ヤマガラが戻って来た・・・

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 野鳥のヤマガラは、われら家族の一員である。森の中にぽつんと建つ山小屋での暮らしは、人とのコミニケーションがそれほど濃い訳でない。だから、いつもわれら夫婦に寄り添ってくれるヤマガラは、実に愛らしい存在なのだ。

 山小屋のウッドデッキに置いている餌台には、餌のヒマワリの種を欠かさないようしている。いつもは20羽くらいが餌をついばみ、空中でもつれ合いながら遊んでいる。

 散歩に出ると、後を追って来て頭や肩に止まって餌をねだる。畑でも、裏のベンチでも、ヤマガラは私たちにまとわりつく。だからポケットにはいつもヒマワリの種を入れておいて、与えることにしている。

 しかし、今年は違った。ヤマガラがほとんど寄り付かなくなったのだ。これはわが家だけでなく、ここ生石高原の仲間の家でも同じだった。ブログを読んで下さっている人からも、寄りつかないというコメントをいただいたことがある。

 たまに飛来しても4、5羽くらいだ。餌を置いていても食べ残していることが多かった。孫が山小屋に来ると、手に餌を載せて食べさせるのを楽しみにしているが、今年のお盆はそれが空振りに終わった。

 なぜ寄り付かなくなったのだろう。餌になる昆虫が例年になく多いと言う人もいるが、真偽のほどは分からない。

 ところが今月下旬になると、急にヤマガラが来るようになった。以前とほぼ同じの20羽くらいの数だ。朝起きて階下に下りると、まだ外は薄暗いのにウッドデッキの手すりにずらりと並んで餌を待っている。

 餌がなくなると、ベンチの背もたれに止まり、ガラス戸越しに私を見つめて餌を催促する。それでも私が腰を上げないと、羽をばたつかせてホバーリングを繰り返す。これらの動作は毎年同じであり、同じヤマガラが山小屋の周辺に居ついているのだと思う。

 それにしても、餌がなくなるのが早過ぎる。不審に思ってヤマガラの行方を追っていると、種はほとんど食べず、地面や石の間に埋めているのだ。この習性は別に珍しいことではなく、秋になるといつもこうするのだ。冬に備えて餌を備蓄しているのだろうが、例年よりも早く冬支度しているように思う。

 ということは、今年の冬の訪れが早いということなのかもしれない。急にわが家に寄りつくようになったのも、保存しやすいヒマワリの種をもらえるからなのだろう。

 人間は暦を発明し、それをもとに田植えをしたり、冬の支度を始めたりする。しかしヤマガラたちには、実に正確に季節を知り、予知する能力があるのだと思う。

 ただその割に、ヤマガラには少々物忘れの癖があるようだ。今はせっせと種を地面に埋めるているが、どこに埋めたか忘れるらしく、翌年にはあちこちでヒマワリの花が咲く。まぁ、そこがまた可愛いのだが・・・。

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コメント

ちゃんとカメラ目線でこっちを見ているのがなんともかわいいですね~。
鳥の寿命というのはどれくらいか知りませんが、一族で訪ねてくるのでしょうか。
ここにはやさしい叔父さんがいるというのが世代を超えて知識として受け継がれているのかもしれませんね。

   イレグイ号 さんへ

 ヤマガラは、おっしゃる通りじっと相手の目を見つめます。だから可愛いのでしょうね。この山にも棲んでいるニホンカモシカも目をそらさず、見つめ続けてくれます。
 ヤマガラに寿命が何年くらいか分かりませんが、ここ4、5年、餌を食べにくる鳥は、その動作から同じとしか思えません。
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