山小屋の様子見に

 2週間ぶりに、紀伊山地のわが山小屋へ様子を見に来てみた。標高が高いここの冬はひどく寒いため、今年から空き家にしていた滋賀の自宅へ一時逃げ帰っているのだ。いわゆる、冬季限定の疎開である。

 案の定、山小屋は凍り付いていた。昼間なのに、室内の温度は氷点下1度である。薪ストーブをガンガン焚くが、そう簡単には暖かくならない。水道の元栓を開けると、水もお湯も出てきたのでひと安心と思いきや、流しも風呂も配管が凍っていて、排水出来ない有様だ。流しと浴槽にお湯を張り、暖めること小一時間、やっと水が流れ出した。

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 変わったことと言えば、縁の下に積んでいた薪が崩れていたことだ。年末、遊びに来ていた娘と女房が積んでくれたのだが、やはりそこは素人である。薪の形状を考えずにただ積むだけだと、とどちらかに傾いて崩れやすいし、隙間も出来て安定が悪い。薪と薪の組み合わせが肝心である。

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 ウッドデッキに面したガラス戸に私の影が見えたのか、野鳥のヤマガラがやって来て室内を覗き込んでいる。いつもヒマワリの種を置いてやっていたが、年末から留守にしていたのでひもじい思いをしていたのだろう。すぐに飛来したところをみると、ずっと待っていたのだろうか。いとおしくなる。

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 いとおしいと言えば、峠のワンちゃんもそうである。生石高原のわが家へ行くには、峠を越えてさらに山道を登らなければならない。ワンちゃんはその峠の一軒家で飼われている。車で通りかかると、いつもの場所に鎖でつながれていた。「おーい、元気か?」と言って近寄ると、尻尾をちぎれんばかりに振り、クーンと甘えた声を上げた。

 実はこのワンちゃん、少しアホである(ごめんネ)。散歩のついでに立ち寄ってパンをあげたり、車で通りかかれば窓を開けて声をかけたりしていた。どうも顔が覚えられないらしく、最初のころは、近寄ると後ずさりして怯えていた。何ヶ月もかかってやっと顔を覚え、今では言ってもいないのにお手をして愛嬌を振りまく。

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 3日間滞在して山小屋を後にした。峠に差しかかると、そのワンちゃんはちょっと間の抜けたいつもの表情で見送ってくれた。次に山に登ってくるのは何時になるだろう。山の仲間は風邪をひかないだろうか。水道は大丈夫だろうか。ヤマガラは無事に冬を越せるだろうか。心配すればきりがない・・・。

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コメント

おそらく、滋賀の自宅で生石高原の事が気になって、じっと出来なかったんですね!気持ちが良く分かります。寒くて大変なのに、それでも帰宅した翌日にはもう曽爾の事を考えている自分がいます。仕事に集中出来ないくらい(笑) 早く春が来ると良いですね!

   Nagahiroy さんへ

 返信が遅くなりました。
実は、大津にインターネット回線が引かれていませんので、パソコンをかついでモバイルポイントまで行ってネットを使っています。もう、不便で仕方ありません。
 まぁ、曽爾は逃げて行きませんので、じっくりくつろげる日を楽しみに待って下さい。横浜の仕事が順調でありますように・・・。
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