森に暮らすひまじん日記

第二の人生を歩む私たち夫婦は、和歌山の生石高原に近い森の中で暮らしています。豊かな自然の恵みにあずかりながら、有機栽培で野菜を育てたり、近くの渓流や海で魚を釣ったりする気ままな日々です。そんな暮らしぶりを綴っています。 
 

山桜が満開・・・山菜の季節

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 ここ紀伊山地の生石高原では、やっと山桜が満開になった。標高800m余りの高地だから、春は里より半月遅れでやって来る。山桜は白い花と一緒に赤い葉が芽を出し、そのコントラストが実に美しく、味わいもある。

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 山桜の花びらが舞い出すと、高原は本格的な山菜の季節である。ワラビやゼンマイが眠りから覚め、タラの芽が膨らんでいる。山菜の季節を迎えて、春本番に包まれる喜びを噛みしめる。

 先日、高原を歩いていたら、ツバメが二羽飛んでいた。今年初めての目撃だ。二十四節気では四月初旬が「玄鳥至る(つばめきたる)」の候だが、高原への飛来は暦よりも10日ほど遅い。

 昨日まで暖かかったのに、今日は一転して北の風が強く、寒い。週末になると、高原は山菜採りの人たちが大勢来るので、今日のうちに山菜を採っておこうと、女房と連れ立って出かけた。

 ワラビは少し大きくなっていて10~15センチほど。これから大きくなる予備軍は無数にあり、1週間もすると最盛期を迎えるだろう。とりあえず、今晩と明日に食べる分だけ50本ほど採った。

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 次は山ウド採りだ。ワラビ、ゼンマイ、タラの芽、コシアブラ、ヤマブキなど山菜の種類はたくさんあるが、その女王は何と言っても山ウドだろう。香りがいいのはもちろんだが、野趣あふれる味わいと食感は、「比類がない」とでも言いたくなるほどだ。天麩羅や酢味噌で食べるのが一般的だが、キンピラにしたり、サラダ感覚で食べたりするのもいい。

 今の時期だと、山ウドの葉が少し出ているだけで、なかなか見つけにくい。前年の枯れた茎の周辺を探せば、親指の先ほどの茎が見つかるはずだ。まだ地上に姿を現す前の白い茎が柔らかくて、風味もあり、最高である。

 ワラビはいくらでもあるが、山ウドはそうざらにある訳ではない。だからつい欲が出て採り過ぎるきらいがある。この日も必要以上に採ってしまい、人格が疑われそうだから写真でお見せするのはその一部である・・・。

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