駆け足で秋の足音が・・・

 夏の終わりと、秋の始まりが交錯する今頃の季節、ふと、一抹の寂しさに襲われるのはなぜだろうか。

 ここ標高800mの生石高原には、すっかり秋の気配が漂っている。草原すれすれに、空気を切り裂くように飛んでいたツバメの数がめっきり減ったように思う。もう、南の島に飛び立ったのだろうか。

 ツバメに代わってトンボが群れをなして飛んでいる。草原を歩いていると、トンボとぶつかりそうになる。思わず童謡「赤とんぼ」を口ずさむ。なぜか胸に迫るものがある。

       夕焼小焼の、赤とんぼ
                負われて見たのは、いつの日か・・・

 空に目を向けると、牛乳のような色をした入道雲が湧き上がっている。少し目を転じれば、刷毛で掃いたような秋の雲がある。もうこんな季節になったのか・・・。季節の移ろいの早さに、焦燥感が胸を締め付ける。

 生石高原は、花の宝庫である。カワラナデシコは例年にも増して、花の数が多いように思う。まさか、ナデシコジャパンの五輪大活躍を祝っている訳ではあるまいが・・・。花はぼちぼち終わりに近い。

 秋の七草オミナエシが咲き出している。ススキの間に黄色い花が風に揺れている。「女郎花」とも書き、女性の美しさを表す花だという。万葉集にも多く詠まれているらしいが、一首も知らない。

 北アルプスなどに群生するクルマユリは、生石高原でもたくさん見られる。緑一色の草原に鮮やかな彩りを添えてる。どこか毒のある色合いだが、それだけに刺激的でもある。

 お盆が過ぎると、わが山小屋のウッドデッキには大挙ヤマガラがやって来るようになった。餌台にヒマワリの種を置こうとすると、指をこじ開けるようにしてついばむのだ。冬に備えてどこかに隠しているのだろうか・・・。餌代も馬鹿にならないが、その可愛さには代えられない。

 このところ、早朝と午後、必ずと言っていいほど雷鳴が聞こえてくる。これも季節の変わり目の特徴だろうか。今朝ウッドデッキに出ると、紀淡海峡に虹がかかっていた。珍しいことだ。

 秋は駆け足でやって来るだろう・・・。

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コメント

こんばんわ~

まだまだ暑いですが、お元気にされてますか?
尼崎も昼はまだまだ猛暑ですが、晩は虫が鳴き出しました♪

   タマモクロス さんへ

 こんばんわ。こちらはすっかり秋の気配。
日が沈むと、寒いですよ。
 釣行記、大笑いしながら楽しく読ませてもらっていますよ。いやはや、50センチのコロダイは立派ですね。
 鮎は川がパッとせず、苦戦が続いています。まぁ、有田川は9月に入ると本格化するのですが・・・。頑張ってみます。
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