森に暮らすひまじん日記

第二の人生を歩む私たち夫婦は、和歌山の生石高原に近い森の中で暮らしています。豊かな自然の恵みにあずかりながら、有機栽培で野菜を育てたり、近くの渓流や海で魚を釣ったりする気ままな日々です。そんな暮らしぶりを綴っています。 
 

リールを進呈する・・・女房喜ぶ

 女房が使っているリールが古くなったので、釣具店で「広告の品」を買い求め、女房に進呈した。何万円もする高級品もあるが、これは数千円の低廉商品である。それでも一応、性能には定評のあるシマノ製だ。

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 話を数日前に戻すと、台風26号が来る前、女房と由良湾へ行き、ボートからガシラを釣った。ブログで知り合った男性を釣り場に案内するため、下見を兼ねての釣行だった。この日は波が高く、湾奥のポイントに着くまでに二人とも波をかぶってびしょ濡れになっていた。

 ボートが揺れて当たりが取りにくかったが、いい型のガシラがボチボチ釣れた。波が高くなったので帰ろうと思った時、女房のリールがトラブルを起こした。風にあおられて糸がスプールから飛び出し、絡んでしまったのだ。

 私は何十年も釣りをしているので、絡んだ糸をほぐすコツを心得ている。コツと言えるほどではないが、要するに短気を起こさず、根気よくほぐすだけである。数分かかって何とか糸をリールに戻した。仕掛けは海底に下ろしたままだったので、女房は仕掛けを回収するためリール巻いた。

 すると、「あれ?重い、重い」と言って、この日一番の大物を釣ってしまったのだ。リールのトラブルが招いた思わぬ幸運であった。しかし釣り人にとっては納得のいかない釣果なのだ。魚の当たりを取り、ちゃんと合わせて魚を手にしてこそ、真に喜べる。ところが女房は、自分の腕で釣ったように無邪気に喜んでいた。

 家に帰ってそのリールを調べたところ、ベールが甘くなっていて空回りすることがあった。この日、糸が飛び出してクラッシュしたのも空回りが原因だった。リールを巻けばガー、ガーと嫌な音も出る。それもそのはずで、このリールを買って10年くらいは経つ。そろそろお払い箱にする時期に来ている。

 そんなリールを弟子の女房に使わせておくのは忍びない。それに、いつも釣果で女房に負けているのだが、ガタのきたリールを使っても勝ったと言われれば、それはそれで悔しい。もうひとつ、新しいリールを買ってやれば励みにもなり、また釣りに行きたいと思うはずだ。

 道糸も一新したリールを手渡すと、女房は「プレッシャー感じるけど、頑張る」と素直に喜んでいた。うん、これでいい・・・。 
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   08:29 | Comment:2 | Trackback:0 | Top
 
 
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 イレグイ号 [URL] #-
「大人と子供の違いは持っている道具の違いだけである。」というのは開高健のことばです。
弘法筆を選ばず。奥様は偉大な釣り師です!!
 2013.10.17 (木) 22:56 [Edit]
 森に暮らすひまじん [URL] #-
     イレグイ号 さんへ

 開高健の言葉、有難うございます。
私が言っても何でもないですが、師の手にかかると、含蓄があふれていますよね。
 私は何でも道具から入りますから、あんなリールは我慢ならないのです。
 2013.10.19 (土) 11:45 [Edit]






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