森に暮らすひまじん日記

第二の人生を歩む私たち夫婦は、和歌山の生石高原に近い森の中で暮らしています。豊かな自然の恵みにあずかりながら、有機栽培で野菜を育てたり、近くの渓流や海で魚を釣ったりする気ままな日々です。そんな暮らしぶりを綴っています。 
 

ロボットの達人は・・・

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    上の写真は、文章と何の関係もないわが家の笹ユリ。あたりに甘い香りが漂っている。

           *     *     *     *     *

 あれは20年ほど前だったと思う。女房と一緒に、大津の自宅近くにある釣り具店を覗いた。その店に、目鼻立ちの整った少年がいた。女房が「ほれあの子、娘の同級生なのよ」と言った。

 その後も店を訪れる度に、少年はいた。多分、店でアルバイトをしていたのだと思う。当時、高校2年か3年だったはずで、大学受験を控えていたが、釣りに熱中していたとも聞いた。

 先日の新聞に、世界初の会話ができるロボットが完成したという記事が載っていた。開発者の名前は「東京大特任准教授・高橋智隆」と書かれていた。あっ、あの子だ。釣具店にいたあの子なのだ。

 ちなみにこのロボットは、8月に種子島からH2Aロケットで宇宙ステーションに打ち上げられ、長期滞在する宇宙飛行士・若田光一さんの話し相手になるという。日本語を聞きとり、身ぶり手ぶりを交えながら会話できるのだ。

 彼のことをネットで調べると、ロボットの研究、設計、デザイン、製作を手がけ、世界からも注目されている人物らしい。米ポピュラーサイエンス誌では「未来を変える33人」の一人に選ばれた。

 比叡山中学、立命館高校、立命館大学へと進んだ。就職が決まりかけたが、子供のころからの夢であるロボットを作りたいと、予備校で勉強して京大工学部に再入学。今では世界的なロボットクリエーターとして名を馳せている。

 努力すれば夢は実現できるという成功体験をよく聞かされるが、それはごく稀な事だろう。努力しても報われない人の方がはるかに多いのがこの世である。彼の場合は、ほんの一握りの成功者だろう。

 釣り具店で見かけただけで、彼の事はよく知らないが、どうも彼には「汗と涙の努力」という言葉がピンとこない。どこか飄々としていて、受験生なのにアルバイトをし、釣りに夢中になる。しかしその分、発想が少年のように自由で広く、面白いロボットを作るのだろうと思えたりするのだ。

 それにしても、彼の両親も凄いなぁと思う。放任主義ではないのだろうが、息子の好きなようにさせたのだ。なかなか出来ることではい。振り返れば、私などはわが子を達観することが出来なかった。その結果が、あぁ・・・。

 
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