しくもある。そのうちの何人かが私のブログの熱心な読者である。書いた本人が忘れている2年前、3年前の記事でもよく覚えてくれていて、うれしい限りだ。

 ブログによって心が通い合っていると思うと、余計に親しみを感じる。これはもう盛大にもてなさなければならないと思うが、こんな山奥では気のきいた食べ物も用意できない。畑で採れる野菜、高原で採れる山菜、冷蔵庫に眠っている私が釣った魚。どれも自前の物ばかりである。

 まずは、私が紀伊水道で釣ったイサギとアオリイカの刺身。「麦わらイサギ」は麦秋の今が旬である。程よく脂が乗っている。ねっとりとした歯ざわりのイカも甘くて美味しいはずだ。昨年秋、近くの有田川で釣った天然鮎の冷凍が20匹余りあったので、天麩羅で食べてもらった。先日釣って一夜干しにしておいたアジは、軽く火に炙って・・・。

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 山ウドは天麩羅で出したが、採る時期が遅く、本来の味とは程遠いだろう。前日採ったワラビには、鰹節とマヨネーズかけたオーソドックスな一品である。敷地にニョキニョキと顔を出しているミョウガの若芽も出してみた。金山時味噌をつけて食べると、乙なものである。女房が畑で栽培しているラディシュも添えた。

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 最後は、ガシラの味噌汁である。魚から出る濃厚なスープを味わってもらう。以上がお出しした料理である。あっ、そうそう、女房の得意料理であるイタドリの煮付けと山蕗の佃煮もつまんでもらった。これに、みんなが持って来てくれた焼肉とローストビーフが加わる。ともかく、みんなの食欲は驚くべき旺盛さで、話も弾んだ。

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 女房が作る料理を順番に運ぶ私は、民宿の亭主みたいである。土曜日にやっている「人生の楽園」というテレビ番組があるが、ほれ、あれに出てくる民宿の主人のようだ。彼らの多くは奥さんに比べて迫力不足であり、これも似ている。ただし、頭にバンダナを巻くようなキザなことはしない。

 2時間余りの食事を楽しんだ後、生石高原へワラビ採りに出かけた。連日多くの人がやって来るので、採れるかどうか心配したが、杞憂だった。みんな、太いワラビをたくさん採っていた。山蕗が採れる場所にも案内した。風味も柔らかさも申し分ないので、美味しい佃煮が作れるだろう。

 わずか半日の滞在だったが、われら山暮らしの一端を味わってもらえただろう。「美味しかった」とお礼を言われたが、まぁ、お世辞半分としても、一応満足してくれたようだった。一行が紀伊山地の秘湯・龍神温泉に向かうと、山小屋は潮が引くように静かな日常に戻った・・・。
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コメント

お久しぶりです!

ご馳走とは、もてなす側が来客に対し走り回ると書く・・・
拝読させていただき、ご来賓はさぞ満足であったろうと思いますm(_ _)m

 いや~、好いですね。写真の皆さんの雰囲気で、よ~く分かります。<山の薫風に好人集いて、半日を過ごす。是、好日の極致なり。>って処でしょうかね。一番奥の方が、兄上でしょうかね。

 ブログで通い合う<類は、友を呼ぶ>の実体験をした私には、兄貴も、ファンの皆さんの気持ちが、良く分かります。人間の心、気持ちは、こうで為くちゃ行けませんよね。心、気持ちを裸にした時に、相互に通い合うそよ風ほど心地好い物は無いでしょうし、人間同士の楽しみの最たる物ですね。

 それに引き換え、下界のギスギスした携帯片手の無機質日常とは、楽しみ、愉しみ、和み知らずの真に勿体ない時の酷使者、ボンクラ者の世渡りと云う物ですね。私も、何時の日にか、お仲間に入りたいと思っている次第でありまする。へへへ。

   タマモクロス さんへ

 いや実際、走り回りました。
海へ、山へ・・・。
ま、何とか形になり、ほっとしています。

   アガタ・リョウ さんへ

 そうですね、ブログを読んでもらっているというのは、筆者の側からすると、連帯感のようなものがありますよね。アガタさんがおっしゃるように、「好日の極致なり」とまではいかないでしょうが、ま、それなりに「好日」だったと思います。
 奥の男性は兄ではなく、東京のお医者さんです。兄はトイレでも行ったのでしょうか?
 いつの日か、Tさんもお連れして、どうぞお越し下さい。「山の薫風に好人集いて」・・・。」

山海の珍味でおもてなしされたのですね。さぞかし喜ばれたことでしょう。鮎釣、贅沢言うたら罰があたりますよ。

昨日久しぶりにクールへ行って来ました。
先生もお元気でしたよ。

飛距離が落ちた原因を教えていただきました。

こちらには、いつお帰りですか??

   まるまる さんへ

 ええ、喜んでいただけました。
もてなして、喜んでもらえるのが一番うしいですよね。
そのうえ、「美味しい」と言っていただければ、なおさらです。
 これからは、鮎釣りで忙しく、なかなか大津には帰れません。もうゴルフをやめていますしね・・・。
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 兄の友人たち男女8人が生石高原のわが山小屋にやって来た。一昨年に続いて2度目の訪問である。一行は東京や愛知など都会で暮らしており、自然と温泉を楽しむ旅の途中に立ち寄ってくれた。 日ごろ静かに暮らしているわれら夫婦にとって、大挙8人ものお客は珍しくもあ...

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